吉永小百合＆芦川いづみ＆和泉雅子＆十朱幸代「四つの恋の物語」（1965）

吉永小百合＆芦川いづみ＆和泉雅子＆十朱幸代「四つの恋の物語」（1965）

[音楽] の原 の花が咲きました 。この池が 美しさ。 春はる春 です。娘さん 緑の風がそ吹いての花 の花が咲きました。 [音楽] バの花が咲きました。 も腹 の赤い 花束 に 地付け添えて 曲げるのよ。 春ですさん。あなたの好きなあの人が空 へ吹いて 通ります。 空笛 へ吹いて 通ります。 [音楽] 西鉄金属でございます。 はい、かしこまりました。 日本鉄から佐藤さんにお電話です。ございます。 西金属でございます。 あら、こんにちは。 いつもふみこ姉ちゃんがお世話になっております。 はい、ただいま。 はい。あみこ姉ちゃん。彼氏からお電話は余計なこと言わなくてもいいの。おしり。もしもし。 ご苦労様お願いします。 どうぞ。僕 メルセクムシ。あの北極周りでパリまで行きたいんですけど。何言ってんのねえ。かずよねちゃん。今日お肉どれぐらい買ってったらいい? そうね。600gくらいね。 うん。じゃあね。 おすいらっしゃい。 みこ姉ちゃんか。また競馬見てる。 3 人買ってたら780 円だったのにな。馬券なんて買ったこともないくせに。 何を差しましょう ね?菊の花余ってたら安くもらってきてよ。 形をきちんとしてなくてもいいんだから。 何すんの?食べるのよ。 食べる。 菊ご飯作んの? 菊ご飯。 そう。じゃあお願いね。 あんたも早く帰ってらっしゃい。 ああ、 今夜のご飯が思いやられるよ。 [音楽] お父さん。 おお。あこ。 ちょうど良かった。今お父さんのとこ行こうと思ってたの。な んだい? 去年7時頃まで帰ってこないで。 どうして? 私が腕によりをかけて美味しいもん作るんだから。 用意ができた頃から帰ってきてほしいね。 はい。はい。 じゃあね。 うん。 あら、お出かけ。 ちょっとね、 彼氏に会いに行くの? そうよ。 電話だけじゃ物足りないの? っといてよ。 へい。 みや子 何よ。 あなた田さんから電話があるたびにふみこ姉ちゃんがいつもお世話になってますって言うんだって。 まあね。 交換士は取り継ぐだけでいいの。あ、よっか。 いらっしゃいませ。 花を届けてもらえますね。 はい。どちらへ? このビルの中なんだけど。 はい。何にしましょう? ああ、白いバラが欲しいんだけどな。 これ今ちょっと高いんですよ。 50 本ありますか?50 本 足りないようだな。 あの、どうしてもご入用でしたらすぐ取り寄せますけど。 そうしてもらおうかな。 はい。 50本もプレゼントですか? ええ、まあ、 素晴らしいですね。どちらを届けしましょう? 6 階のね。 はい。 日金属の交換室沢子さん。 宮子 知ってますか? いえいえ、全然。 どうかしましたか? いえ、こんな素敵なプレゼントもらう人ってどんな方だろうと思って。 いや、 恋人ですか? いや、全然。 あ、 まだね え。 [音楽] はあ。たけた。たけた。いい調子。しなこいな。大丈夫?聞くご飯なんて。 大丈夫。任しとき。 みやちゃんが目新しいもの作って満足に食べられたことないんだから。 そんなことないわよ。 だけどさ、お父さんの青年対食のお祝いに聞くご飯なんてちょっといいセンスじゃない?私ってどうしてこんなにセンスがいいんだろうな。 北にきたけて我らはの夢の男の住に帰 [音楽] [音楽] お前どこへくんだ? 手洗いだよ。 よしじゃあ三沢兵太郎を送って [音楽] 1度拍しろ。 [拍手] くってを出たから [音楽] みさん。 おおたまちゃん 何カ持っておトイレなんて。 いや、これちょっと大事なもんが入ってるもんだからね。 で預かりましょうか? わじゃもう時期帰るから。 あら、ゆっくりしてらしてよ。 娘たちがお祝いの用意をして待ってるんでね。 いやね。ねえ、私もミーさんにお祝いしたいわ。 丁年大なってるな。祝言ってもらうようなことじゃないんだよ。 ああ、あなたって今まで合縁で勤めてこられたってのおめでたいことでしょ。 うん。ま、そらそうだね。 ねえ。 いつかどっかでお食事でもしません。 え、 そうだな。2 人切りた。 あ。 私のお湯 [音楽] じゃあ すまないな。せっかくなのに。 うん。いいの。仕方がないもの。 よろしくね。 頑張ってね。 あんまり心配するなよ。 だってよおさんが苦しんでんの見ると私だって苦しいんですもん。私だって苦しいんですもん。ふ。 いや、 さよなら。 [音楽] あら、お買い物。寒いのに大変ね。ああ、暑い、暑い。 しなこまだ。ああ、忙しい。忙しい。 お田さん来ればいいのにね。遠慮しないで。 それどこじゃないんですって。 そりゃそうでしょうね。 せっかくのお会いなのに不愉快な顔でもしたら悪いからって。 大変ね。 話聞いてるだけでこっちまで気遣りしちゃった。 おやま。さよでござすか? 何よ? いえ、別に 自分に恋人ができないからって焼き持ち焼くんじゃないの? どう言ってよ。忙しいんだから。そんなお姫様みたいな倒されちゃ叶ないわ。 いやこよしなさい。よくも年柄年喧嘩ばっかりできるわね。大体年の兄弟なんて産んだはいけない。 それで田さんの工事を潰れそうなの?お父様と 2 人で金繰りに走り回ってるらしいんだけど、この不景でしょ? 飛行機買って外国へ遊びに行く人もいるのにね。 とにかく製品は親会社に納めてあるらしいんだけれども長期の手型でしょう。引給料は手型ってわけにいかないし結局黒自産ってことなのよ。 随分中小企業の2におりだこと 当たり前でしょ。 [音楽] はい。 あ、こんばんは。 いらっしゃい。 まだ早かったかな? タイミングよく来るわね。手伝わしてあげる。 ああ、手伝うよ。 何それ? お祝いに何買ってきていいかわかんなかったもんだから。 バカねえ。赤いカーネーションってのはね、母の日にお母さんに送るもんよ。今日はうちのお父さんの定年対職。 そうか。 こういう時は菊の花かなんか持ってくるもんよ。 菊くか。その方が安かったんだ。無理し。バ鹿見ちゃった。 り太君、たまには都やつけてをやんなさい。 こんばんは。 こんばんは。 どうしたんです?元気がないですね。 あなたの悲しみは私の悲しみ。あなたの苦しみは私の苦しみ。さ、着替えてこようと。り太君就職の方はうまくいってんの? ええ、来月の13日に1 つ試験があるんです。13 日か。日が良くないわね。 早く1 人前になって都にいじめられないようになんなさいね。 とにかく私はりうちゃんのお母さんからくれぐれも息子のことをよろしくって頼まれてるんですからね。 何もみやちゃんだけに頼んだわけじゃないよ。 あら、じゃあ東京出てきた時下探してあげたのは誰よ? それはまあ ぼヤぼヤしないでお皿でも吹きなさい。みや子も今偉そうなこと言ってるけど疎会してた時はり太君やお母様にそれはお世話になったのよ。あなたは 2つぐらいでしょ。り太君が 4つぐらいだったかな。 それなのに龍り太君みやちゃんの世話を焼きたって私その頃から可愛らしかったでしょ。その頃から出張りのおしりだったわよ。 うるさい。ただいま。 あ、お帰りなさい。 こんばんは。 どうしたのそれ?私が頼んだのは菊の花よ。 あ、菊くね。はい。 はあ。 何これ? だって食べんだから形はどうだっていいって言ったじゃない? すごい。どうしたのそんなに?うん。ちょっと尺なんだけどな。 なんでな? 尺だなあ。 どうしたのよ? 尺なのだから早く言いなさい。 プレゼント 誰から? とっても素敵な男の人。どうしてそれが尺なのよ。み子姉ちゃんにプレゼントだから尺なのよ。 え、しな、そんなに興奮するんじゃないの ?はい。 さあ、着替えてこよと。しししししなね。 これ、これだ。誰か? それがね、 [音楽] お父さん長いことご苦労様でした。 ありがとう。あ、 乾杯。乾杯。どう?お、 ありがとう。ありがとう。 ぬちゃん。 おめでとうございます。あ、 [拍手] さて、ところでだ。会社を出てから 2時間半、こいつを深えて王助した。 何よ? しえ。 どや、すっごい。いくらあんの? 150万だ。ふ 250万。 退食金だよ ね。ちょっと触ってもいい? うん、いいよ。 うん。 なるほど。 50万ね。 問題はこの250万の処置だが、1番簡単 なのはこれを銀行に預けとくか、貸し付け 信託にでもしとくか。私はそれでもいいと 思うとる。しかしこういう考え方もあって いいんじゃないかな。つまりこの際この 250万を私を加えたこの5人で 分けちまうことだ。 じゃあ1人50万つ。 50万させ まあまあまあ待ちなさい私がこういうことを考えたのはねみんなの嫁入りのために使うことになると思うんだよ。しかしそうだとするとどうしても不公平になる恐れがある。ま、例えば数のために初めにこれを [音楽] 80 万使ってしまってこの踏み子の時は今度はうん 60万というように 私はもう結婚なんてしません。 ま、そういうことは言うんじゃないや。 私の時には30 万ぐらいになるかもしれないわよ。最後の私の時になんて 10 万しか残ってなかったらそれこと末娘の悲劇。 するとみんなは賛成だな。どうだかよ。 賛成。賛成。 僕も賛成だな。 あんたは関係ないの? じゃあ50 万ずつ分けよう。はい。かずよ。 いただきます。じゃ、ふみこん。 ありがとう。お父さん。 み子 サンキュー。 しな子。 大きに くれぐレも言っとくがお前たちの嫁面し宅君はたった今俺たち渡したぞ。 従って金銭的な意味での父親としての義務は強り解除してもらう。ま、私は幸い次の就職口も決まってるからだしお前たちに世話にならんで住む。 分かったわ。お父さん。 私は自由が欲しくなったんだ。 自由?今まで自由じゃなかったの?お父さん。 そうだなあ。 ま、自由じゃなかったな。私はただ 1 本の道をひたすらに生きてきただけだ。男というもんは大かれ少なかれそんなもんだが。ま、考えてみりゃ寂しいもんだ。 お父さん。 なんだい? どうしたの?ここ。 え、 いや、ドアはし あ うみちゃん。ん? どうしたの? うん。 ああ、分かった。嬉し泣き た。おさんを助けてあげられて。 いけない。 いいわよ。お好きなように。 お父さんだってお嫁入りのお金だって言ってたんだから。 しな子。 しな子。 ちょっとちょっとちょっとちょっと 何?早く早く何それ?会社で私に行為を持っていると思われる人のリストよ。 そのうちわかるわよ。 どうして名前聞いてくれないのよ。 だって向こうが言わないんだもん。その人眼鏡ネかけてた。うん。眼鏡はかけていないと。よいしょ。 [音楽] はのに確定しました。ただにお知らせいたします。 1314516 やっぱシャート3枚馬かしかってかな。 眼鏡はかけてないと。髪はケネディか。今晩しぶりにお父さんご自慢のカレーラしいけどうまく行っといてね。 うん。 あ、私も晩御飯間に合わないかもしれない。 [音楽] あら、そうですか。せいぜ中小企業の救済にご人力を。や、私にいい人ができたからって焼かなくたっていいわよ。 [音楽] はい。 あ、いらっしゃいませ。 お父様いらっしゃいますか? あ、今ちょっとスーパーマーケットまで行ってるんですよ。 あ、そうですか。 あの父に何か いえ、僕お父様と同じ家にいた小崎と申します。 お父様にちょっとお会いしたいと思いまして。 どうぞおりください。もうすぐ戻ってくると思いますから。 ええ、 どうぞ。 じゃあ僕そのマーケットまで行ってきます。 そうですか。でももう帰ると思いますけど。 いえ、いいんです。 あ、マーケットはどちらでしょうか? あ、このすぐ裏なんですよ。 そうですか。じゃあまた失礼します。 [音楽] まさか経理の村川さんではない。 課長。 あ、 驚きましたね。課長。こんなところで。 もう課長じゃないよ、君。 ああ、そうでした。 どうしたい? いえ、ちょっと 会社で何かあったのかね? そうじゃないんです。実は個人的なお願いなんです。 今オタクにお伺いしたら宮子さんがいらっしゃいました。 君は都子を知ってんのかね? ええ。 いえ、 紹介したかな?君に子。 いえ、まだです。 まだ 実はお願いってのはそのことなんです。 君も案外古風なとこがあるんだね。この親の私に頼むなんて。 この頃の若いもんはもっとこうストレートにこを運ぶんじゃないかな。ストレート。えや。 はい。宮子。 はい。 あら、 先ほどは失礼しました。 あ、 おまにしなさい。楽に。 はい。 どうぞ。 おい、おい。お前もま、そんななさい。 もうお話すみになりました。 いや、あ、これからだ。実はな、この小ざ君がね、お前を紹介して欲しいって言うんだよ。 まあ、古風に言えばお前を認めたっていうわけだ。 直接お話ししたいとは思ったんですが、なかなかチャンスがないもんですから。 同じビルだからね。お前と時々この廊下でこうすれ違ったそうだよ。 それでつい先日課長のや沢さんのお嬢さんだってことを伺ったもんですから今日はましくお願いに上がったんです。どうだ子?お小君はね付き合いして欲しいとおっしゃるんだがな。 どうだろう? どうだってそんなこと?急に あのバラの花気に入っていただけましたか? は? 勝手にあんなことをしてお気を悪くなさったんじゃないんですか? いいえ、そんなことあったし。 おい、おい、おい。それはわしのだ。 [音楽] 愛しちゃったのよ。ただ愛しちゃったのよ。 [音楽] あなたがはい。 こんばんは。 ありうちゃんどうぞ。 [音楽] 寝ても冷めても。 おやに楽しそうだな。 楽しいのなんのって 何があったんだ? バラの花の贈り主が分かったのよ。 え? それがとっても好きな人なの。 誰だ? お父さんの会社の人?それがね、ただのサラリーマンじゃないのよ。 ほら、日本テスって会社でしょ。 うん。俺受けたんだが跳ねられたよ。書類先行で。 そこの重約の息子さんなのだけどね。親の七光は嫌だってお父さんの会社に入ったんだって。 ふ。 取った。取った。一さの1 発ぐらい。けちゃったのよ。いや、儲けちゃったのよ。 [音楽] よっしゃよし いらっしゃい。 え、まち、あ、の奥開いてます。 いやいや、ここでいいんだ。ここでいい。はい。 ああ、みーさんしてんのよ、こんなとこで。 いや、ちょっとね、 今日はあんまりゆっくりしちゃいられないんだよ。 あんなさいよ。さあさ、そんなこと言わないで。はい。 はいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはあゆっくりしてかれないなんて本当に冷たい さあさあさほれほれほれほれほれほれ ねえ うんうん 私ゆべみさんいちゃっ [音楽] た、 そんな見えすいたおじ言うもんじゃないや。 ほら、本当よ。 それがね、とても恥ずかしい夢なの。 恥ずかしい。 うん。さして。 うん。いや。うん。うん。 私目を覚めたから困っちゃったね。 みーさんね、今度本当にご一緒してくださる? うん。本当? うん。本当?あ、約束する。 [音楽] 嬉しいわ。じゃ、約束点手があった。 [音楽] 君には一生頭が上がらないな。 そんなことでも 50万円なんて夜景石に水なんでしょ。 そんなことないよ。とにかく 1息つけるんだ。 助かったよ。 私も夕嬉しくって嬉しくって眠れなかった。顔変でしょ。 [音楽] いや、綺麗だ。 意地悪る。 本当はね、君にはこんな心配させたくないんだ。 するなって言ったってするわよ。だって結婚する相手が破災しちゃったら困るもの。 [音楽] だめよ。 ふみちゃん いいだろ。どうさ結婚するんだ。 [音楽] だ、 いらっしゃいません。 ここはね、向こうへ抜けるとホテルなんだ。 [音楽] どうしてこんなとこ知ってんの? 週刊誌で呼んだんだ。いらっしゃいませ。どうぞ。 僕はミステ はい。 君は 私いらない。 何も じゃあレモンティ かしこまりました。 [音楽] [音楽] [音楽] うん。 うん。 [音楽] うん。 うん。 [音楽] 私帰る。 え、どうしたの? ごめんなさい。またね。 おやすみ。 あら、お姉さん。あら、ふみちゃんも今 帰り。 お姉さんどこ行ってたの? ん?昔の友達に会ってたの? そう。田さん喜んでた?うん。良かったね。 [音楽] 嘘つき、どうしてよ。競馬は儲かるって言ったじゃない。私は儲かったもん。私そうしちゃったの? 5枚。1000円。200円け なんたったの1000円たったとは何よ。 これだから素人は嫌だよ。 [音楽] 私に怒ったってしょうがないじゃないの。するって決まってるもんなら日本中の人がここ来るわよ。 宮さん あら。 こんにちは。 こんにちは。驚いたな、宮子さんがこんなとこに来るなんて。お好きなんですか?競馬。 いいえ、この子が一度来たいたいっていうもんですから仕方がなく妹のしな子です。こんにちは。 [音楽] はめ。 ああ、君は バラの花50 本。確かに届けておきました。 そうか。そいつは知らなかったな。 どうぞうちまでお送りしましょう。 あ、すいません。 オッケー。 ちょっとちょっとあんたは後ろ。 どうです?当たりましたか?馬券。 いえ、私はただ見てるだけですの。 どうだろ?この音け。 [音楽] 私お好きなんですの?競馬 たまに木晴らしにね。しがないサラリーマンですからね。たまには木晴らしをしないと。 [音楽] あ、何をびっくりするじゃない?あれよ。 [音楽] グライダーですよ。 グライダー。 この先にグライダーの教習場があるんです。僕も少しやりかけたことがあるんだけどなくてね。行ってみましょうか。準備。 [音楽] [音楽] あの子は本当に男の子みたいなんですよ。 生まれた時も真っ黒でああ、やっと 4 人目に男の子が生まれたかって母を喜ばしたぐらいなんですから。お母様お亡くなりになったそうですね。 ええ、しなこですぐに終戦直後のドタバ端の時でした。 [音楽] そうですか。 [音楽] どうしたの?なんだか知らないんだけど、 ふわっと浮かんだ瞬間涙が出ちゃっ [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] あらうちゃんね。 ちょっとちょあれちゃんじゃない。 どれ?あ、本当しょうがないやっちゃな就職験がすぐだってちょっとごめんなさい。み子お姉ちゃんほっときなさいよ。 [音楽] [拍手] ゆうちゃん。 あ、みやちゃんワし わしじゃないわよ。ちょっといらっしゃ。 何すんだよ。あ わしょい。 どうしてこんなバカなことするのよ。 バカなことって すぐ就職験じゃないの? 分かってるよ、そんなことを。4 年生にもなってわしなんてやってる人いないでしょ。 何も遊びでやってるわけじゃないんだよ。俺はね、ずっと学生員やってたんだ。その俺が就職験があるからって今身を引くわけにいかないじゃないか。卑怯じゃないか、そんなことを。 卑怯と自分の将来とどっちが大切なの? こんなことを天秤にかけながら生きていくのは俺嫌なんだよ。 嫌だってしょうがないじゃないの。とにかく就職しなきゃ生きていけないのよ。 おふみたいな口聞くなよ。 私はりうちゃんの母親代わりなんですからね。 偉そうなこと言って俺のが 2つ年上なんだぜ。 年の問題じゃないわ。頭よ。頭 何す?え、ここでいいんです。うちまで送りますよ。 [音楽] いえ、どうも。じゃ、さよなら。 さよなら。しっかりしなきゃだめよ。 [音楽] どうもありがとうございました。 あ、とんでもない。 お寄りになりません。 そうだな。でも車の置き場所探すのが面倒だから。 またお邪魔します。 そうですか。さようなら。 さよなら。 どうも。 さようなら。さようなら。い いの。 やめて。 いいじゃないか。じゃない。楽しいよ。 一緒に行くんか。 次のお出口は左側に変わります。 こっち向き試験あった。ギャホつけた方がいい。やから [音楽] ちょっとタバコ吸ってくれ。 じゃない。大したことないからさ。え、ちょっと軽めちょっとやめてやめて。 ほらほらほらいいんじゃない? ほらほら知ってこらんや。 大丈夫だよ。大したことないからさ。 一緒にやい。 リボンがいいね。 話してやれよ。かわいそうじゃないか。 なんだよ。 なんだよ。だ、この野郎。来い。おら。話せよ。せい。 大しくしろよ。 やめろ。 [音楽] あなたよ。 野郎。 まもなく2番線に 池袋新宿渋谷方面行きが参ります。白線の後ろまで下がってお待ちください。 [音楽] 先生、大丈夫でしょうか? うん、大丈夫だ。 ふみちゃん。あら、姿が見えたから急いで帰る支度くして出てきちゃった。 み子はねえ、もう少し負けなさいよ。だめだめ。じゃ、もう 1 本。ケチな姉貴を持って私は不幸だよ。やな雨ね。田さん、どうしたの?さあ、会ってないの? しょうがないも。どっか飲み行こうか。 あら、いらっしゃい。こんばんは。いらっしゃいませ。この妹。あら、そ、ふみこです。初めまして。表雨ひどい。 うん。そうでもない。何しようかな? ブランディ。 そうね。 ふみこさん。 私も。 はい。 そう。 お姉さんお得意なの?ここ?うん。そうでもない。時々ね、なんだかうち帰りたくない時ってあるでしょ。私もこれから来ようかな。だめ、私のホームグランド荒らしちゃ。 お待ちど様。あ、いらっしゃいませ。じゃ、ごゆっくりね。 ここのマダムね、私に喫茶店や れっていうの ちょうど売りにんでそうなのがあるんで すって。うん。いいじゃない。 一時は本当にやろうと思ってたんだけど なんだか気が抜けちゃった。どうしてさあ 、女も年になると物になるのかな。 お姉さん、私ね、何?こないだお姉さんに会ったのよ。偶然どこで?あるところで。素敵な人と一緒だったわ。お姉さん。毎日すまないな。迷惑ばっかりかけちゃって。 [音楽] しょうがないやつだよ。全く 俺だってしょうがなかったんだよ。 大体人のことなんかほっとけばいいのよ。強くもないくせにのこのこ出ていくからじゃないの? 関係ないよ、そんなこと。 だからバカ正直っていうのよ。 ほっといてくれよ。 ほっといたら今頃国からお母さんが飛んできてるわよ。お母さんに心配かけないようにと思って私がこうやって面倒見てあげてるんじゃない? みやちゃんはお袋以上にうるさいよ。 当たり前じゃないの?就職試験は受けられなくなるし、何にもいいことありゃしないじゃない。そりゃりうちゃんいい気持ちだったかもしれないけど女の子助けて。 いい気持ちなんかじゃないよ。痛い痛い痛い。 大丈夫? うん。 興奮しちゃダめなんだから。 自分が興奮させるようなこと言うくせに。 あら、私は当たり前のこと言っただけじゃないの。 みやちゃんにはわかんないんだよ。男には男の意地があるんだ。 意地が通れば通りが引っ込む。 それは無理。無理が通れば通りが引っ込む。 どっちだって同じことじゃないの? 本当にバカなんだからて 分かったよ。もう 全然分かってないわ。 うるさいなあ。 何して?もう1ぺ行ってみなさいよ。 分かった。 何よ。 分かったよ。 何が分かった? 痛い痛い。痛いよ。俺は病人なんだぜ。 少し痛いした方がいいのよ。本当にバカなんだからあんたって。 [音楽] このレバーをこう引くとほら美が上下するでしょ。 あ ね。だけどグライダーってのは案外お金借りますよ。 いいんです。 お父さんの遺産もらったから。 遺産 じゃなかった。お父さんの対処金を分けてもらったんです。嫁入りの下支付だって。へえ。いいお父さんだな。 [音楽] 小崎さんはこの頃やんないの? 今サーキットの方ですよ。 サーキット? 今度僕船橋のコンティネンタルレースに出るんです。一度練習を見に来て欲しいんだな。み子さんに。 小崎さん、みお姉ちゃん好き? うん、好きだな。 そう。じゃあお姉ちゃんに行くように消しかけてあげるわ。 本当ですか? その代わりここの回避払ってね。 え。 [音楽] [音楽] 乗ってみませんか?ここに。 でも怖いわ。 大丈夫ですよ。そんな飛ばさないから。 本当 さ。 [音楽] 安全ベルトを閉めていよ。 [音楽] [音楽] [音楽] おま [音楽] [音楽] 半分しかを出してないんだから。 もういいや。 宮子さんの幼馴染みなんとか言ったな。 あ、りうちゃん。 ああ、もう退しましたか。 いや、さって み子さんの幼馴染み剣恋人かな? いえ、全然そんなんじゃないんです。 安心した。 どうして み子さんを僕1 人のものにしたいからみ子さんいや [音楽] あんたはいいの?よし、痛いな。 ごめん。 就職口学校から別のところ回してくれたんだ。 そうよかったね。 うん。あんまり大きなとこじゃないんだけどね。 贅沢言わないで。今度はヘマなことしちゃだめよ。 うん。 りうちゃんがしっかりしてくれないと私おち嫁に行けしね。 お嫁にって 例えばの話よ。 みやちゃん、まさか まさかって ほら、いつかのバラの それがどうしたね? まさかあいつと ひょっとしたらそうかもしれない。 プロポーズされたのかい? うん。 これは分かりきったことですが、この受験番号と生命とを書き忘れないように。 [音楽] え、それからこの問題用紙の中に一部 ミスプりがありますんで、今から申し上げ ますから訂正してください。 問題1の絵。国際連合は全て国の原則を 基礎として国家のとりますが、この国家の 国際社会のと訂正してください。いいです ね。分かりましたか?はい。はい。どうか 分からない点がありましたら遠慮なく質問 してください。 愛しちゃったのよ。 愛しちゃったのよ。 あなただけ。あーい。 ああ。1111。 バロ、バロじゃみこのバ野郎。りうちゃん。 ああ、来たな。 何してんのよ。な んだっていいじゃね。3 ともないじゃないの?どこでそんなに飲んできたの? どこだっていいじゃねえか。 ダメね。だらしのない。 お袋みたいな口聞くな。 就職試験どうだったの? ダめだ。 ダめって ダメなんだよ。 どうせ俺はダメな男だ。 ちゃんとしないからよ。 電車の中で女の子がいじめられても白振りしてる方がちゃんとしてるってのが おはりなさいよ。 やだ。 どうして やだよ。 じゃあ買ってなさい。 やだ。 みやちゃん好きなんだよ。 好きな みやちゃんが好きなんだよ。はい。 予選を抜いてまいりました。 13 台の車によってこれから争われました。コンティネタルチャンピオンポースカー競争。まもなく決勝のスタートでございます。 [音楽] あ、来た、来た。どれ、どれ?あの赤い 200番がそうよ。 まず200番。 はシグレを追いまして [音楽] 11 番タジガジ今度の試験うまく行ってるかしら [音楽] あいつのことは言うんじゃないの姉ちゃん少しは気になってんの当たりより太君はいい人だから友達好きはしてる分にはいいけど いい人なんて結局はどうにもならないもの 16 番の別れた旦那もいい人だったもんね。そうよ。いい人。 [音楽] いい人で、いい人で悲しくなるくらいいい人だったわ。頑張ってスートアメリカンスタイルを採用。 [音楽] このアメリカンは各レ動車が3/3/4周 誘道になります。移動を各々開始いたし ましたがこの先動車は3/3/4周まで 先動するわけであります。そして各は ちょうど1周回った地点がスタート地点と こういう風になるわけであります。 スタート地点へ依前として移動が続いて おりますが優勝は果たして200番の ポルメットスティングレイか11番の ジャガーかあるいは01番のポルシェか 非常に興味溢れるベレースが予想されまし た。サードです [音楽] がれました。 00cc以上のコンティ チャンピオンカー 96番200番91 [音楽] [拍手] [音楽] 飛ぶ [音楽] [音楽] 会いに行こうと思ってたんだよ。 電話もくれないくせに。 すまん。 こっちから会いに行ったり電話したりして迷惑かけると思ってたのよ。私よおさん走り回ってると思ってたから。 すまない。 幼田君ひどいわ。私を放りっぱなしにしちゃって負けちゃったじゃないのおかげで。 ごめんごめん。あのこちら三ふ子さん。 安田さん [音楽] 初めまして。お噂田君から聞いてますわ。 ごめんなさい。私田君好きになっちゃったの。じゃ、後でね。 あ、みちゃん、ちょっと待ってくれよね。 [音楽] [音楽] これだ。 グライダーが旋開している時、内側の欲側の欲の通るコースは異なっている。 [音楽] その結果 2 つの効果を表示あ、これだから男なんかグライドの言ってんじゃ。 なんかないの? ここにあるよ。 も欲しくない。そ、 寒い時にはひた。 暑い時には 誰も見てないんでしょ。テレビ中だ。 まあ、お座んなさいよ。 そう。バタバタされちゃ叶んよ。 何を?いい年して漫画の本なんか読んで。 おい、 おい、何を? よさんかこらんなさい。 [拍手] もしもし。はい、そうです。あ、ふみこちゃん電話田さんから。 [音楽] 出なさいよ。怒ってばかり言ってもしょうがないでしょ。 そうよ。 はっきりさすことはっきりさせた方がいいのよ。 あんたは黙ってらっしゃも知らないんだから。 へい。あ。うん。はい。 泣くらいなら電話に出ればいいのに。 うるせい。 あ、 荒れてる。荒れてる。 [音楽] う、 何をしてんだった?は、 それどうそれ? ちょうどいいわ。 じゃあそれ持ってらっしゃい。 かっこいいで。 はい。 これ次と あら、 こんにちは。 お邪魔します。あれ?おばさん 昨日出てきたんですよ。 そう。お久しぶりでございます。 本当ね。まあしばらくでした。 あ、おばさんいらっしゃい。 あら、まあ、ふみちゃん大きくなっちまってます。 やだのみや子です。 え、みやちゃんダメじゃないか。間違えちゃ。 あれ本当肝心のみやちゃん間違えて待って ね。おじさんは いるわよ。 お父さん竜太さんのお母様がお見えになったわよ。 さ、どうぞ。どうぞ。 ちょっと 何? ちょっと俺があんまりモタモタしてるもんだからお袋心配しちゃってね。 就職決まったんでしょ? うん。 良かったね。 うん。 何をちょっとって ん?おふがね、バカなこと考えてるもんだから。 バカなこと? みやちゃんとただ挨拶に来たわけじゃないんだ。いや、挨拶だけにしろっていうのに聞かないんだ。 何なのよ? おふ、みやちゃんを俺の嫁さんにもらおうと思ってるんだ。なんとなく知ってたんだな。俺がみやちゃんを好きだったこと。 やっぱりお袋だから俺馬鹿んだよ。俺がいくらみやちゃんはダメなんだって言っても分かりやしないんだ。 まあね、むや子さんなら着心も知れてるし、ま、ちょっといいと思いましてね。 ええ、それはまあ子の意思も聞いてみまして。 [音楽] ええ、それまあね。え、だけだんたなんすらま、こんなちっちゃい時から一緒に育ったんですものね。 おふはね、一度俺の嫁さんの世話も焼か ないと気が済まないらしいんだ。ま、言い たいだけ言わしてやってくれよ。後で俺が ダメだったって言っとくよ。 気にしなくたっていいんだよ。 [音楽] おいですわよ。 とってもね、坊っちゃんはこないだね、親父にあなたのこと話しちゃったんですよ。 [音楽] [音楽] ま [音楽] [音楽] [音楽] [音楽] [音楽] どうかね。お母さん。 ま、安心しました。 よし、このやつ。 [音楽] なかなか高いじゃないか。 ええ、あの方のお父様は丁年退職になったんですって。 うん。保害者へ横滑りしたらしいがどうせ居仕事だろう。毒にも薬にもならん男だそうだ。しかし娘はいい子だね。 ええ。 [音楽] [拍手] 話って何なの? これ 何? 君から借りた50万だ。 返してもらおうと思ってなかった。どうも。 すまない。 謝ることないわ。お金返してくれたのに。 結婚するんだ。 あの人と あ、おめでとう。 しょうがないんだよ。 あんな素敵な人としょうがなくて結婚するなんてもったいないわ。 バカみたいな話なんて。 全然バカみたいじゃないわよ。 聞いてくれよ。 聞いてるじゃない。 別に言い訳しようとは思わない。 そうね。今更言い訳されても仕方がないもん。 うちの交場の親会社の娘さんなんだよ。 あの方。そう。 親が人で言ったって大したことないんだ。うちの交場が下受けの下受けの下受けだからね。向こうは下受けの下受けだ。 そんなことどうだっていいじゃない。関係ないわ。 いや、関係あるんだ。 要するに向こうのお嬢さんが吉夫おさんを好きになった結婚しよって言うんでしょ。願ってもない演談じゃない。 そう。願ってもないんだ。うちの交番に金を融資してもいいという条件もついててね。 じゃあ文句なしね。 親父はやおふは文句なしに喜んでたよ。交場も潰れなくて済むんだし。 息子さんには立派なお嫁さんができるんだし。 俺はもちろんったよ。 どうして? どうしてって?俺は断って断って断り続けたんだ。 無理しなくてもいいの? 向こうもさすがに諦めかけた。そしたら親父自殺しやがった。 自殺? うん。それも狂自殺をね、俺に当てつけるためにだ。も親父も必死だったんだ。そんな風にするより仕方がなかったんだろうな。 その時に諦めたんだ。 どうして私に何も言わなかったのよ。な、何て言えばいいんだ?金持ちの娘が俺と結婚したいと言ってる。どうしよって相談するのか。最も頑張り通せないということが俺自身にも初めから分かっていたのかもしれない。だから君にも相談できなかったのかもしれない。 そう考えてくれてもいいんだよ。俺だって稽古さんが嫌いなわけじゃない。君がいなかったらもろ手をあげて喜んでたかもしれないよ。 いなくなるわよ。いつでもいいつでもいいなくなってあげる。 違うんだよ。俺ふみちゃんが忘れられないんだ。 う [音楽] どうしたの?うん。忘れなさい。みやちゃん。り太君のことは? [音楽] うん。なんでもないことよ。みやちゃんはり太君と小さい時から仲良しだったからちょっと忘れづらいだけ。ダメじゃないの?しっかりしないと。 [音楽] みやちゃん、 お姉ちゃんね、 付き合ってる男の人があるの。 いつかふみちゃんにめっかっちゃった。 [音楽] お父さんかちょっと若いかな。 お金はあるけど、 奥さんも子供もあるの。 でもね、 お姉ちゃん別に不幸じゃないのよ。少なく とも前にさきと結婚してた時よかね。 最近はり太君と同じだった。 人が良くて優しくてどこなく頼りない みたいで。 最もお姉ちゃんはそこに引かれたのかも しれないけど、 でも いくら好きでも生活は別。 愛して愛して愛しちゃったでご飯食べられ ないもの。 みやちゃん、小崎さんがあんまり積極的で おまけに条件も良すぎるもんだから怖がっ てんのよ。 思い切って飛び込めば幸せになれるわよ。 [音楽] あ、これどうも。あ、た。 [音楽] もしもし。はい。そうです。はい。え、どうして?はい。み子姉ちゃん。はい。え?はい。 どうした? じいちゃんが入院したんだって。 え、同じ会社の公さんたちに殴られた らしいの。命に別場はないって言ってんだ けど。誰かは学校時代のお友達み お姉ちゃんに会いたがってたからって上で ダめよ。みやちゃん。 お姉ちゃんが言ってきてあげるからね。いい。どこの病院? 新川橋の初川上げか。みやっちゃん。 みやっちゃん話してよ。分からないよ。お姉ちゃんの言ってることが。り太君は大丈夫なのよ。ちゃんとした 1 人前の男だもの。いつまでみやちゃんがついていなくてもちゃんと 1人でやってきるの だって。 それ空会いたがってるかもわかんないけど。 り太君だって意識がはっきりしたらみやちゃんに会っちゃいけないことぐらい分かるわよ。みやちゃんの幸せのためだもの。行くだけ。今ちょっと行くだけ。 だめ。行っちゃだめ。 いないよ。 みやちゃん。 今り太君とあったら別れられなくなるわよ。吹きっきりで完病してそのままずるずるになっちまってもいいのね。だからお姉ちゃんが言ってきた。 いやよ。みちゃん。いやよ。いや、いやよ。 バカあんた。寒いぞ、外は。 [音楽] お父さん、 好きにさしてやれ。しょうがないよ。 だって か、お前は自分の一度の失敗にこだわりすぎてるんじゃないのか。 [音楽] [音楽] 来たよ。 [音楽] [音楽] どうしたの?ふみちゃん ごめんなさい。呼び出したりして。 いや、そんなこと言いけど 乗ってもいい? あ。 うまくってる。その後 うん。 何もかも。 あ、 そう。 どうしたんだ、一体。 大丈夫よ。そな顔しなくたってねえ。つかのレストランに連れてって。 え、 ほら、つかずお姉ちゃんに会ったね。大丈夫。別れるの嫌だなんて。だこねたりしないから。 しかし 私だってよおさんを好きだったのよ。 3 年間もずっと。このまま何もないままで別れるなんて寂しいもの。 ね、連れてって。 あなたって一体何べ入院した気がするのよ。 仕方ねえよ。 仕方ない。 しょうがねえさ。 しょうがない。 会社のあれでね、組み合い工作やってんのがバレちゃったんだよ。しょうがねえ。最初からそういう条件で入れてもらったんだから学生の時の経験を逆に買われてね。 ま、低のいいスパイさ。 どうしてそんなことしたのよ。 だってみやちゃんとしなきゃダめだって言ったろ。お袋には泣きつかれるし。男の 1 も発っちゃいらんね。だけどおくが帰った後でよかったよ。また下騒がりちゃ叶ねえ。殴られたってしょうがねえんだよ。俺だって殴りたかったもん。自分で自分を。 [音楽] すっとしたよ。何もかん。 [音楽] みやちゃん。 [音楽] どうしたんだよ。 なくな 。 [音楽] もしもし。ああ、みやちゃん。 うん。 うん。 もう知らないわよ。はい。自分でお好きな ようになさい。 うん。うん。 そう。 はい。だって結局みやちゃん自身のことだ もの。うん。はい。 よいしょ みちゃんて。寝てなさい。どうしたんだよ 。帰病院で。どうして ここで寝るのよ。 どうして だってついててくれる人いないんでしょ。 だけどさ。 うるさい。 いや、しかしみやちゃん行けないよ。いいから帰れよ。君は俺のそばになんかいちゃいけないんだ。 うるさいな。 だって君はりちゃん私を好きだって言ったじゃない。 今私を返したらもう帰ってこないよ。金どっか行っちゃうよ。本当なんだから。 みちゃん やにまれ女の意をしょうがないわね。みやちゃんも全くますます好きになっちゃうのに。小崎さんの方はどうする気なんだろう。 そうね。もったいない。私が小崎さんとこ行くわ。 だめよ、あんたな。 そうかね。 私はこれでも結構ミリきあんだけどうまくいかないもんだよ人生ってのはまあみやこ姉ちゃんにはりうちゃんみたいな男は向いてるわよ。少なくとも姉ちゃんかね。言うんじゃないの?ふみこも帰ってこないしねえ。ん、 2 人でどっか飲み行こうか。飲みに。オッケー。行きましょう。行きましょう。 お父さんも一体どこ行ってんだろう? 自由が欲しい。自由が欲しいって。 この頃飲み歩いてるからね、あいつ。 ラララランラランラランラランララン愛しちゃったのよ。ラんラ [音楽] 失礼します。 はい。 着替い心いときますから。 あ、ありがとう。 たまこさん、ちょっと遅れそうなんですよ。どうぞごゆっくり。 ああ、ありがとう。サンキュー。愛しちゃったのよ。ラんララン。 [音楽] あなただけは 死ぬ花に。 もしもあなたが いなくなったらどうしようか。私1人 じゃ生きちゃけない。 こんばんは。 ごめんなさい。みさん、お待たせしちゃって。 いやあ、何?あ、あら、やだ。さったら聞き聞かせすぎちゃっ。 けしかん勝手なことしたる。 ま、いいじゃない。 うん。しかし困る。 どうぞ。 ん?うん。 行こう。 いただいていいの? いいよ。 じゃ、なんじゃ。やっぱらったら解放してくださる。 うん。 嬉しいわ。その代ミスや酔やっぱらったらうんと解放してあげる。 うん。うん。期待しとる。 本当期待してるの? 俺も男だ。じゃ、指りして ん。大事な指。記念の指、思い出の指。ほ、さあ、そうと話が決まったらとこと飲みましょう。 [音楽] よし。 ね。しなちゃん。 うん。 お姉ちゃんにお金貸してくれない? ずるいよ。自分から飲みに行こなんて誘っといて。違うわよ。 お父さんがくれたお金どのくらい?全部 50万。 そう。として ね、マダムつかの喫茶店の権利まだ売れてないんでしょ? ええ、そう言ってたけど不ケーキなのね、やっぱり。 お姉ちゃん喫茶やんの? うん。 やろうかなって。 おやりなさいよ。 なんだかバリバリやりたくなっちゃった。 そうそう。 ふみこやみや子を見てたらお姉ちゃんも随分年を取っちゃったなと思っちゃったの。 うん。まだ若いんだから。 そうね。自分で勝手に年を取っちゃって。 それがいけないのよ。1 番本当言うとね、もう 1 度声がしたくなっちゃったの。じゃあ別れる?そうなさいよ。それが 1 番。じゃあ私明日喫の話しといてあげる。しなちゃんお金貸してくれる? うん。 ま、グライダーの方は競馬で儲けたんでなんとかやれるしね。あんた競馬なんかに行くの?ないしょ。ないしょ。あ、切れた。 ところで条件は 条件?まさかただでお金貸すなんてんじゃないでしょうね。いくら姉と妹の中でも。 そうね。じゃあ条件は利益の 10%。 たった。その代わりお店の権利の半分は しなちゃんにあることにして将来 お姉ちゃんにいい人が見つかって結婚でも することになったらお店をしなちゃんに 譲るわ。 ま、いいだろ。そんなとこで手を打とうね 。ありがとう。では皆様お手を拝借よ 。ちょっと古かったかな? はあ。 さっきここのさに言われちゃった。 なんて たまちゃんいい旦那さんめっけて幸せだって。 旦那それは みさにご迷惑かけないわよ。 しかしそう。 引きつきもらう手当てだっていらない。 その代わりね。ここの神さんが前々から小さな店私に出さないかって言ってんのよ。 200枚あったらできんだって。 200万 狼さん、そのお金一時ミーさんからお借りしたらちゅうんだけど、私何ぼなでもそんなましいこと言えないって言ったのよ。もちろんお借りするんだからリ速はちゃんとお払いするのよ。私絶対さにご迷惑かけないって自信があるんだけどな。うーん。 [音楽] [音楽] うん。ここでさっきみたいに俺も男だって言ってくださると私本当に嬉しいんだけどね。しかし残念ながら うん。 私はそんな大金の持ち合わせはない。 だって最初色金もらったんでしょ。 250 万あれも使っちゃったわけじゃないんでしょ。 みさんどち買ったなんて話聞かないし 使っちまった。 あ、 娘たちに全部公平に分けちまった。 [音楽] 50万ずつ。 へえ。ええ。そう。 うん。そういうわけだ。 み沢さんってそんな人だったの?ちょっと私のことなんて考えてくださないのね。 いや、そんな風に言ったって君その 分かったわ。残念ね。 うん。残念だ。 あ、あみさん。ミーさんお帰りなんだって。うん。そう。わかんないわ。 失礼いたします。お感情ただけますでしょうか? それ払いますよ。 お願いします。 おいくらですか?2 万3000円いただきます。 何?2 万3000円でございます。お父さん。 [音楽] おお。なんだよ。こんなとこで 儲かるとこ。 おじさんご馳そ様。 はい、ありがとうございた。 はい。どこ行ってたの?お父さん。 うん。ちょいとね、 ちょいと1杯。 あ、そうだ。 私もちょいと1杯。1 杯。 そう。 何かあったのか? うん。 ならい。 何もないわよ。 お君とはいつ結婚するんだ? 別れちゃったのよ。 何? たった今 どうしていい?そうか。 [音楽] あら、お父さん。 うん。 随分遅いのね。 うん。 どこ行ってらっしゃん?まあね。 自由は楽しんでたのよね。 いやあ、自由はもういい。 [音楽] もうたくさんだ。 あ、 あ、あ、 あ、 だめ、 だめよ。 よして 行けない。 ありゆっちゃん、あなた今私になんかしなかった? 何言ってんだよ。こんな格好で何ができんだよ。痛い。ああ、痛い。そっか。 うん 。 [音楽] せ、 準備よし。 準備よし。 [音楽] からなつばみ かん で まべ で悩む 恥ずかしさ。 はるはるです。あなたは恋を知りました。ノ花の花が咲きました。の原の花が咲きました。 [音楽] どうもお世話になりました。 どうぞ大事に。 りうちゃん、りうちゃんだめよ。 [音楽] 1人で大丈夫? 私がないと1人じゃ歩けないくせに。 平気だよ。 危ない。よいしょ。 [音楽] よいしょ。 [音楽] しな子かな。 はるはる春です。あなたは恋を知りました。 [音楽] のバ の花が 咲きました。 も 花が 咲きました。 [音楽]

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今回は日活スター女優シリーズとして、吉永小百合＆芦川いづみ＆和泉雅子＆十朱幸代「四つの恋の物語」本編を期間限定でプレミア公開します。スクリーンを彩る華やかな４人の演技と魅力をたっぴりお楽しみください！
配信期間:7月31(木) 19：00～8月17日(日)19：00

■ストーリー
三沢平太郎が定年退職した夜、四人の娘たちは菊ごはんで祝ってくれた。娘たちの笑顔に、平太郎は感無量だった。妻亡きあと男手一つで育ててきた娘たち。長女の一代は結婚に破れたが、二美子には決まった相手がいるし、三也子は快活、志奈子は底抜けに明るく、何も心配はない。今までの苦労も十分に報われたと思った。娘たちの成長に安心した平太郎は退職金の二百五十万円を五等分すると、父親としての金銭的な義務は今日限りとし、自由を楽しむと宣言した。娘たちの五十万円の使途は、まちまちだった。一代は喫茶店の経営を考え、二美子は倒産寸前の工場を経営する許婚者の長田にそっくりあげ、志奈子は競馬で儲けたが、三女の三也子だけは五十万どころではなかった。というのも、見知らぬ青年から豪華なバラの花束を贈られたからだ。数日後、平太郎の元の部下で重役の息子である尾崎良彦がたずねてきた。同じビルに勤める三也子に一目惚れしたのだという。いつも男勝りの三也子がモジモジしたり、はしゃぐ様子は、丁度訪ねてきた久保隆太をあきれさせた。三也子が尾崎とドライブを楽しんだ夜、チンピラから女高生を救った隆太が重傷を負って入院した。隆太の母親代わりと自認している三也子はすぐ病院へ飛んでいって看病した。隆太は尾崎の存在を知ってはじめて、自分が三也子を愛していることに気付いた。三也子の楽しそうな顔をみるたびに不安に襲われていた隆太は、ある日、三也子が尾崎にプロポーズされたことを知り、失意のどん底に突き落された…。

監督：西河克己
脚本：三木克巳　
音楽：池田正義
キャスト：吉永小百合　和泉雅子　芦川いづみ　十朱幸代　浜田光夫　
公開：1965/12/29
# 吉永小百合 #芦川いづみ #和泉雅子 #十朱幸代 #日活 #日活フィルムアーカイブ