【東京国立博物館】佐々木蔵之介さんと巡る!東博コレクション展【国宝室でゆったり編】

よろしくお願いします。土屋です、よろしくお願いいたします。ありがとうございました こちらのお部屋はですね、国宝のみを常に展示しているお部屋になっておりまして。どうぞお近くでご覧ください 他のお部屋はですね、たくさん作品が並んでいるかと思うんですけれども、この部屋は本当に1点だけ うん。
集中してご覧いただこうと思いまして 特別な空間として、こちらの部屋で今、展示しておりますのがちょうど今上野公園は はい。
お花見のシーズンでございますので、花下遊楽図という屛風を今展示しております 今から400年ほど前の江戸時代の本当に初めの頃に描かれた屛風の作品ですね あのお近くでどうぞ、ご覧いただければ 右手からですね、絵画作品は概ね右から左の方に見ていただくと、大体流れが分かりましてですね こちら右の方に、まさに桜の大きな木の下で。うん こうまあ、ちょっと手をはやしたりですね、三味線を弾いたりという場面がございまして で、ちょっとここを外していただいてですね。
はい また続きがあって、お花見の下で花を摘んでいる女性が二人 実はここの真ん中ご覧いただきたいんですが、何もない空白の画面がございますが これ実は元々絵があったんです。ただですね、関東大震災でこの部分だけ被災してしまってですね。無くなってしまったんです 大きな花、桜の花があって楽しそうにして、佐々木さんだったらここにどういった画面を想像されますか なるほど、ここでこう音楽してここでそういう、いただくものがあった。ここで絶対お酒飲んでますね 素晴らしい だって桜の木がこうあって、真下で絶対お酒飲んでそう。そうですよね、やっぱりお酒のシーンがないとお花見としてはちょっと 足りない。
こちら実は古い写真がございましてですね ちょっとこちら小さくて見にくいんですけれども ちょうど桜の枝がちょうど来た下でですね なるほど、はいはいはい。
ちょうど敷物に座ってですね、女性たちが 桜の下で、本当に宴会をしているというようなシーンが元々はあったんですけれども。無くなってしまった 100年ほど前に失われてしまった場面なんですね 今度はですね、左から実はこれ桜ではなくって海棠の、また別のお花の下でお花見をしているシーンになっておりまして 画面の右手の方ではですね。いわゆる出雲阿国の歌舞伎踊りをしている。女性がある意味男性の服をまとって 色々な歌舞音曲をしているというシーンで、特に右端の右の方ですね、こちらで刀を肘にあててですね、こうしている 右手のこれも本当にあのいわゆる見得を切ってるような場面になります お芝居してますね。はいはい。
ここでは舞を舞ってお芝居してますよね は~。
日本の絵画ですと時間が止まったように見えることが多いんですけれども こう一連に、例えば右から左にご覧いただくですとか、画面をですね、こう遠くから見たり近くに寄って見たりっていうことによって 見え方がまたちょっとずつ違ってくるかと思うんですね このお部屋、このように広くできておりますので、そちらのですね、椅子に座っていただくと ちょうどここにお座りいただくと、全体を見渡せるような。
おかけいただければと思います まさに佐々木さんが今国宝を独占している状態になって 1点だけ国宝を置いていただくと、ゆったりその空間に没入できるという気がしますよね 本当に今お花見させていただいてる気持ちですし、季節ごとにかえてくださってるんですよね はいそうですね。今年の場合はですね、夏にですね納涼図というですね 久隅守景という、また江戸時代の絵師なんですけれども、夕顔の棚の下で親子がですね、夫婦と子供が夕涼みをしているといった、そうした作品を並べております また夕涼みに寄らせていただきます。
是非ともお待ちしております

東京国立博物館は、2025年4月1日より、総合文化展(平常展)の名称を「東博コレクション展」に変更。俳優の佐々木蔵之介さんが東博コレクション展のスペシャルサポーターに就任しました!

■東京国立博物館ウェブサイト 「東博コレクション展」ページ
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2698

「国宝室でゆったり編」では、佐々木蔵之介さんを東京国立博物館 絵画担当の土屋貴裕研究員がナビゲート。国宝1件のみを展示する本館2室(国宝室)について解説します。

#東京国立博物館 #東博コレクション展 #TokyoNationalMuseum

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