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ツアーをやりながら、「ツアーをやったほうが治るんじゃないですか」みたいに、
冗談半分でよくスタッフと話してた。
本能的に細胞が活性化して「野性の証明」の頃に戻ろうとするというか
♪ネコニャンパリ ネコニャンパリ 人間だりぃ〜、である。♪いつもすぐに調子に乗り あの世のこの世のセカオワ〜、である。吉井和哉の天才ロックリリックが全開放、そしてエマ作の曲もピュアピュアな直球ロックンロール、ヒーセのベースもアニーのドラムもノンストップで突き抜けちゃっている。再結成を経て、吉井和哉の病気療養も経て、東京ドーム公演も経て、そしてフェス出演やロングツアーも経て、ザ・イエロー・モンキーはここまで来た。この曲はノリは軽いが、イエモンが奉るべきレジェンドなんかじゃなく大胆不敵にロックの最前線に立つ最強バンドであることを見せつける画期的な曲だ。ドライで不遜でちょっとかわいくてでもなんかディープな、イエモンにしか出せないロックの味は絶品である。
この“CAT CITY”の誕生秘話はもちろん、ツアーの話、そして今のイエロー・モンキーに対する4人の思いや人生論、いろんな話を聞きました。梅雨全開のモイスチャーな写真とともにじっくりお読みいただければ。
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=大野隼男
(『ROCKIN’ON JAPAN』2025年8月号より抜粋)
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