エマ・ストーン、ゴールデン・グローブ賞Emma Stone attends the 82nd Annual Golden Globe Awards at The Beverly Hilton on January 05 2025 in...

Photo: Matt Winkelmeyer/WireImage

エマ・ストーンは、長年のコラボレーターである鬼才ヨルゴス・ランティモス監督の新作映画『Bugonia(原題)』で、髪の毛を剃り落とすシーンに挑んでいるそうだ。エマは今年1月に開催されたゴールデン・グローブ賞にピクシーカットで来場し、同作の役作りのために坊主にしたのではないかと噂されていた。これまでもランティモス監督作品で大胆な演技を披露してきたエマだが、今回の決断に親友ジェニファー・ローレンスは大反対だったそうだ。ジェニファーが「彼女に髪の毛を剃ってほしくなかった」とエマが表紙を飾るUS版『VOGUE』のカバーストーリーで明かした。

2003年の韓国映画『地球を守れ!』を基にした『Bugonia(原題)』は、陰謀論に憑りつかれた若者2人が、大企業の女性CEOを地球破壊を目論む宇宙人だと思い込み、拉致する物語。劇中、ジェシー・プレモンスとエイダン・デルビス演じる陰謀論者2人に誘拐されたCEO役のエマは、電動バリカンで髪の毛を剃り落とすシーンに挑戦している。

これまでも、ナタリー・ポートマンが『Vフォー・ヴェンデッタ』(2005)で、デミ・ムーアが『G.I.ジェーン』(1997)で頭髪を剃り上げるシーンを演じてきたが、その影響は大きかったようだ。ジェシーは同インビューで、「『さぁ、行くぞ……エミリーが頭を剃ったんだ』という感じだった。これは絶対良い作品にしなくちゃと思った」とコメント。

当の本人エマは撮影前、何年も前に乳がんの治療中に髪を失った母クリスタルに想いを馳せ、「母は勇敢だった。私は頭を剃るだけなのに」とトレーラーで泣き崩れたそうだ。しかし、いざバズカットにしてみると気に入ったそうで、エマは「こんなに気分が良いことはない。頭を剃った後の初めてのシャワーは本当に最高だった」と振り返る。ジェニファーも「正直、彼女は本当に美しかった。見事にやり抜いた」と賛辞を贈る。

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