ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.08.12 15:24
Netflixオリジナルアニメ『K-POPデーモンハンターズ』のマギー・カン監督が9月に韓国を訪れる。
カン監督は9月18日、ソウル中区小公洞(チュング・ソゴンドン)のロッテホテルソウル・クリスタルボールルームで開かれる「グローバルメディアカンファレンス」に講演者として参加する。『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』公開以降、カン監督が韓国内で公式に活動するのはこれが初めてになる見通しだ。カンファレンスで、カン監督は『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』の成功の秘訣を語り、コンテンツ業界における革新と成長戦略を提示する予定だ。
今年6月に公開された同作は、悪霊と戦うK-POPガールグループ「HUNTR/X(ハントリックス)」を主人公にしたアニメーションで、カン監督のアイデアから始まった。韓国文化をベースにしたこの作品は公開と同時に世界中の大衆から共感を呼び、新たな文化的マイルストーンを打ち立てた。
同作はNetflixアニメ史上歴代興行1位を記録し、OSTの『Golden』『Your Idol』『Soda Pop」』などは米ビルボードチャートや英オフィシャルチャートを席巻。『Golden』は11日(現地時間)、米ビルボード(Billboard)「HOT 100」チャートで1位を獲得し、その人気を改めて証明した。
韓国系カナダ人のマギー・カン監督はソウルで生まれ、幼少期に家族と共にカナダ・トロントへ移住。カナダのシェリダン・カレッジでアニメーションを専攻した。ソニー・ピクチャーズ・アニメーションが制作した『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は、カン監督の初めての長編監督作品だ。
9月17日と18日の二日間にわたり開催される「グローバルメディアカンファレンス」は、中央日報創刊60周年を記念して行われる。「混沌の時代、境界を越える混種」をテーマに、18日にはマギー・カン監督のほか、映画『ゾンビになってしまった私の娘』の製作を手がけた「Studio N」のクォン・ミギョン代表、Netflix『イカゲーム』シリーズ主演の俳優イ・ジョンジェさん、『白と黒のスプーン ~料理階級戦争~』の製作会社「Studio Slam」のユン・ヒョンジュン代表が講演者として登壇する。
また、CNNのCEOマーク・トンプソン氏、SMエンターテインメント創業者で現A2Oエンターテインメントのキー・プロデューサーであるイ・スマン氏、ガールズグループi-dle(アイドゥル)のリーダー、チョン・ソヨンさんらが基調講演とテーマ発表を担当する。
17日のイベントは「ニュースの未来、未来のニュース:指定生存者の条件」をテーマに、韓国メディアのデジタル転換とニュースルームの革新、購読戦略、AI(人工知能)の活用、グローバル成功事例について取り上げる予定だ。
「グローバルメディアカンファレンス」のチケットは20日からNOLインターパークで購入可能。チケットは1日券と2日券があり、特別割引が適用される早割チケットは20日から26日深夜まで販売される。