
7月23日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに大幅反発し、前日比1396.40円高の4万1171.32円で取引を終えた。米トランプ大統領が日本と関税交渉で合意したとSNSで明らかにしたことに加え、来月に石破茂首相が退陣するとの観測が伝えられ、株価は一気に4万円大台を回復した。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は67銘柄(70%)、下落は26銘柄(27%)、変わらずは3銘柄(3%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
中で、2025年にリリース予定の『ドラゴンボール ゲキシン スクアドラ』の事前登録開始なども追い風にバンダイナムコHD<7832>が3日ぶりに大幅反発した。
アクティビスト(物言う株主)ファンドのストラテジックキャピタルが臨時株主総会の招集を請求したとの一部報道が株価を刺激したガンホーは4日ぶりに反発した。
ほか、カバー<5253>やイオンファンタジー<4343>、東京通信グループ<7359>なども高い。
半面、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>やモイ<5031>が売られた。
前日までの4日間で1500円超の上昇となっていた東宝<9602>は、1万円の大台に接近したこともあり、目先の達成感から利益確定の売り物に押された。
