10人タッグで勝利した(左から)鈴木志乃、らく、高見汐珠(松井レフェリー)渡辺未詩、荒井優希
<東京女子プロレス:名古屋大会>◇29日◇愛知・中日ホール
東京女子プロレスは名古屋大会「荒井優希最後の二刀流~Go for the Victory!!~」を開催。今月いっぱいでSKE48を卒業し、プロレス一本でやっていく荒井優希(26)が、まず試合前のアップアップガールズ(プロレス)ミニLIVEに合流した。
アプガプロレス『ベイビーフェイス』、SKE48『ごめんね、SUMMER』、最後にアプガプロレス『アッパーキック!』の3曲を5人(荒井&渡辺未詩&らく&鈴木志乃&高見汐珠)で熱唱。「最後にこんなすてきなコラボができてうれしかったです」と感想を述べた荒井が「東京女子プロレス、スタート!」とオープニングコールを行って大会がスタートした。
その後、荒井とアプガはセミファイナルの10人タッグマッチでも共闘。23年デビュー同期組の上原わかな&HIMAWARI&風城ハル&凍雅&芦田美歩と戦った。荒井はビッグブーツ、新人賞(膝立ちの相手の顔面めがけた二段蹴り)、サソリ固めなどを繰り出し、最後は未詩が13分7秒、芦田にバックブリーカー、リバースパラドックス(変形ゴリラ・クラッチ)と連続で決めてギブアップを奪った。
試合後、あらためて未詩が「はい、荒井アプガ組勝ちました! 今日は荒井ちゃんと一緒に歌のコーナーも一緒にして、一緒に歌って踊って戦って最高の一日でした」と話すと、荒井も「試合も一緒に組んで、みんなで勝ったので本当に幸せでした」と笑顔を見せた。
そして荒井は同じ中日ホールで行われる30日名古屋大会「SKE48荒井優希卒業LIVE~Go for the Dream!!~」へ向け「(二刀流)最後の集大成として自分のやりたいことをやらせていただける場所をいただいて、ほんとに東京女子プロレスに感謝でいっぱいなので、最高のステージを最後にみんなに見せたいと思います。頑張ります!」と意欲を示した。