連続テレビ小説「あんぱん」第100話。朝田蘭子(河合優実)は八木信之介(妻夫木聡)と初対面し…番組公式X(@asadora_nhk)から

 女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は15日、第100話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。

 第100話は、ミュージカル「見上げてごらん夜の星を」は成功裏に幕を閉じる。しかし数日後、柳井嵩(北村匠海)は「みんなみたいな情熱は、僕にはなかった。ちょっと悔しいよ」。数日後、いせたくや(大森元貴)が訪れ「また一緒に仕事を」と提案したものの、聞く耳を持たない。柳井のぶ(今田美桜)の「やってみたらえいがじゃない」にも「僕の仕事に口出ししないでくれ」と珍しく強い口調で反論。以来、夫婦の仲はギクシャクし…という展開。

 のぶは帰宅が遅い日が続く。嵩に内緒で八木信之介(妻夫木聡)の雑貨店「九州コットンセンター」を手伝っていた。

 夜、朝田蘭子(河合優実)がのぶを訪ね、八木と初対面した。

 蘭子「姉がお世話になってます」

 八木「世話なんかしてないよ」

 のぶは嵩の現状を蘭子に相談。

 八木「あいつの書く言葉は全部、俺には詩に聞こえるけどな」

 蘭子「そんなふうにお感じになるあなたも詩人ですね」

 のぶ「(嵩の『メイ犬BON』を思い出し)ホンマや。詩人ですね」

 八木「ただの雑貨屋の親父だよ」「独立は考えないのか」

 蘭子「会社辞めたいと思うことはありますけど」「うち学歴ないやろ。タイプが早う打てても、それで見下す人はおるき」

 八木「逆境が、人に及ぼすものこそ輝かしい」

 蘭子「シェイクスピア?」

 八木「だから今の君があるんじゃないのか」

 八木と蘭子が共鳴したのは、シェークスピアの戯曲「お気に召すまま」にある一節「逆境が人に与えるものこそ美しい。それはガマガエルに似て醜く、毒を含んでいるが、その頭の中には宝石をはらんでいる」とみられる。

 次週予告。八木は蘭子に「妻と子には、絶対に生きて帰ると約束した」と自身の過去を告白。2人の関係が注目される。

 SNS上には「意外な出会い」「このライン?」「蘭子の今の表情」「八木さんと蘭子、お似合いだと思う」「八木さんにはやはり妻と子がおったんやな」「八木さんと蘭子、オーラのぶつかり合いに朝から猛烈にヒリついた」「蘭子にも八木さんにも幸せになってほしい」「蘭子と八木さんが交わるのは予想してなかったな。河合優実×妻夫木聡、何たる贅沢」などの声が続出。反響を呼んだ。

 18日から第21週「手のひらを太陽に」に入る。

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