7月21日、堂本光一と堂本剛によるデュオ「KinKi Kids」(以下、キンキ)が、YouTubeで生配信をおこない、22日から「DOMOTO」に改名することを発表した。公式ファンクラブサイトもオープンし、新たなスタートを切ったが、会費の“値上げ”がファンをざわつかせている。
キンキは、2024年の大みそかのYouTube生配信で、今夏をめどに改名することを伝えていた。今回、東京ドームの客席からおこなわれた生配信で改めてDOMOTOに生まれ変わることが発表された。
「配信日の7月21日は、キンキがシングル『硝子の少年』でCDデビューした日でした。東京ドームは、2人が単独アーティスト最多の68回の公演を重ねた場所なので、キンキとファン、双方にゆかりある場所での発表となったのです。
配信では、DOMOTOのファンクラブサイトが22日の深夜0時51分にオープンすることが明かされました。光一さんは、剛さんの発案で、剛(つよし=24)と光一(こういち=51)に掛けて、24時(0時)51分に決まったと説明しました」(スポーツ紙記者)
光一は「KinKi Kidsのデビュー日の21日をこれからもお祝いしてもらい、(DOMOTOの始動日の)22日もお祝いしてもらえたらうれしいです」と、呼びかけた。細部まで2人の思いがこもったローンチとなったが、Xでは
《うわー年会費高い 厳しい そんなもんか?》
《DOMOTOのFC代金高いね 年間費7210円、それとは別に手数料もあるし》
《私、KinKi好きでDOMOTOになってファンクラブ入ろうと思ったら会費7000円超えるの!?ジャニーズの時4000円だったのに…》
《あんまりこういうこと言いたくないんだけど、DOMOTO FC 年会費7210円て、ふつうに高くない…?チケットだって必ずご用意されるわけじゃないし、個人FCの年会費だって払ってるんだが…》
など、ファンクラブ会費の値段に悲鳴があがっているのだ。
DOMOTOファンクラブサイトによれば、年会費7210円(税込み、以後価格は税込み)に《※別途、事務手数料:330円(税込)が必要となります》と記載されており、手数料を合わせると7540円になる。
「嵐やSnow Manなど、STARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)の所属グループのファンクラブは年間4000円前後が一般的です。ただ、キンキの場合、剛さんが2024年3月にSTARTO社から独立し、4月末でキンキとしてのファンクラブサイトも閉鎖されていました。その後、光一さんと剛さんそれぞれのファンクラブが設立され、年額はともに6600円です。一方、DOMOTOの年会費の『7210円』は、キンキのデビュー日である7月21日にかけたものと見られますが、こうした記念日にあやかって“値上げ”したと感じる人もいるようです」(芸能記者)
ファンにとって、キンキの新たなスタートは喜ばしいことのはずだが、じつは懐が痛い事態が続いているという。
「キンキは7月21日に、ファミクラストアのオンライン販売限定でキンキ名義最後のベストアルバム『39 Very much』を発売しましたが、こちらの値段は3万7290円だったため、高いと感じるファンもいたようです。また、DOMOTOのファンクラブ開設後も光一さんと剛さんのファンクラブは継続しており、すでにいずれかのファンクラブに入っている人にとっては“二重取り”の面もあるでしょう。
とはいえ、STARTOでは2025年にTOKIOとKAT-TUNが解散し、嵐も2026年春での活動終了が決まるなど慌ただしい状況が続いているのに対し、DOMOTOの2人は目立ったトラブルもなく28年めを迎え、ファンの支持は非常に厚いです。なかには、新しい会費もむしろ安いと感じる人もいるようです」(前出・芸能記者)
デビューから28年、新生DOMOTOはどんな物語を作っていくのか──。