主演:北川景子×監督:内田英治がタッグを組んだ映画『ナイトフラワー』に、「Snow Man」の佐久間大介、「SUPER BEAVER」の渋谷龍太が出演することが分かった。
内田監督自ら原案・脚本も務めた本作は、借金取りに追われながら、東京へ逃げてきた母親が、子どもたちの夢を叶えるために、ドラッグの売人になることを決意、危険な世界へと足を踏み入れていく衝撃のヒューマン・サスペンス。
同じく内田監督作品の『マッチング』、来年公開の『スペシャルズ』にも出演する佐久間が今回演じるのは、多摩恵(森田望智)の幼なじみで、密かに思いを寄せる池田海。ドラッグ密売の世界と多摩恵たちを結びつけるきっかけを作ってしまった後悔を胸に、多摩恵を守ろうと奔走する役どころだ。
本作が俳優デビューとなる渋谷は、街の麻薬密売の元締めで、永島夏希(北川景子)と取引をするサトウを演じる。
さらに、麻薬密売のネタを追う元刑事の探偵・岩倉役で渋川清彦、岩倉に大学生の娘の素行調査を依頼する総合病院の院長夫人・星崎みゆき役で田中麗奈、多摩恵が所属するジムのコーチ・柳一郎役で池内博之、借金があるジムの会長・多田真司役で光石研も出演する。
合わせて、売人になることを決意した夏希のボディガードを買って出る多摩恵、闇に足を踏み入れようとする多摩恵に警鐘を鳴らす海、夏希と麻薬密売の取引を交わすサトウの姿が追加された特報映像、新キャストの姿を収めた場面写真も公開された。
コメント佐久間大介
辛い人生の中でも、自分たちなりの幸せを模索しながら成長していく物語。
そんな作品に、海役として出演させていただき、とても嬉しいです。内田監督は、僕が映像作品で演技をする場所をつくってくださった恩師だと思っています。少しでも恩返しできたらという思いでこの作品に挑みました。
海は多摩恵がすべてのような子で、多摩恵を一番幸せにしたいと思っている。多摩恵の格闘シーンは、胸が押し潰されそうになりながら見ていました。海と多摩恵の普段のやり取りもあるので、そこで2人の距離感というものを感じてくれたらいいなと思います。
目を覆いたくなるような現実がありながら、友情や頼れる存在に救われる。映画を観た方にもそんな希望を感じていただけたら嬉しいです。
渋谷龍太
撮影前は今までにない緊張を感じましたが、北川さん、森田さん、佐久間さんはじめ、たくさんの方が助けてくださり、楽しく、興味深い現場になりました。サトウという人物のバックグラウンドを掘り下げ、自分なりにプロファイリングしながら内田監督と話し合い、ひたむきな姿勢で挑めた現場でした。一体どんな作品になるのか、今から楽しみです。きっと素敵な作品になるのではないかと思っています。私がどんな風にサトウを演じているかも含めて、この物語を楽しんでいただけたら幸いです
内田英治監督
長いお付き合いになってきた佐久間大介さん。多少でも彼の演技を知っていた気になっていたことをすぐに反省した。シリアスなヒューマンストーリーである今作「ナイトフラワー」では今までに見たことのない顔を見せてくれました。役柄である「海」のやり場のない愛情をナチュラルに表現してくれて、ご本人の感情の繊細さを垣間見た気がします。様々なジャンルで活躍中ですが、ぜひ俳優・佐久間大介をスクリーンで見ていただきたい。そして、初めてご一緒させていただいた渋谷龍太さん。言わずと知れたSUPER BEAVERのフロントマン。自身初の演技ということで一瞬心配しましたが、現場でそれは吹き飛びました。すごく難しい悪役を演じてくれ、モニターごしからも怖さが滲んでいた。ライブのステージ上とはまったく違う演技者でした。北川景子さん、森田望智さん、そして佐久間大介さん、渋谷龍太さん。この4人のシーン、本当に素晴らしかった。ぜひ映画館で!
『ナイトフラワー』は11月28日(金)より全国にて公開。