8月28日前場の東京株式市場は続伸。日経平均株価は、前営業日比211円47銭高の4万2731円74銭で午前中の取引を終えた。一時214円45銭高の4万2734円72銭まで買われる場面があった。エヌビディアが決算発表後の時間外取引で下落したことを受けて売り優勢で始まったが、買い戻しが入ってプラスに転じたという。
【主要指数】
・日経225: 42,731.74(+211.47)
・TOPIX: 3,082.08(+12.34)
・ドル/円: 147.31(-0.13)
・ダウ: 45,565.23(+147.16)
・ナスダック: 21,590.14(+45.87)
・SOX: 5,824.61(+16.69)
こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は29銘柄(30%)、下落は61銘柄(64%)、変わらずは6銘柄(6%)で、売り優勢だった。主力銘柄については積極的に買う動きに乏しく、全体的には様子見ムードといった印象だ。出遅れ感のある中小型株や材料株が循環的に買われている。
大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、任天堂<7974>が高く、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が安い。
その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>が高く、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が安い。
モバイルゲーム系の銘柄は、コロプラ<3668>が高く、MIXI<2121>、モバイルファクトリー<3912>が変わらず、サイバーエージェント<4751>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、ケイブ<3760>が安い。
アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、GENDA<9166>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が高く、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>が安い。
最後に騰落ランキングを見ると、サンリオ<8136>やKLab<3656>、Link-U<4446>、モイ<5031>が値上がり率上位となり、イオレ<2334>、アクセルマーク<3624>、クシム<2345>、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が値下がり率上位となった。
■ゲーム・エンタメ関連株一覧