【THE BASE】片寄涼太がアーティスト・山田美優の自然光やさしいアトリエを訪問⎜登場するキャラクターに込めた思いは「様々な選択肢の中を浮遊する様に生きる現代人の姿」

なんか余白っていうかその制作以外の時間が結構大事だなって思ってて思ってる不感とか その定まらなさみたいな うん 象徴的な意味をの作品に込めたくて砂を入れてるってところも大きいのではい楽しいですね [音楽] へえ [音楽] 失礼しますこんにちは よろしくお願いします よろしくお願いします 改めまして山田美ゆさんのアトリにやってまいりましたですよろしくお願いします 山田ですよろしくお願いします お願いします色々とお伺いしていこうと思います制作はいつもこの場所でされてるんですか そうですね大体ここでしていて 自然光がある感じのアトリエが気に入ってて 確かにすごく光が入ってますね はい元々はここ何だったんですか 元々はあの貸出しはされてなくって ちょっと知り合いに聞いてなんかこの場所が開いてるって聞いてなんか貸し出す予定はなかったらしいんですけどあのアトリエとしてちょっと使わせて欲しいっていう風にちょっと直談パしたら 使わせてもらえることになって なるほどすごいこの壁も入れた感じですもんね白 あそうですね壁も作って うわあ自分で作りあ自分で作ったんすか はい さすがしかもここ場所が図脂のエリアで はいはいいい場所ですよね そうですねあの元々は近くに住んでいて それでこのなんか図脂っていうのがすごく気に入って うんなんかコミュニティとか あのお店とかもなんかすごく自分の好きなことを仕事にしてる人たちがたくさん集まってて うんうん でなんか空気感もラっとしてる感じで [音楽] あの気に入ってこいりました なんかお気に入りのポイントありますアトリへのま自己自身で作ったっていうところもあるのかな はいそうですね なんかま条件としてはちょっと風と自然光があるとこっていうので探してたんですけどなんか引っ越してから 換気線の奥がガタガタって言ってえもしかしてネズミかなて思ったんですけど なんか次の日あそこを見てたら鳥が飛んできて 夏鳥大好きなんですけど鳥が住んでるらしくての中にそこが気に入ってますあいいですね 実は一緒に住んでる同居人がいたという はいはいへえ へえなんか毎日はどんな感じで過ごされてますか?作品作りとか 1 日のこうタイムスケジュールとかもちろん日によって違うと思うんですけどうん そうですねなんかあの決まったルーティーンとかはなくて うんうん でもなんか余白っていうかその制作以外の時間が結構大事だなって思ってて あああのなんか日常生活 みたいなところを結構丁寧にしたいなみたいな へえ なんかそこでなんか飛び込んできた色とか形みたいなものが結構作品に入ってくるので うんそういうなんか時間は なんかご自身の中ではこう自分が描きたいものがモチーフがあってとかっていうメッセージがあってっていうことよりもなんかこう意外と日常を投映してたりする時間も うんうんうん 作品も多かったりしますか?じゃあ そうですね まなんか私のこのモチーフがあの今生きてる人たちをまモデルにしているので なんかその人たちがま生活してるその世界だったりとかまやっぱ日常みたいなのをよく観察するような感じ がその時間が多いかもなんかこのやっぱ私たちよりも上の世代とか親の世代とかってなんかこうあの何かを乗り越えたりとかこう行くぞみたいな うん 強かったりとかあのあると思うんですけど意思みたいなものがでも今の人たってなんかこうふわっとしてるというかもっとしてるというか なんかいろんな選択肢がたくさんあってでその中をこう有して生きてるような感じ が あのあるなと思ってそれをちょっと記号化して あの今こういうモチーフにしたんですなんかでもそれって悪いことじゃない気がしてうん あの不感あったりその定まらないとかっていうのはなんか選択肢を知ってるけどあえて選択肢ないみたいな ちょっとその流れに身を任せるじゃないけどやっぱ時代の変化も激しいしそこで決め込まないっていうのはなんかうん いい悪いことじゃないんじゃないか うん分かりますむしろ柔軟だし器がこう広くま持てるようなねうん そういう構え方も僕もなんかそういう価値観あるなと思いますね うん なんか工程とか制作のどういう風に進めていくかっていうのちょっとお伺ってもいいですかね?もちろん作品によっても色々あると思うんですけど はいそうですね あの私の作品はなんかエスキースを書いてま下書きみたいなのを書いてで自分で撮ったその写真とかから構図を組み直して書いてるんですけどなんかこう下書きをがっちり決め込むっていうよりはその画面の中であの出てくる形とか色とかっていうのをなんかもっと引き出せるようにっていうか [音楽] なんかあんま決め込まずにそこであの絵と行われる対話 を大事にして作り上げてくっていう感じ そうですよね なんかそんまアイデアとかっていうのはじゃあその本当日常の中で自分がま切り取った瞬間とか景色とかがアイデになってるって感じですよ そうですねそのま結構その観察した時に自然と目に飛び込んでくる色とか形とか うんうんうん でもモデルは結構いるんですよね 空想ではなくて現実的にあるような景色で うん でなおかつそのま一応モデルがいるみたいな ところをま切り取ってるみたいな あそのやっぱシンボリックなちょっと登場する生き物がいるじゃないですか これはなんかどういう存在なんですか はい これはやっぱ今現代の若い人たちとかそういう人たちのイメージでうんうん なんかその持ってる不感とか その定まらなさみたいな うん とかをこのモコモコしたようなあの感じのキャラクターに落とし込んで書いてるんですけど元々はなんか風景とかうん はい あの書いてて中的なものを書いてたんですけど その裏にサインとして書いてたのがこのモチーフで はい でそれがなんかある時にこっちの方が自分っぽいんじゃないかって言われてうん でそれでじゃあなんかあのキャンバス作品にしてみようかみたいになってそん時にちょっと自分の [音楽] B面が出たような感じ ああがあってなんか それ頃ぐらいに出てきたんですか いや34年前ぐらいあ結構最近ですね 最近ですねなるほどはいそっから変わっ なんかむしろこういうものをあの入れていくことに入れていくこと時代に若干抵抗があったっていうのも記事で僕入ってたんですけど そその気持ちもでもなんかこう書くことによって楽になったみたいな感じもあるんですか ありますね やっぱり最初は自分がこういうモチーフを書き出すことがなんか 抵抗感だあったんですけどそれも思い込みっていうかなんか やっぱり自分はこうあるべきみたいなのが強かったんでも外圧によってすごい変えられたみたいな でやってくうちにそれが受け入れられるようになって うんなんかやっぱ自分ってなんか自 自分がこうしたいと思うよりも人からこう頼まれたりとかこっちの方じゃないかみたいなことを言われた方がその自分よりも周りの方がなんか私のこと知ってるのかなみたいな すごいわかるわでもすごいわかりますそういう感覚 うんそれがありましたね なんか結構じゃ周りの後押し後押しつっただけど周りの方に影響されて自分自身もこう作品性がこう変わってきて うんそうですねこの生き物がはい大き 入ってきたわけですよねですね 色遣いの変化とかあります 色とかもあんまり勉強したことはないんですけど元々持ってたものといえば式感かなって思ってて うんうん 指揮感はええ始めすぐらいからそのいいねって言われることが多かったので なんかそれもしかしたら元々持ってたものかも へえ のこだわりをちょっとお伺いしたいんですけどはい はいあのま技法っていうほどのあれでもないんですけどま砂を入れたりしててこういう 実際これがあってるな感じの砂を入れて で今ちょっと分かりにくくてこれから結構入れるものが多くって この辺だとちょっと実際に ええしっかり砂がってるんですけど へえ へえ最初にペインティングを書いた上に乗せてくんですか はいそれもあってあとはこういう風に絵の具に混ぜたりとか あのどっちもあるんですけど 確かになんか質感が出ますよね独特な そうですね ていうかが出るので使っててこの砂っていうのもこの今私たちが人口と自然の間を行ったり来たりしてるみたいなとこのまコンクリートとかにもすって原料としてなってるしうんうんうん あの自然界にもあるみたいなとこですごい中間的な存在だなってなんかそれも今の人たちのその行ったり来たりとか そういう不感とも繋がるかなって思ってうんうん なんかこう自然と人工物のこう間というか はいはい しかも両方それを繋いでる存在が砂なんじゃないかと うんうん 面白いですね砂だけの作品もあるっていう風に あそうですねこっちにあって おおなるほど こっちは逆に色は乗せずに はいドローイング的に書いたアスの作品なんですけど 面白いなんかでもちょっとこう子供の頃の うんあそうですね はい の砂に描いたような気持ちも思い出されるような作品でもありますし うん 図脂で生まれる作品としてはならではような空気感もありますけど ね このやっぱり自然をちょっとデフォルメしたようなこれはなんか作品なんですけどこっちはもうちょっとその絵画的になんかしたいなっていうのがあって それでま質感としてもそうだし象徴的な意味を うんの作品に込めたくて砂を入れてるってところも大きいのでうん はいまたしかも峠芸作品も最近はあ あるということですねそうですね なんかコンセプトなど伺えると なんかこういうのとか割れてると思うんですけどなんかこれも砂をここに混ぜて はいはいはい でそうするとその粘土が収縮する時にクラックが結構入ったりするんですね なるほど なんそれで砂をちょっと生かした作品っていうか へえあの使った作品 むしろこう綺麗にその粘土で焼くっていうよりは ちょっと砂を混ぜてある種ウィークポイントができてる状況で そうですねそこも含めて作品にしたいと はいで今ちょっとチャレンジしてるところですねこの辺は 実感としてはどうですか?楽しいですはい楽しいですね へえ はい元々やっぱ手でなんかやることが好きなのであのうん うんしかもあれですもんね芸術系の大学じゃなかったんですもんね あそうですねあの元々は一般台であの 2 年生ぐらいの時にちょっとあのまあ大切な身近な人が亡くなってでそこからなんかすごく溜まってたものとかがわって出始めて でそれがなんか私は感情をあんまり外に出すことが苦手だったんですけどその Aにそっから夢中に へえ なり始めたっていうかなんかいろんなものを出 まあの媒体だったっていうか ますごいこうある意味その作品作りみたいなものとかそういう時間ぼっとする時間が結構救ってくれたみたいなところはあった うんそうですねそれもありましたね へえそういった経歴の中で美術業界に入っていくっていうのはどういう流れだったんですか 作風が変わったことが結構 1番大きかったんですよね なんか変わったこときっかけでどんどん展示が決まってったっていう感じなんですけどなんか 私としてはま絵の勉強もそうだと思うんですけど作品について考えることはまもちろんとしてそれ以外のことまコミュニケーションだったりとかその 普通に社会とこととかをあの学ぶ方がなんか大事なんじゃないかって 思いますね ま作品制作だけにめり込む作家さも中にいるかもしれないですけどその中でまこう コミュニケーションであったりとかこう社交性みたいな部分もう うんうん すごく自分にとっては大切だったっていうですかね そうですね結局やっぱり美術の人たちも社会の一致っていうかの中で あのうんいるものだと思うのでへえ なんかそれで言うと作品とかそういう美技術っていうもの自体が今後こう社会の中でどういう役割になっていくかとかって考えたりします そうですねなんか私はやっぱり作品って 1つの解釈じゃないってところが 1 番あのいいっていうか好きなところなので うん こうなんか見る人によって違う考え方とかなんかそういうことをま共有したりとかうん なんか言葉にならないような感情みたいなのを共有するのにはすごくいいなって思ってるので うんうんうんうん そういう感情とか受け取り方の共有もそうだしいろんな選択肢があっていいんだよっていうこう許容をする感覚とかもやっぱ芸術とか作品から学べることなのかなとは僕も思うのでなんか幅がね広がっていくといいなっていう風に僕も思いますね うん あのこれからアーティストを目指す方もいらっしゃると思うんですけどご覧になってる方の中になんかこれだけはやっとこうっていうアドバイスとかなんかあります うんちょっとさっきとかぶってしまうんですけど やっぱりあの A 以外の時間っていうか政策以外の時間とかなんか興味みたいなのものを持つことが結構私は大事かなと思います本当そうですよね なんかねお仕事だけが成功していくっていう時代もあったかもしれないですけど今の時代はその生活とかなんか自分のこうライフスタイルがありながらこう生きていくことと両立していくっていうことはね芸術だけに問わずすごく大切な考え方だなと僕も思うので いいお話を伺いてよかったです はい え本日は山田さんにお話を伺いました山田さんありがとうございました ありがとうございました [音楽] うん

「THE BASE」では、片寄涼太(GENERATIONS)がアーティストたちの出発点であるアトリエや制作の現場を訪問します。

<ゲスト>
山田美優
https://www.instagram.com/miyuyamada2/

<ナビゲーター>
片寄涼太
https://www.instagram.com/ryota_katayose__official

00:00オープニング
00:40 アトリエについて
02:30 1日の流れ
03:10 制作に行きつくまでの時間
03:43 現代人に対する印象
04:47 制作工程について
06:02 登場するキャラクターについて
08:29 作品の色使いについて
08:50 砂を取り入れた作品
11:09 陶芸作品について
12:01 アーティストになったきっかけ
13:11 作品以外に意識してきたこと
14:02 社会の中で、アートができること
14:57 アーティストを目指す方々へ

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◾︎山田美優 │ Miyu Yamada

Concept
時代や社会の流れの狭間に生きる者を投影した作品を制作する。現代⼈の持つ独特の浮遊感、つかみどころのなさといったものを捉え、都市と自然の中間的存在として砂状の素材を用いている。
ドローイングを元に線を盛り上げて描くシリーズとパステルを用いた作品を展開する。
登場する生きものたちは、目まぐるしく変化する時代と交錯した社会を見つめる自分自身であると同時に、鑑賞者自身として描き出される。
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協力:biscuit gallery

運営会社:エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社
プロデューサー:加藤信介、古後友梨
制作協力:IN THE POOL,inc
技術協力:K5

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5件のコメント

  1. 片寄涼太さんのThe Base楽しく拝見しました😊穏やかな会話とよりアーティストさんの思いを伝わりやすく言い換えてコメントするのが片寄涼太さんはお上手だなと感じました
    仕事も生活も充実させていく生き方とてもいいお考えだと思います
    山田さんの作品は色味に温かみがあってとてもステキだと感じました🖼️

  2. シンボリックが
    可愛いです☁
    すごく共感できるお話がたくさん散りばめられていて
    いいなぁーと思いました。
    アーティストの方は皆さん芯がブレなくて素敵です。

  3. 日常生活を丁寧に感じながら、思いを描き届ける考え方がとても素敵でした✨かわいいキャラクターですが、何かそれぞれ自由にうったえてる存在感を感じましたし、自然に溶け込んでいてぬくもりも感じられて素敵です☺️
    片寄涼太さんの穏やかな雰囲気と言葉選びもよりアートの世界をわかりやすくしてくれて学びがあります。

  4. 片寄涼太さんの【THE BASE】今回も興味深く拝見しました!
    山田さんの個性的な中にどこか懐かしさや親しみやすさもある作品!
    砂の技法もとても美しくて実物を見たくなりました!

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