『ELDEN RING』の実写映画化で監督を務めるアレックス・ガーランドは、フロム・ソフトウェアの宮崎英高から承認を得るために、かなりの努力をしたようだ。
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『エクス・マキナ』や『シビル・ウォー アメリカ最後の日』などの監督作で知られるガーランドは現在、自身が大ファンだと公言するゲーム『ELDEN RING』の実写映画化に取り組んでいる。このプロジェクトはA24とのタッグによるもので、『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者として知られ、『ELDEN RING』の世界観構築に携わったジョージ・R・R・マーティンもプロデューサーとして参加する。
The New Yorkerの報道によると、ガーランドは正式な依頼を受ける前に、160ページに及ぶ「壮大な」草稿を、40ページのイメージ資料を添えて仕上げたという。そのうえで日本へ飛び、『ELDEN RING』の「とらえどころのない」クリエイターである宮崎英高に直接企画を売り込んだ。結果はもちろん、良好なものだったようだ。
そしてついに『ELDEN RING』の映画化が実現することとなったわけだが、その内容についてはまだほとんど明かされていない。わかっているのは、ガーランドが原作ゲームの熟練プレイヤーだということである。今年6月、彼はIGN USに対し『ELDEN RING』はもう7周目に突入していると明かし、自身が最も苦戦したボスについても語った。
映画『28日後…』から23年ぶりに脚本を手がけた『28年後…』の公開に先駆け、IGN USの取材に応じたガーランドは、『ELDEN RING』に登場する敵の中で自身が最も手強いと感じた相手は、ミケラの刃、マレニアだと明かしている。
「マレニアが強いですね」とガーランドは言う。「今は7周目に入りました。レベルアップして、体力も十分、強い剣も装備して、何度も何度も、繰り返し繰り返し立ち向かうんです」
「これは『DARK SOULS』で覚えたやり方です」とガーランドは続けた。「これでうまくなるというより、無限に試行錯誤して偶然うまくいくような感じです。やり続けていれば、いつかは倒せてるんです」
また、ジョージ・R・R・マーティンは同じく6月、『ELDEN RING』の映画化をアレックス・ガーランドが手がけることにワクワクしていると言及。自身のブログで、ガーランドを「一流の監督」、製作会社のA24を「最高」と評している。さらに、このプロジェクトの発表を聞いた際の心境について「希望に満ちている」と述べ、YouTubeで「『ELDEN RING』の映画化が失敗しない理由」というタイトルの動画を投稿した。
映画化決定に興奮を隠せない様子のマーティンだが、現時点では、実際の製作については言及していない。彼は現在、ヘラクレスを題材にした大人向けアニメ映画をはじめ、数多くのプロジェクトを同時進行で抱えている。
『ELDEN RING』実写映画化の詳細は不明だが、ガーランドは『HEARTSTOPPER ハートストッパー』や『Warfare(原題)』で知られるキット・コナーを重要な役に起用し、再タッグを組むことに意欲的だと報じられている。現時点で映画の制作は始まっておらず、公開日も未定だ。
エクス・マキナ
2015年
監督:アレックス・ガーランド
出演:アリシア・ヴィキャンデル、オスカー・アイザック、ドーナル・グリーソン、ほか
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