2025年7月31日
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鑑賞方法:映画館
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同時期公開のDCの「スーパーマン」が現代の世界をガチで批評しているのに対して、マーベルの本作は、現代ではなくアナザー’64年のレトロフューチャー、これがイイ!
シアン・カラーをベースにした、アナザー’60年代のレトロフューチャ風の映画全体の視覚デザイン設計が素晴らしい。
劇中の番組のカメラの画素や映像の手振れ感覚、公開番組の雰囲気など凝りに凝っていて、懐かしさと新しさが一杯。
そのテレビ番組で、ビギニング部分をサクッと説明して、その後の活躍に市民のみんなも感謝してる様子も伝わって実に上手い。
ロボットのプログラム変更が、頭部のカセットテープ・ケースなのも面白い!
キャストでは、ヴァネッサ・カービーが良かったです!
「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」「ミッション:インポッシブル」シリーズ、「ナポレオン」などメジャー作品に多数出演していながら、本作のようなジャンル作品にも出演。
ギャラクタスに素手で一人で対抗できていたのは、スーザンだけ。
宇宙で出産までして、大活躍でした。
で、話としては・・・いつものマーベルといった感じ。
普通に面白いのですが、冒頭に申し上げた通りガチで現代社会に立ち向かっている「スーパーマン」と比べてしまうと、圧倒的に負けてます。
もうマーベルは新アベンジャーズを作ることで頭がいっぱいで、そこに繋げるために消化しているようなな感じがします。
単独主演作品を大事にしてこそのアベンジャーズで、そういうところもアベンジャーズの嫌いなところです。
それはさておき、日本語版では、ガンロック(ザ・シングなんて言う味気ない名前ではない)が「ムッシュメラメラ!」とちゃんと言ってくれたのだろうか?
な、訳ないか。「鉄拳制裁タイムだ!」か。
それにしても、アニメ版(日本題「宇宙忍者ゴームズ」)で日本語吹き替えをしていた伝説の喜劇人の一人、関敬六は天才だった!
他の作品でも言ってたアドリブ、ギャグらしいが、彼のおかげでとっても面白い明るいキャラになってました。
クレジット後のオマケ映像で、昔のアニメが流れてそこはサイコーでした!
「宇宙怪人ゴースト」「電子鳥人Uバード」「怪獣王ターガン」「大魔王シャザーン」「フランケンロボ」とか、毎日浴びるようにハンナ・バーベラの海外アニメ(カートゥーン)を観てましたね。
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ファンタスティック4 ファースト・ステップ