8月20日の東京株式市場では、日経平均は大幅続落し、前日比657.74円安の4万2888.55円で取引を終えた。米国市場で半導体大手の米エヌビディアが大幅安となるなどハイテク株安の動きとなり、国内市場も主力の半導体関連株に売り物が先行し、一時は下げ幅800円超となった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は20銘柄(21%)、下落は71銘柄(74%)、変わらずは5銘柄(5%)で、下落した銘柄が多数を占めた。
中で、イオレ<2334>が上げ幅を拡大して5日続伸したほか、KLab<3656>やアピリッツ<4174>、日本ファルコム<3723>などが買われた。
周辺株では、東大発のAIスタートアップである2WINSなどとのAIソリューション開発契約の締結を材料にAppBank<6177>が連日のストップ高となった。
半面、coly<4175>やシリコンスタジオ<3907>などの下げがきつく、家庭用大手ゲーム株ではカプコン<9697>やセガサミーHD<6460>が売られた。
前日8月19日にスマートフォン向け新作カードRPG『忘却前夜』の正式サービスを開始したオルトプラス<3672>は、目先の材料出尽くし感もあってさえない。