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カニエ・ウェスト(Kanye West)、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)

人種差別発言でメジャーブランドとの契約を切られたり、元従業員からハラスメントで訴えられたりと、お騒がせという言葉で済ませるには重すぎる事件を起こし続けているイェことカニエ・ウェスト。彼の真の姿を探るドキュメンタリー作品『In Whose Name?』が間もなく公開される。今週その予告編がリリースされた。

作品にはカニエの元妻キム・カーダシアンも出演。予告編ではカニエに向かって「数年前のあなたはこんな人格ではなかった」と泣いているように言い、変わってしまった彼を責めるキムのコメントが音声で紹介されている。またカニエが「ある日目覚めたら、すべてを失っているなんて絶対に言わないでくれ!」と喚くと、それを宥めるシーンも。キムが「それは後で話しましょう、でも……」と言うと、カニエは「“でも”じゃない!」と怒鳴っている。

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カニエは2016年に双極性障害だと診断、それを2年後に公表している。しかしカニエ本人はこの診断は誤りだと否定。自分は自閉症だと度々主張しているが、薬による治療も放棄してしまったよう。カニエは予告編の冒頭で「5か月間薬を飲んでいない」と告白。「薬を飲むくらいなら死んだ方がいい」「薬に壊されるか、俺が薬を壊すかだ」と言い、「薬は俺たちの創造的な思考能力を奪う!」と怒ったように主張している。

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宗教を立ち上げようと計画、日曜日に礼拝を開催していた。カニエ・ウェスト(Kanye West)

作品はカニエが開催していた日曜礼拝や、2020年に出馬した大統領選についても追跡、アーティストとしてのカニエに止まらない彼の姿を描いているという。作品は9月19日にアメリカで公開される。どんな事実が明らかになるのか、続報を待ちたい。

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