ARATA TOMORI×LANCÔME
【スペシャル対談】美肌の扉を開く合言葉は「回復科学」
皮膚科医・内科医。最新の皮膚科学、スキンケアテクノロジーに精通。数多くのメディアで、医師の視点からコスメ選びの極意を発信。
「回復科学研究が進めば肌悩みを個別にケアする時代は終わるかも」
ロレアル研究員 サイエンス コミュニケーション エキスパート
片岡優理さん
全世界に向けたスキンケア製品の研究開発と、そのコミュニケーションを担当。
「回復科学発想で365日ダメージから回復していれば、肌はもっと強く美しくなれるんです」
βグルカンCMは
美の回復の扉を開ける「鍵」
友利 私たちの肌は毎日、紫外線や乾燥、大気汚染、睡眠不足、食生活などのストレス要因にさらされています。このストレス要因が、知らず知らずのうちに酸化や炎症を引き起こし、くすみ、シワ、たるみ、毛穴目立ちなどの肌トラブルやエイジングサインの引き金になっているんですよね。
片岡 本来、健康な肌には、そうしたストレス要因をはね返し、酸化や炎症が起きても自然に回復する力があります。でも、残念なことに年齢を重ねるにつれ、この回復力は低下してしまうんです。
友利 これまでは、くすみ、シワ、たるみ、毛穴目立ちなど、肌トラブルは個々にケアしてきたけれど、すでにやり尽くした感が。それに、年齢を重ねるにつれ肌トラブルが複雑になって対処しきれない。これからは、もっと根源的なケアのニーズが高まりそう。
片岡 ランコムではまさに、肌トラブルやエイジングの根源をとらえ、回復科学の研究に28年もの歳月を費やしてきました。ずっと注目してきたのが、肌細胞の内部にある分子、Nrf2です。
友利 Nrf2! まさに回復への扉ともいうべき分子ですよね。
片岡 閉まったままになっているNrf2の扉を開けるため、私たちが苦労の末に見つけ出したのがβグルカンCM。βグルカンCMは回復への扉、Nrf2を開ける「鍵」のような存在だったのです。
友利 回復の扉が開くなんて、ワクワクします。私はスマートフォンなどのガジェットを含め、新バージョンが出たらすぐに更新する派。科学もこれだけ進化しているんだから、取り入れないなんてもったいない!
ランコム28年の研究で見出した
"美の回復スイッチ"を活性化するのが
βグルカンCMなんです
「回復科学発想の原点は創傷治癒。βグルカンCMは、医学の分野でより速く、より綺麗に傷跡を治すことが知られています。ただ、βグルカンCMの由来や純度によっては、炎症を起こしてしまったり、逆に治癒を遅くしてしまう恐れも。慎重に選別したβグルカンCMが、私たちが長年研究している“美の回復スイッチ”Nrf2へ作用していることを確かめられたのは、偶然の必然ですね。」(片岡さん)
美の回復ケアは、
これからの「常識」になっていくはず
「βグルカンCMといえば、長らく腸活などで知られ、スキンケアではメジャーではなかった成分。昨年、ランコムがβグルカンCMに着目したと聞いたときは、正直なぜ?と思ったんですが、Nrf2を活性化すると聞いて納得。しかも、今回片岡さんのお話をうかがって、βグルカンCMへの期待がますます高まりました。ランコムといえば、美肌菌科学など常に時代の先を走り続けるブランド。回復科学発想も、これからの常識になっていくのは間違いありません。」(友利先生)
●お問い合わせ/ランコム
0120-483-666
撮影/岩谷優一〈vale.〉 ヘア&メイク/鈴木京子(友利先生) 取材・文/小田ユイコ 編集/吉田百合(MAQUIA)
公開日:2025.08.21