パク・ミニョン主演ドラマ『コンフィデンスマンKR』が話題を呼んでいる。古沢良太のオリジナル脚本により、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世らの出演で人気を博してきた『コンフィデンスマン JP』シリーズ。同作を原作に、パク・ミニョンをはじめとする韓国人キャストとクリエイターによってリメイクされたクライムエンターテインメント『コンフィデンスマン KR』が、9月6日からPrime Videoで配信されるのだ。
『コンフィデンスマンKR』©2025 TME Group Co.,Ltd. All Right Reserved
悪党を巧みに出し抜く3人の詐欺師の活躍を描く本作で、パク・ミニョンは幼少期のある出来事により、表舞台から遠ざかった財閥令嬢ユン・イラン役を演じる。彼女はIQ165というズバ抜けた頭脳と知性を兼ね備えた天才詐欺師のリーダーとなって、仲間の詐欺師とともに悪党が不正に得た金を奪い取っていく。仲間の詐欺師には、映画『サスペクト 哀しき容疑者』や『イカゲーム』シーズン3のパク・ヒスンがチームを支えるクールなジェームズ役、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』や日本のドラマ『スロウトレイン』(TBS系)にも出演したチュ・ジョンヒョクが温和でチームのムードメーカーとなるミョン・グホ役を担当する。
パク・ミニョンがセレブリティや実業家に変装 『コンフィデンスマンKR』本予告公開
9月6日よりPrime Videoで配信されるドラマ『コンフィデンスマンKR』の本予告が公開された。
2018年4月期のフジ…
予告編を観るだけでも、ユン・イランが大暴れする様子に惹きつけられるのだが、「本作でパク・ミニョンのコメディエンヌぶりが開花するのでは?」と期待せずにはいられない。詐欺師という役どころとあって、ケースごとに名前も職種も背景を変化させるわけだが、真っ赤なドレスや白衣や黒いスーツ姿などさまざまな衣装を身にまとい、髪型も茶髪のポニーテールからハイトーンのロングヘアまで、メイクもそのときどきでガラリと変えて、しかもどれも美しい。時にシャープに、時にエレガントに、色とりどりの姿を披露するユン・イランは、容姿端麗なパク・ミニョンにぴったりの役かもしれない。3人の詐欺師たちが掛け合うコミカルなシーンなど、これまでにない彼女の振り切った演技が見ものである。
『コンフィデンスマンKR』©2025 TME Group Co.,Ltd. All Right Reserved
そんなパク・ミニョンについて、注目のドラマを中心に振り返りたい。1986年3月4日生まれの現在39歳。2005年にテレビCMで芸能界入りし、2006年にシットコムドラマ『思いっきりハイキック!』で女優デビューを果たし、MBC放送演芸大賞のシットコム部門で新人女優賞を受賞。2010年に男装ヒロインを務めた『トキメキ☆成均館スキャンダル』では、男装だとわからないように寄宿舎生活を送るキム・ユニ役として、恋と友情が生まれ成長する姿を届け、KBS演技大賞優秀演技賞を受賞。パク・ミニョンをはじめ、若手時代のソン・ジュンギらとともに一躍脚光を集めた。