7月14日の東京株式市場では、日経平均は3日続落し、前日比110.06円安の3万9459.62円で取引を終えた。米国の関税政策や今週末の参院選の不透明感から軟調な推移となり、一時は下げ幅280円超に達する場面もあった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は30銘柄(31%)、下落は61銘柄(64%)、変わらずは5銘柄(5%)で、下落した銘柄の方が多かった。
中で、gumi<3903>が暗号資産関連の一角として物色を集めたほか、モブキャストHD<3664>やSEH&I<9478>などが高い。
周辺株では、第1四半期決算が大幅営業増益での着地となったイオンファンタジー<4343>が7日続伸し、3000円台を回復した。
半面、IGポート<3791>が大幅続落した。IGポートは、前週末7月11日に発表した2025年5月期決算が予想を下回って着地したほか、2025年5月期の期末配当予想を従来予想の1株当たり15円から11円に下方修正したことが市場から嫌気されたようだ。
ほか、オルトプラス<3672>の下げがきつく、サンリオ<8136>やネクソン<3659>が安い。
この日の大引け後に第3四半期決算の発表を控えていたワンダープラネット<4199>は、決算発表の内容への警戒感から続落した。