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2025.7.13 UP

『ちょっと思い出しただけ』『くれなずめ』など、人物描写を繊細に描き出す青春映画の名手・松居大悟監督と、『サマータイムマシン・ブルース』など、“時間もの”で高い評価を集める劇団ヨーロッパ企画の上田 誠が脚本を担当し、両者が初タッグを組んだ〈タイムリープ×青春ミステリ〉、映画『リライト』が現在公開中です。

“史上最悪のパラドックス”と評された原作、法条 遥の小説「リライト」(ハヤカワ文庫)の魅力はそのままに、松居監督が紡ぐ繊細なドラマとともに、タイムリープ映画の傑作が誕生した。6月13日(金)より全国公開されており、鋭い考察と予想外の結末に、SNS上では「何度も見返したくなるラスト」「タイムリープの仕掛けがさすが!」とのコメントや、「今年観た映画の中でぶっちぎりで一番面白い!」「とんでもない傑作!」「何を言ってもネタバレになるから、とにかく観に行ってくれとしか言えない」「見逃し厳禁作品!」などの熱い感想が寄せられています。

その勢いは日本のみならず、5月にはウディネ・ファーイースト映画祭、上海国際映画祭 日本映画週間でも上映され、海外でも高い評価を得ています。

このたび、スイスで7月4日~12日(現地時間)まで開催された【2025年ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭】のアジアン・コンペティション部門へ出品。観客の投票により選ばれる最優秀アジア映画の観客賞を受賞。今回の受賞を受け、主演の池田エライザ、松居大悟監督、脚本を担当した上田 誠から喜びの声が到着しました。

今年の開催で24回目を迎えたスイスのヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭は、SF・ファンタジー・ホラー・サスペンスといったジャンルの作品に特化した世界有数の映画祭として国際的に評価を受けている映画祭。今年のアジアン・コンペティション部門には、日本映画から川村元気監督の『8番出口』や矢口史靖監督の『ドールハウス』、阪元裕吾監督の『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』、虚淵 玄が原案・脚本・総監修を手がけた日本と台湾の合作『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 最終章』など、作家性あふれる作品から国内の注目作まで、さまざまなジャンルの日本映画が上映されました。

このあと、カナダで7月16日より行われるファンタジア国際映画祭への出品も決定している『リライト』。その評判は国内、そして海外でも益々広がっています。

主演の池田エライザ、松居大悟(監督)、上田 誠(脚本)から喜びの声到着‼

■池田エライザ

観客賞という、これ以上ないほど喜ばしい賞をいただき、心より感謝申し上げます。

松居監督の、心の機微を丁寧にすくい取る繊細な演出、そして上田さんの“時間の魔術”によって引き出された、私たちの歪で面白い青春が、スイスにお越しくださった皆さまの心にも共鳴したことを、大変嬉しく思っております。

■松居大悟監督

スイスのヌーシャテルはとても美しい街だと聞いています。日本の尾道という美しい街で撮られた深淵のような物語が、ヌーシャテルの皆様に深く楽しんでいただけたと思うと、映画を作っていてよかったなという思いでいっぱいです。

『リライト』の旅は始まったばかりです。

日本の皆さま、まだまだ公開中ですので、ぜひこの機会に見てもらえたら嬉しいです。

■上田 誠(脚本)

たいへん光栄です。観客席がえええっとなること、気持ちが掻き回されながらも素敵な余韻に浸れること。そんな景色を想像しながら脚本を書きました。観客賞はなにより嬉しいことです。

観客の皆さまに支えられながら、この映画がまだまだ育ってゆきますように。

この度は受賞おめでとうございます。ありがとうございます。

本予告

『リライト』 本予告:https://youtu.be/VPtlFVQBDS8

作品情報

1冊の小説をめぐる<タイムリープ×青春ミステリ>映画『リライト』は、高校3年生の美雪(池田エライザ)が、ある小説に憧れて300年後の未来から来た転校生・保彦(阿達 慶)と出会い恋に落ちるところから物語が展開。現在、過去、そして未来をめぐってふたりの運命が描かれていく。また、大林宣彦監督の『時をかける少女』へのオマージュを込め、広島県尾道市でオールロケを敢行。古い坂道、瀬戸内海からそよぐ柔らかい風、ラベンダーの香り、神社での夏祭りと花火大会、雨の匂い、風鈴の音など、普遍的なノスタルジーが観る者の五感を刺激する美しい風景をバックに緻密な時間のパズルを完成させた。

主人公の美雪を演じる池田エライザはじめ、橋本 愛、久保田紗友、倉 悠貴、前田旺志郎ら若手実力派俳優が集結。高校時代と10年後の大人時代を鮮やかに演じ分ける。

【ストーリー】

高校3年の夏、転校生の保彦がやってきた。彼はある小説を読み、憧れて、300年後からタイムリープしてきた未来人だった。

保彦と秘密を共有する美雪。やがて二人は恋に落ちた。

そして、7月21日、運命が大きく動く。保彦からもらった薬で、美雪は10年後にタイムリープする。

未来の美雪は1冊の本を見せ、「あなたが書く小説。……絶対書ける。」と告げる。それは保彦が未来で出会う小説―タイムリープから戻った美雪は、未来へ帰っていく彼を見送った。「この夏の彼と私の物語を書き、必ず時間のループを完成させる」という約束を交わし―。

10年後、小説家になった美雪は、ようやく出版にこぎつけた保彦との“自分だけの物語”を手に帰省する。

しかし運命の日、いくら待っても10年前の美雪は来なかった。なぜ来ない!?

現在、過去、そして未来、時を翔けめぐり「リライト」される運命の行方は?

出演:池田エライザ、阿達 慶、久保田紗友、倉 悠貴、山谷花純、大関れいか、森田 想、福永朱梨、若林元太、池田永吉、晃平、八条院蔵人 篠原 篤、前田旺志郎、長田庄平(チョコレートプラネット)、マキタスポーツ、町田マリー、津田寛治、尾美としのり、石田ひかり、橋本 愛

映画タイトル:『リライト』

公開表記:全国公開中

監督:松居大悟/脚本:上田 誠/原作:法条 遥 「リライト」(ハヤカワ文庫)/主題歌:Rin音「scenario」/音楽:森 優太

製作・配給:バンダイナムコフィルムワークス/コピーライト:©2025『リライト』製作委員会

原作情報

法条 遥 「リライト」(ハヤカワ文庫)

【内容紹介】

過去は変わらないはずだった――1992年夏、未来から来たという保彦と出会った中学2年の美雪は、旧校舎崩壊事故から彼を救うため10年後へ跳んだ。2002年夏、作家となった美雪はその経験を元に小説を上梓する。彼と過ごした夏、時を超える薬、突然の別れ……しかしタイムリープ当日になっても10年前の自分は現れない。不審に思い調べるなかで、美雪は記憶と現実の違いに気づき……SF史上最悪のパラドックスを描く第1作。

大ヒット全国公開中!

▼『リライト』 公式サイト

https://rewrite-movie.jp/

▼『リライト』 公式X(旧Twitter)

@Rewrite_movie / 推奨ハッシュタグ: #映画リライト

▼『リライト』 公式Instagram

@rewrite_movie

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