東京・赤坂のTBS社屋
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 TBSは2日に東京・赤坂の同局で社長定例記者会見を行い、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜後1・00)で不適切な言動があった歌手の田原俊彦(64)について言及した。

 TBSラジオの林慎太郎社長は「言葉や行為を個別に判断したということではなくて、総合的に不適切だったと思っております」と語った。スタッフから生放送中のブース内は見えないというが、放送終了後に発覚。改めて聴取したという。その後、事務所スタッフからは直接謝罪があったことも明かした。

 放送前にはゲストに対して番組担当者が注意喚起をしていたという。

 林社長は「やはり安心して番組に出演していただけるように、TBSラジオとしましても、引き続きコンプライアンスの周知徹底に努めてまいりたいと考えております」と強調した。

 また、同局発表で田原の名前がなく「男性ゲスト」としたことについては、「田原さんの名前を出さないということではなくて、TBSラジオとして社としての問題を重く受け止めるということもあり、お名前だけが走るのではなくて、TBSラジオとして、お名前を書かずにあえて出させていただきました。なので、田原さんを隠すとかそういうことでは全くございません」(TBSラジオ広報)と説明した。

 田原を巡っては、6月15日放送の「爆笑問題の日曜サンデー」で不適切な言動があったと同20日に同局が発表。放送内で、原稿を読む女性アナの手をテーブル越しに指で触れたほか、足を高く上げた自身の写真についてのトーク中に「真ん中の足はもっと上がるんだけどね」などと発言していた。

 田原は6月22日に都内で行ったイベントで「今後気をつけていきたい」と謝罪していたが、NHKは同24日放送の音楽番組「うたコン」(火曜後7・57)で田原の出演を見合わせた。

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