ミッチェルさん
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オペラ歌手でお笑い芸人としても活動したミッチェルさんが18日、子宮体がんのため逝去したことが分かった。47歳だった。25日、吉本興業が発表した。
吉本興業はFANYマガジンを通じて「8月25日(月)、ミッチェルが8月18日(月)に子宮体がんのため逝去したと発表しました」と報告した。「故人生前に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」と追悼している。
昨年3月、FANYマガジンのインタビューで子宮体がんステージ4であることを公表。医師から「手術をしても5年生存率は20%」と告げられたことを明かしていた。
闘病公表後も活動を続け、今年7月8日放送のTBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」への出演が最後の芸能活動だった。
ミッシェルは1978年、静岡県出身で、2歳半からピアノを始め、高校、大学では声楽を学び、在学中から音楽家として活動。その後もオペラ歌手としてだけではなく、幅広いジャンルの歌い手として活動し、2010年には日本卓球連盟 JTTA 決勝戦で国歌斉唱を担当したほか、作詞家としても活躍。
2019年、40歳でNSC(東京25期)に入学。同期生から“25期の母”と親しまれた。卒業後は音楽家からの愛称である「ミッチェル」の芸名で芸人としても活動。配信アプリ「17LIVE」内で開催された「よしもと100人ライバープロジェクト『イチナナ-1グランプリ』」で2位となるなど、多彩な才能を発揮していた。
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