新設の「つたえたい地元愛」部門の展示コーナー
富士フイルムが開催する「“PHOTO IS”想いをつなぐ。あなたが主役の写真展2025」が7月18日に開幕した。ここでは初日に行われた内覧会と東京会場(東京ミッドタウン)の模様などを伝える。開催の詳細は関連記事を参照されたい。
おもちゃでコラボするタカラトミーも参加
コラボレーション企画の参加者を代表して、株式会社タカラトミー メディア戦略室 室長の木村貴幸氏が挨拶した。
株式会社タカラトミー メディア戦略室 室長の木村貴幸氏
タカラトミーは、2024年に創業100周年を迎えたおもちゃメーカーで「リカちゃん」や「トミカ」、「プラレール」などで知られる。「おもちゃ会社から”総合アソビメーカー”へ変革しようと進めているところ。アソビを通して世界中に笑顔を届けていきたい」(木村氏)。
タカラトミーの紹介
「人生ゲーム」や「黒ひげ危機一髪」も同社の製品だ
タカラトミーは、チェキと組み合わせたおもちゃを販売するなど、両社は製品でのコラボレーションを長年行ってきた。古くはプリクラが流行っていた2003年、家でプリントシールが作れるおもちゃ「おうちでプリクラDX」を発売。内部にチェキを組み込んだ製品だった。
チェキと組み合わせた製品も手がけている
その後、2017年にはスマホの画面をチェキフィルムにプリントする「プリントス」を発売。翌年には海外でも発売し、内外で大ヒットしたという。最近では2023年に「ちいかわ」や「すみっコぐらし」のキャラクターをあしらったチェキをリリースし、クリスマス商戦では品切れになるほどのヒット商品になったそうだ。
タカラトミーとのコラボコーナー
木村氏は、「我々は笑顔を届けるおもちゃメーカーをやってきたが、そのシーンを残せない。そんななか、昨年縁があって富士フイルムから声をかけてもらい、2024年からこの写真展に参加させてもらっている。私もこれから数々の応募作品を見るのを楽しみにしている。作品にいやされながら、また真剣にいいおもちゃを作っていきたい 」と結んだ。
