現代百貨店・渋谷PARCOのポップアップ=現代百貨店グループ(c)KOREA WAVE

現代百貨店・渋谷PARCOのポップアップ=現代百貨店グループ(c)KOREA WAVE

【08月20日 KOREA WAVE】韓国・現代百貨店は9月19日、東京・渋谷の「渋谷PARCO」4階に、「ザ・現代グローバル」の常設リテールショップをオープンする。韓国百貨店が日本でKブランドを順次紹介するポップアップストアを運営した事例はあったが、常設店舗を開くのは初めて。

日本第1号となるザ・現代グローバル常設店舗は、1~2カ月ごとにブランドを入れ替えるローテーション方式が特徴だ。

初回に登場するブランドは、新進コンテンポラリーブランドであり、K-POPアイドルたちが着用して注目を集めた「トリミングバード(TREEMINGBIRD)」。10月16日までトリミングバードの店舗として運営され、日本のMZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)の嗜好を反映したヴィンテージスタイルのワイドパンツなど代表的な商品を紹介する。

今回のザ・現代グローバルリテールショップは、常設店舗であるという点で、従来のポップアップストア形式よりも立地戦略や運営方式において一段階進化したモデルだ。独自の流通網を構築することで、安定的な流通基盤の確保と、長期的なブランドイメージの構築の観点から転換点になるという。

これに先立ち現代百貨店は、今年5月、日本でファッションオンラインモールを主力事業とするスタートアップ「Mediquitous」に対し、300億ウォン規模の戦略的投資を実施した。

Mediquitousは2020年から日本でオンラインファッションモール「nugu」を運営しており、有名インフルエンサーとの協業マーケティングに強みを持ち、現在は100万人以上の会員数を確保している。

現代百貨店は東京を手始めに、今後5年間で日本国内に計5つのリテールショップを開設する計画だ。来年上半期中には、表参道のショッピングエリアに、約660㎡(200坪)規模の大型フラッグシップストアを開設する予定で、この店舗には10以上のKブランドが入店する。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News

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