ロンドン郊外のウィンブルドンで行われた2025年のウィンブルドン選手権の最終日、何より大きな関心を集めたのは、ロイヤルファミリーだったかもしれない。男子シングルスの決勝戦が行われたオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブの観客席に、キャサリン皇太子妃が家族とともに姿を見せた。

この前日に行われた女子シングルスの決勝戦はキャサリン皇太子妃ひとりで観戦していたものの、最終日にはウィリアム皇太子とジョージ王子、シャーロット王女も同行。4人一緒に、優勝をかけたカルロス・アルカラス選手(スペイン)とヤニック・シナー選手(イタリア)に声援を送った。

4人のロイヤルたちはこの日、ブルーを取り入れたリンクコーデで登場。皇太子と王子はジャケットとネクタイの色をネイビーでそろえ、王女は皇太子妃のドレスの色に合わせ、髪にブルー系のリボンを付けていた。

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キャサリン皇太子妃、家族4人でウィンブルドン男子決勝戦を観戦

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間もなく12歳になるジョージ王子(誕生日は7月22日)とシャーロット王女はどちらも、2024年の試合も会場で観戦していた。だが、末っ子のルイ王子はまだ“デビュー”を果たしておらず、この大会の会場に姿を見せたことがない。

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キャサリン皇太子妃はがんの治療中だった2024年、公の場に姿を見せることがほとんどなかった。だが、ウィンブルドンの試合はシャーロット王女と妹のピッパ・ミドルトンとともに観戦。その後、9月上旬には化学療法が終了したことを公表した。

さらに、2025年1月にはがんが寛解(かんかい)の状態になったことを発表し、その後は徐々に公務に復帰。6月には君主の公式誕生日を祝う「トゥルーピング・ザ・カラー」のイベントにも参加するなど、人々の前に登場する機会を少しずつ増やしている。

From Harper’s BAZAAR.com

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