今度のプラピは、ちょい悪でイケオジでカッコ良くて、と
なんともタイトル含めて月並みな言葉を並べてしまいました。
私はビビりで高速道路を走ったことがない、
時速300キロ超えのスピードで、1時間半走るって、
コックピットで数十秒息を整えるったって、
極限の集中力と、脳と心臓、筋肉への負荷は想像も付かない。

F1も、ルマン24時間レースも、公道1000マイルで
競われる「ミッレミリア」も、みんな映画で知った。
「フォードVSフェラーリ」「グランツーリスモ」
「フェラーリ」
この映画は王道過ぎるほど王道だけど、だからすごく良かった。

「F1(R)エフワン」のソニー役のブラピは、
かなりユーモラスなシーンが多い。
第一に、レーシングカーに搭乗した顔は、頭と首と顔の骨を守るための
レーシングヘルメットを被ると見事に圧縮して、顔が皺寄せられる。
(新型の小型化したカメラなの、実際に走るレーサーの表情は
多分はじめてじゃ?)
トム・クルーズがプロペラ機の風圧を受けて、皮膚がプルプルと
揺れてたのを思い出しちゃった。

STORY
30年前にF1で事故って大損害を与えて第一線から消えたレーサーの
ソニー・へイズ(ブラッド・ピッド)は、
旧友で元チームメイトだったルーベン(ハビエル・バルデム)に
最下位で弱小チーム・エイペックスでF1に復帰しないかと誘われる。
ソニーは過去には伝説のレーサーだったが、婚約破棄、2度の離婚、
そして大借金を抱えて自己破産した過去があり、今は車上生活で、
様々なラリーを転戦して暮らしている。

FIのフォーミュラ・ワンのレーサーとは、世界各国のサーキットを
転戦して戦う。
ノミネートは一社で2台✖️10なので走るレーサーは20名。
F1レースは通常、305kmの距離を走る設定で、300キロ超えの速度で
53周〜78周などサーキットにより変わる。
90分はピッド入り以外は走り続ける。

復帰したソニーは若手スターレーサーのJPことジョシュアの
反発と抵抗に合い“ポンコツとか高齢者呼ばわりされる。
が、
ソニーの日々の努力や勝利への拘りで、最下位争いのチームは
少しづつ順位を上げて行く。
正直言って、ソニーのレース運びは、やんちゃ過ぎる‼️
車線は譲らない、車体の側面に当てる、もう反則スレスレ‼️
でもカリスマの指示は的を得ていて、チームは次第に
団結して行く。

予期せぬアクシデントも、ドクターストップもアリだけど、
最高の結果が待っている。

ケイトとの刹那的な愛も、61歳でもブラピなら
少しも不自然ではない。
ホテルの部屋にそっと飾られた息子の写真・・・
“さよならだけが人生さ”みたいな男のロマン。
長く愛される映画になるだろう‼️

★アブダビ(アラブ首長国連邦)の
ヤス・マリーナ・サーキットは格好良かった。

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