高島礼子
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女優の高島礼子(61)が15日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。芸能界の師匠について語った。
高島は25歳で人気時代劇「暴れん坊将軍Ⅲ」のお庭番として女優デビュー。MCの笑福亭鶴瓶は「松平健さんが見つけはったんやね」と松平の推薦で出演が決まったと紹介した。
高島は「ありがたいです。ただモデルだったんですけど、たまたまやってたCMを見ていた松平健さんが、ちょっとこの番組でお庭番やってみないかって声を」と明かした。
演技の難しさについて最初は「あまり考えてなかったですね」と高島。当初は半年ほどの出演を打診され「私ももう24(歳)だったので、モデルとしても先が見えなかったし、身長も168(センチ)ぐらいで小さかったから、これからどうしようかなって時だったんで、軽く半年間楽しんじゃおうかなって」と思っていたとした。
またMCの「Kis―My―Ft2」藤ヶ谷太輔が監督の宮越澄氏に事前取材を行ったと明かすと、高島は浴衣姿で宮越氏にテレビ朝日裏の庭園で同氏に演技の特訓を受けたと回顧。藤ヶ谷は「こんなにレッスンを、稽古を頑張った俳優はいないんじゃないか」と宮越氏の言葉を明かした。
宮越氏は高島がレースクイーンから和装になったため、歩き方や所作なども徹底指導。スタッフからは「次の子は大丈夫か」と心配の声も上がったが、その際松平が「いやもうバッチリです。本当に根性ありますよ」などとフォローしてくれていたとも語ったとした。
番組では松平からのメッセージも紹介。「頑張っていた姿が印象に残っていた」とし、その後映画「極道の妻たち」を見て「成長したなと思いました」、「芯が強く仕事に対して頑張り屋さんです」などと伝えた。
感動する高島に鶴瓶は「長いこと会うてはらへんのですか」と質問。高島は「不思議なんですけど、師匠なんですけど、特にご飯を食べに行くこともなく、連絡先も知らないです。でも師匠なんです」と回答した。
「『暴れん坊』を卒業して、もう35年ぐらいですよね。なかなかお会いできないんですけれども。その当時は、京都ではいろんな所に連れて行ってもらいました。ただ卒業してからはもう頑張んなさいって形で」と回顧。
それでも「私の初舞台の時には、一言も言わずに見に来てくださったんですよ」ともぶっちゃけ。劇場では松平が来たと大騒ぎであいさつをしようと探したというが「消えちゃって。いないんですよ、かっこいい。自分でチケットを(買って)見に来てくださって」と振り返った。
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