ヘアケア、オーラルケアに続き、今年7月にスキンケアラインが加わった梨花さんプロデュースの「AKNIR(アクニー)」。

「美容においていいと言われることはすべてやり尽くしたし、あらがいまくった」と笑う梨花さんに、だからこそたどりついた美容に対する思いをうかがいました。

加齢は受け入れる?あらがう? 「老化にあらがいまくった」梨花さんがたどり着いた結論_img0

梨花/モデル

1973年5月21日生まれ、東京都出身。19歳でモデルデビューし、各ファッション誌の表紙を多数飾りながら、バラエティー番組でもブレイク。36歳で結婚し、翌年に男児を出産。その後、生活の拠点をハワイへ移す。現在は日本とロサンゼルスとの二拠点生活を送っている。

前回記事「梨花52歳の実感「キレイに年を取れるか、取れないか」その分かれ目とは?」>>

 


――若いころは、美容医療も積極的に取り入れていたそうですね……?

今だから言えますけど、老化対策はひと通りやりました(笑)。

モデル仲間や美容の編集の方から「いい」と言われる美容施術は片っ端から試したし、アンチエイジングコスメもたくさん使って。

でも、今振り返ると「なぜ、あんなに必死になってやっていたんだろう?」って。

やらなくちゃいけない、という焦りが強かったのかな。老いに負けないように、ひたすらあらがいまくっていました(笑)。

――そんなふうに「あらがいまくった」結果、感じたことはどんなことでしょうか?

今、感じるのは「あらがいまくったけど、それ、自分のためになっていたのかな?」って。

今ほどSNSなどで簡単に情報を得られる時代でもなかったけど、仕事柄、情報は持っていたほうだと思うんです。

あらがう手段はいくらでもあったし。いろいろなコトを試していたけど、あらがえばあらがうほど、自分を苦しめていた気がします。

情報は持っていたし選択肢も多かったけど、心のどこかでもの足りなさを埋めていた感じでした。見た目やライフスタイル、子育てやキャリアも、他人と比べては「もっとやらなきゃ」と思い詰めていて。気づいたら、完全に負のループ(笑)。

思っていた以上に、他人の目や声に振り回されていたんだなって、気付いたんです。

あらがうことに疲れ、たどりついたのは?

 

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