映画「スーパーマン」の悪役などで知られる英俳優のテレンス・スタンプさんが17日に死去した。87歳だった。家族が明らかにした。ロサンゼルスで2008年12月撮影(2025年 ロイター/Mario Anzuoni)
[ロンドン 17日 ロイター] – 映画「スーパーマン」の悪役などで知られる英俳優のテレンス・スタンプさんが17日に死去した。87歳だった。家族が明らかにした。
ロンドンの貧しい家庭に生まれ、高校卒業後に広告会社で一時勤務したが、その後奨学金を得て演劇学校に進学。1962年に映画デビューした「奴隷戦艦」でアカデミー助演男優賞にノミネートされた。
ショーン・コネリーの後任ジェームズ・ボンド役は逃したものの、60年代後半にはイタリア映画に出演し、フェデリコ・フェリーニ監督作品に出演。78年公開の「スーパーマン」と80年公開の続編でクリプトン星の反逆者、ゾッド将軍を演じ、人気を博した。
その後も、トム・クルーズと共演した「ワルキューレ」(2008年)、マット・デイモンと共演した「アジャストメント」(11年)などで脇役を担った。
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