仁科亜季子公式インスタグラム(nishina.akiko_official)から
女優の仁科亜季子(72)が22日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。父で歌舞伎俳優の岩井半四郎さん(2011年死去、享年84)と母で元女優の月城彰子さん(10年死去、享年89)について語った。
司会の黒柳徹子から半四郎さんについて振られると、仁科は「父は昔の歌舞伎役者としてはかなり発展的だったんでしょうか?例えば自分のプロダクションを作ってしまったり、野球チームを作ってしまったり、映画にも出させていただいたり、レコードも出したりなんかして」と振り返った。
黒柳が「それでラジオとかテレビにもね、出てらっしゃいましたもんね」と続けると、仁科は「そうなんです。その陰では母は苦労してたんだんじゃないかなと思います」と苦笑した。
月城さんは結婚前は舞台女優だったとも明かされ、「はい。松竹」と松竹少女歌劇団(のちの松竹歌劇団)に在籍したと言い、黒柳は「7歳年上の姉さん女房」とも紹介した。
仁科は「父は甘えっぱなしでしたね。母はもう本当にお弟子さんも毎日のようにいらしてましたし。いろんな意味で大変だったと思いますけれども。結構、なんて言うんですか?慎重派だし、いろんなことを考えて、お弟子さんが第一だったんです」と回顧した。
「もう、お弟子さんに何かがあったらいけないっていうので、地震があったらいけないって、お布団も何組もそろえてたし、食料品もそうですし。小さい頃は自宅で舞台がありましたから、お料理をしてると、お料理のにおいがお弟子さんに。かわいそうでしょうって。おなかすいてらっしゃるのに黙ってなさいって。小学校の時なんかは、おなかすいたねって言いながら」と証言した。
自宅で舞台があった際には弟子を気遣い「煮炊きしないので。だから下準備は私が刻んでおいたりなんかしますけれども。まだ小学校ですから、お料理なんかあんまりできなかったから」と仁科。月城さんは弟子が帰ってから料理をしていたと確認されると「はい」とうなずいた。
また祖父については「日本舞踊だった」とも伝えられ、「はい。祖父が花柳の方で師範をして、皆さんに教えてやってました」とも語った。
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