とどまることを知らない、韓国ドラマブーム。当記事は、ライター・小澤サチエが、韓国俳優たちの芸能事情を語ります。
『愛の不時着』などで知られる、韓国のトップ女優ソン・イェジン(43)。2022年に俳優ヒョンビンと“不時着婚”をし、第一子を出産しました。
産休・育休に専念していた時期もありましたが、この秋ついに本格的な女優活動を再開するということで、ファンたちの期待が高まっています。
“国民の初恋”から、成熟した大人の女性へ!
43歳、母となった現在も変わらぬ美貌! 写真:アフロ
ソン・イェジンといえば、2001年のデビュー以来、清楚で透明感あふれるヒロイン像で一世を風靡した存在。2003年のドラマ『夏の香り』や映画『ラブストーリー』などでヒロインを演じ、当時は“国民の初恋”というニックネームで親しまれました。
また映画『私の頭の中の消しゴム』(2004)や『四月の雪』(2005)は日本でも大ヒット。当時から日本でも高い知名度を誇り、初期から韓流ブームに貢献してきた韓国俳優のひとりです。
近年は、日本の大ヒット映画をリメイクした『Be With You 〜いま、会いにゆきます』(2018年)や、世界的ヒット作となったドラマ『愛の不時着』(2019〜2020年)など、大人の女性としての深みを増した演技で、新たな魅力を開花。
さらに結婚・出産を経た今、どんな表情を見せてくれるのか、期待せずにはいられません。
なんと、あのイ・ビョンホンとの共演が決定!
ソン・イェジンの復帰作となる映画『仕方ない(原題)』は、パク・チャヌク監督が『別れる決心』(2022)以来3年ぶりに手がける待望の最新作です。しかも共演するのは、最近『イカゲーム』も話題になったばかりの世界的スター、イ・ビョンホン。イ・ビョンホン×ソン・イェジンという超大物同士の初共演、絶対に見逃せません……!
物語は、人生に満足し「すべて成し遂げた」と感じていた会社員ユ・マンス(イ・ビョンホン)が、突然の解雇に見舞われるところから始まります。妻ミリ(ソン・イェジン)と2人の子供、そして苦労して手に入れた家を守るため、マンスは必死の再就職活動に身を投じていきます。どんな危機にも動じず家族を支えるミリと、社会の荒波にもがくマンス。夫婦の奮闘と絆が、濃密な人間ドラマとして描かれます。
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