第七十三回「届く声 届ける声~れろの会の朗読~」

こんにちは栗原け子です 元気であるために大切なことそれは声を 出すこと今回も呼吸をまず整えましょう はいゆっくり吸って ゆっくり吐いてではもう1度ゆっくり吸っ て 吐いてリラックスできましたかさあそれで は朗読をお届けします語りは農型レロの会 の皆さんまずお送りしますのは民浦辺野坊 さんが書かれました地方弁で語る地方の 民和をお読みします語りは田丸さんです 黒いお日様 音が軍のお話 昔音川の包民あたりは背が高え足が 美いしげっち見渡す限り荒れちんごとなっ ちゃった 静かな夏の昼下がり の熊市一はさっきから川に腰を下ろしち じっと川下に通じる一本道を眺め寄った もうすぐやっちくるやろ川しも門も門門は 玉がっち飛んじくるに違わん 中立ちおテト様が昼の日中に苦労なっち 今夜世夜の中が真っ暗になるち言うちった 気 熊は恩ガの陳様から [音楽] 音画の陳樹様のカ主から白意とエ星を カちきち感主らしい格好でニタニタ 笑い寄った 俺が神様のお告げじゃち言うって あんみ子も運命こと教えてくれたもんやな これから始まる人芝居にくま一は1人で 北援助った 時して川下から村門が足の歯を縫うごし3 人4人10人20人と集まってきたそして どの顔も青ざめち手足はブルブル振わ せよった よいくまお日様が姿を消す中とはほんな ことか くま多いそん時にゃ用の中が苦労なる中トやねそげなコツが本当に起こるとかてんそん時俺たちがお前に願い事したら一気と願いが叶うち言うんやね集まった村も門も門はまに何回も念もごもした [音楽] そこでくま一はいかめしい顔を作っ一気は か高い声でおらんだ 俺たちはなんぼ働いてん働いてん貧乏 ばっかりしる 真珠の神様が4べ俺にこそっとお告げを 知らしてくんなった んでみんなも心配せんでここの足の上に 座っちお店様が急に姿を消しなるとじっと 真っ 熊市から言われた通りあちこちの足を 踏みつぶしち じっと座っちまっちゃった てその日は別に変わったことはなんも 起こらんで辺りは日がくれちった 人々は騒ぎ始めた よい皆の主たった今また神様のお告げが あった明日明日ぞ明日昼におテト様は姿を 消しなる そんで明日はよからここで待っちれへいい か明日ぞ 川しも門もは熊市一が言う神様のお告げを 信じてすぐごと引き上げち行った みんなが座り込んじったその後は足が踏さ 踏みつされちひらべっとなっちゃった 次の日も次の日もかしも門は集まっちきた 抜点 昼の日中にお日様が姿を隠すはずはなかっ た そしてまた次の日も次の日も同なしやった それで川しも門は熊市の口車に乗せられ 小物を毎日毎日同し場所に集まっちた [音楽] 噂が噂を呼んあっちからもこっちからも日 に日に黒いお日様に願い事を叶えて もらおうとする人間がいみっち来た 熊市はだんだん絵なっちた 100人から500人1000人と熊市の いる場所は村門の足で踏みつされた足が 倒れてしまい黒グとした土がむき出しに なっちきた そしてその黒い土地が見るみるうちに 広がっち 見渡す限りの野原に変わっちった いやいや行くま一ち もうわしらは騙されんぞ小げなアホらしい ことがあるもんかこりゃお前なんか根胆が あっち俺たちを黙らかしたんやろがやい くまんなことを言うちみ 一に姿をお日様にとうとみんなは腹かき 始めち熊市一に空地かかった 熊市一ももうスごを言うにもいいよなり ボケっと空を見つめよった 地めは軽い気持ちで空ごを並べちかさ れる人を利用して ち思い寄った抜点 こ焦げ1000人もの人間を目の前にし たらスの恐ろしさが身に答えき出した そうじゃそうじゃ熊は不定えやろうじゃ俺 たちはもう黙らかされんぞくま一を たっ殺してしまえ そうじゃそうじゃやっちまえ みんなが手に食やらかやらを持っちくまに 打ちかろうとした時 ああ苦労なった 苦労なったぞ くまいちん言う通りじゃ も1つ晴れた空やったとにお様の光が急に 鈍っちん 裾から川しにかけち薄ぐろなった そして気のせいかうら寒いことなってきた くまいちん言う通りじゃ くまくま一様よさっきはすんませんやった くま一様どうか許しつさい 人々はみんな黒土に頭を擦すりつけち熊市 にさっきのことを許してもらおうと頼んだ 熊市一が神様んごと見え出した そのうちまたお日様が姿を表しちた辺りが 急に明るくなっちた 人々ははっとして ああしもた俺は後をお願いすると忘れ ちゃった ああ 俺はおっかの病気ことを頼むと忘れちゃっ た みんなは残念がっちゾろぞろ帰ってた そ後には黒い土の剥き出した土地が一面に 広がり 田に適した場所が広がっちゃった 熊市一は口先一丁で荒れを畑にすることが できた ち話したい [音楽] フレデリック初パン作曲天のプレデュート お送りしました演奏は村上さんでした 今回お送りしました民は地方便で語る地方 の民和音が軍黒いお日様お送りしました 語りはたまる砂さんでした 地域で生まれた身は私たちの宝物と言って も過言ではないと思います人々によって 高等で伝えられてきた様々な説話が戦後 過失修正されできたお話が民和と言います 昔話とはちょっと違うんですけれども やはり大切に育てていきたいこれからも 是非皆様にお伝えしたいと思っております いかがでしたでしょうか 届く声届ける声元気な声また皆さんにお 届けいたしましょうご案内は栗原け子でし たではまた

2025年7月7日放送
案内人:栗原景子氏(かたりね代表)
朗読者:田丸須奈生氏・中谷兌子氏
演奏者:村上和正氏(雨だれのプレリュード / フレデリック・ショパン)

毎週月曜日 11:30-11:45
FMちょっくらじお(86.1MHz)にて放送中。
リスラジ( http://listenradio.jp/ ) で全国のラジオ局から選んで頂ければインターネットの同時放送をお聴き頂けます。

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