2025年8月20日

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鑑賞方法:映画館

人間ドラマが中心で、雪風はあくまでそのドラマの舞台といった感じです。
ですから、雪風の活躍を期待している人は物足りなく感じるかもしれません。
船好きの私としては、役者の熱演に対して、CGの質の低さと雪風全体が写るシーンが少なかったことが残念でした。
特に大和沈没の辺りは、映画のクライマックスのはずですが、艦橋の中の会話ばかりで、外からの視点の映像が少なく、話が飛びすぎて、まるでテレビドラマのようなチープ感が否めませんでした。
沖縄特攻から先は話が駆け足過ぎたので、万博や回想シーンを削ってでも、もう少し丁寧に描いて欲しかったです。

乗員の所作、言葉遣い、軍装はかなり正確に描かれている一方で、水兵が長髪だったり、対空戦闘中に鉄帽を被っていない兵が多くいるなどの違和感のあるシーンもありましたが、この点はオタ…いや、よほどこだわりのある人でなければ気にならないかもしれません。
実在した艦の話ですが、あくまでフィクションであり、史実と異なる部分も少なからずあるので、その点は割り切って観る必要があります。
戦争映画であるものの、悲惨なシーンは少ないので、子供でも安心して観ることができます。

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雪風 YUKIKAZE

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