8月7日前場の東京株式市場は3日続伸。日経平均株価は、前営業日比319円82銭高の4万1114円68銭で午前中の取引を終えた。反落で始まったものの、売り買い一巡後にはプラスに転じた。日本との相互関税は従来税率に15%上乗せするものであるとの報道や、米国に輸入される半導体に100%の関税を課すとトランプ大統領が表明したものの、市場の反応は限定的だという。
【主要指数】
・日経225: 41,114.68(+319.82)
・TOPIX: 2,991.73(+25.16)
・ドル/円: 147.51(+0.14)
・ダウ: 44,193.12(+81.38)
・ナスダック: 21,169.42(+252.87)
・SOX: 5,550.30(-11.39)
こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は63銘柄(66%)、下落は29銘柄(30%)、変わらずは4銘柄(4%)で、買い優勢だった。
大手ゲーム関連を見ると、コナミG<9766>が連日の上場来高値を更新。任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が高く、ソニーG<6758>が安い。
その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、トーセ<4728>、エヌジェイHD<9421>が高く、イマジニア<4644>、ユークス<4334>が変わらず、日本一ソフト<3851>が安い。
モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、アカツキ<3932>が高く、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が安い。
アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、エディア<3935>、フリュー<6238>、円谷フィールズHD<2767>が高く、東映アニメ<4816>が安い。
最後に騰落ランキングを見ると、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>や買取王国<3181>、クシム<2345>、松竹<9601>が値上がり率上位となり、グリーHD<3632>、モブキャストHD<3664>、コロプラ<3668>、クルーズ<2138>が値下がり率上位となった。
■ゲーム・エンタメ関連株一覧