「親は財布じゃない」——すべてを与えた両親に“感謝ゼロ”の息子夫婦が受けた当然の報い【60代以上の方へ】

ふざけないでよたった10万円よその くらいでこんな扱い受ける筋合いどこにあ るって言うの怒鳴りたい気持ちを抑えて私 は言った給料を少し上げて欲しいだけだっ たのにその瞬間さお母が鋭く言い放った 10万円あんたの名前地面掘ったら出て くると思ってるのバカも休み休み言い なさいよその暴言に血の毛が引いた小母 さんさおさんは子育てまでしてるんです 給料を払うのは当然です払いたければ勝手 にやんなさいよ自分の金でね孫ご会えて 嬉しいでしょう世の中会いたくても会え ない人だっているのにわ会いたくないわよ あんなの連れてきなくて結構小義さん さすがにそれは何がさすがにだお前らが来 ない方がうちは平和なんだよ来るなって 言ったら小母さんにけてたじゃないかそう よ嫁が嫌ならこっちが消えてやればいいん でしょそれで文句ないんでしょ限界だった 私の中で何かが音を立てて崩れたそんな話 をしているのは私高橋け子62歳これは私 と息子とやそしてその妻さおとの物語です 結婚の時一戦も持たずに来たさお自金 どころか子供を連れてやってきたそれでも 私は何も気にしなかった私の息子が選んだ 相手なのだから2人で幸せに暮らして くれるならそれで十分だったし生活が楽に なるようにと経済的な支援もおしまなかっ たでも2人で幸せに暮らすことが私たち 夫婦を内がしにして会うことすら面倒だと 思っていい理由になるとは思わなかった 家族としての最低限の付き合いもしたく ないさおりそしてそんなさおりに似てきた とやそれでも経済的支援は今まで以上に 求めてくる図々しいにもほどがある 極めつけは私たちが渡したお金で孫の世話 をしているさお母に給料として支払ってい たという事実もうあの2人のために手を 差し伸べる理由なんてどこにもなかった私 に求めているのはもはやお金だけなんだと そう思えてならなかった支援を止めたら その扱ましい顔がどんな風に変わるのか目 に浮かぶようだった私たちには娘が1人 息子が1人いる夫の事業が成功し私たち 家族はかなり豊かに暮らしてきた娘も息子 も不自由なく育て望むだけの教育を受け させることができたお金があるからと言っ て必ずしも幸せとは限らないけれどもお金 のせいで不幸になることはなかった私も夫 も家族第1の人間だったから我が家は本当 に仲のいい家族だったとやも娘も大きく 外れることなく育ち2人とも名門大学を 卒業した私はその幸福がこれからもずっと 続くと信じて疑わなかったいい知らせが できなくてごめん謝らなくていいのよ そんなに焦ることはないわとやは俯いた顔 をしていた大学を卒業してからかなり立つ のにまだ就職が決まらなかった娘は卒業と 同時に入社したから友やが就職でこんなに 悩むとは思ってもいなかったそれも国内 有数の大学を出ているのにであるそうよ母 さんの言う通り焦ることはないでもごめん 真面目に頑張っていればきっと報われる から今屋は1人暮らしをしているその生活 費は私たちが支援していた就職するまでは そうしてあげるつもりだったでも面接で 落ち続けるたびに彼の地震はどんどん失わ れていった女とを私たちは励まし続けた けれど嬉しい知らせは一向に来なかった とやと話したんだけど最近ちょっと参っ てるみたいある日娘との電話でそんな話を 聞いた就職のことうんそうだよね今は本当 に難しいからでもねし太君て覚えてる高校 の時の友達うんとやと仲良かった子よね その子がこの前大手企業に最終合格したん だってとやの1番の親友が大企業に就職し たと聞いて彼は相当なショックを受けた らしい就職ってそんなに難しいのね30 過ぎても決まらない人だっているって 聞くしそう思うとますます胸がざつくの だったなんとなく頑張ればいつか報われる へって思っていたけど現実はそうじゃない のかもしれないそう思い知らされる出来事 だったその不安が現実になったかのように とやはしばらくの間胃に反して無職のまま 過ごすことになったそれを見かねた夫が とやにこう言ったのだったうちの会社で 働いてみないか娘はすでに別の会社に就職 していたし夫婦揃って過業を継がせる気は なかったから息子と一緒に働くなんて想定 もしていなかったけれどこのまま放って おくこともできなかったとやは数日考えた 末やってみると答えたよほど精神的にも 追い詰められていたのだろう予定外の展開 ではあったが夫の会社に入ってからの友屋 は目に見えて明るくなった給料が十分に もらえているからかそれとも職業があると いう安心感かいずれにしても私たち夫婦と しても結果的には良かったと思えるように なったそんなある日娘の結婚が先に決まっ た結婚に際しては費用も全て販し都内の マンションを購入して新婚生活を始めた 向こうは娘と同じ会社に務める同僚だった とても親しみやすいタイプではなかったが 礼儀正しく落ち着いた人柄に私たち夫婦も 交換を抱いていた娘が無事に結婚したので とやの法もそのうちと安心していた矢崎 だった結婚したい人がいます突然の連絡に 私は正直耳を疑った全くそんなすぶりは なかったのに急に結婚するっと言い出す なんて誰と気づけば私は思わずバカみたい な質問をしていた付き合って半年くらいに なりますでも言葉を選ぶような口調の後に 彼の口から出たのは私たちを驚かせる言葉 だった妊娠したんですまだ1度も会った ことのない女性と半年ずの交際で結婚に 至る理由は授かり込んだったどんな人なの か全く知らない状態だったが聞いた話に私 はますます不安を感じていった相手は30 歳で仕事はしていないというああまだ就職 活動中なのとやも長く就職浪人していたし 娘の時も30を過ぎても就職できない人は たくさんいると聞いていたから彼女も同じ ような教遇なのかと思っていたいえそう じゃなくてカフェでバイトしてるだけです アルバイトだけで生活していて正社員に なるつもりもないようだった30歳にも なって定食につかずアルバイトで過ごすと いうのは私の常識から外れていた子供が できてなくても結婚は考えてたんだとやは 子供のためだけに結婚するわけじゃないと 主張したただ少し時期が早まっただけだと 私も夫も戸惑いはあったけれど反対はし なかったお腹の中の命を考えれば今更 引き止めることなどできないそれにいずれ 家庭を支えていくのは息子だと考えれば 相手が無職でも大きな問題ではなかった 結婚の準備が進む中で彼女の実家からは 結婚費用は出せないと言われたじゃあ家は パパとママが買ってくれるのうん ありがとうさお母さんもすごく感謝してた よ突然のことであちらもさかし大変だろう と思ったでもうちは経済的に余裕があった しサポートすることに何の迷いもなかった とやも働き始めて数年に過ぎなかったし さおりの実家からの援助もないだから私は 高外にあるマンションを一件購入してあげ た金額にすれば1億円近くの物件だった 結婚費用も全て私が負担した組織が終わっ た後私たち夫婦当てに届いたご衆議も相当 な金額だった特に夫が事業をやっている こともあり親戚一童とは比べ物にならない 額が集まったそれすらも夫は結婚祝いとし てあげようと言って全部渡してしまった ここまでしてあげたのだから2人はもう何 の不自由もなく暮らしていけるだろうそう 思っていた娘は結婚してもう数年が経つ けれどまだ子供はいなかったからさおりの お腹の中にいる赤ちゃんが私たち夫婦に とって初めての孫になるだからこそ新しい 家族が増えることに少しは時めきを感じて もいただけどとやはどうも心配が多いよう だった子供が生まれるって考えると不安に なります友働きでもないし そういう友に夫は給料を上げてやろうと 言った一気でも十分に生活できる額だった 私たち夫婦は安定した生活を気づけるよう 経済的にも精神的にも全面的に支えてきた けれどそれでも友屋との距離が少しずつ 遠くなっていくような気がしていたごめん 今回は行けそうにないんださお体調が悪く てえ大丈夫なのちょっと休ませた方がいい みたいで僕もそばにいたいんだ結婚後 初めてのお正月だっただけど嫁の体調を 気遣って2人とも寄制しないという連絡に 私はさおりのことが心配になった体調が 良くないのならゆっくり休ませなさいふん 母さんも無理しないようにって言ってくれ たよじゃあよろしく伝えてねこれだけ伝え て電話を切ったそしてお正月の朝になって もこちらからの電話はなかったあなた1度 電話してみたら隊長大丈夫かしらそうだな 昼過ぎには心理が来る予定だったけれど それを待ちながら私は初めてさおりに電話 をかけてみたた大丈夫はいお腹が痛いの いえ大丈夫ですそれなら良かったわ せっかくだから美味しいものでも食べてね はいそこで会話が途切れた気まずい沈黙の 中私は独り言のようにいくつか言葉を続け たけれどすぐに話をやめたじゃあ切るね嫁 とはなかなか距離が縮まらないのだと 改めて思ったそれ以来私はさおには なるべく連絡を控えるようにした体調を 気遣う言葉は通して伝えることにした そして妊婦に良いとされる食材や サプリメントがあれば宅配で送るようにし ていたそんなある日私の誕生日がやってき たさお出産前だったが彼女は私を食事に 招くことはなかったもちろん向こうの健太 も着なかった娘と息子だけが来てさやかな 食事会を開いたけ太さんも来たがってた けど心理にそう言われて私は手を横に振っ たいいのよ健太さん忙しいの分かってる から今度お盆の時にでもくればいいわ向こ や嫁に気を使う部分もあったけれどたまに は娘と息子だけで静かに過ごしたいと思っ たのも本音だったや嫁が気まずく感じる ように私たち夫婦も決して気楽ではなかっ たからだ私は吉美香の行事には毎回顔出し てるのに心理は月に2回も義香に顔を出し ていると言って愚痴をこぼした私は嫁や 無子にあまり干渉しないようにしているが それも娘の存在が大きかった彼女が結婚 生活で苦労しているのを見ていたから 私たちはそうならないように努力していた 食事中太から電話がかかってきたお誕生日 おめでとうございますプレゼントは心理に たけておきましたそう言ってくれたでも さおからは何の連絡もなかったそして間も なくして私たちにとって初めての孫が誕生 した最近さおりが夜も眠れなくて大変 みたいなんだサゴケア施設を出たばかりで さおりが子育てで苦労しているようだった まだ1500日も経っていなかったので私 もまだ1度も孫には会いに行けていなかっ たさお気のどに思えてこう提案してみた私 が行って手伝おうか近くに住んでいたから 昼間だけでも赤ちゃんを見てあげられるの にえ母さんがだけどとやの反応はかわしく なかった前に1度聞いたことがあるんだ けどねサおりがあまり望んでないみたいな んだすでに断られた提案だったのかもしれ ない辛いって言ってたからさお実家は遠く てすぐに助けに来られるような距離では なかったから手伝えるのは私だけのはず だったそれならヘルパーさんを雇うの かしら多分母さんが来るんじゃないかなえ 本当にふんしばらくこっちで一緒に住む つもりみたいまさかの言葉に私は思わず 絶ックしたでも私はすぐに頷いたそうよね やっぱり実のお母さんの方が気楽だものね それから間もなくしてさお母親が状況して きたと聞いたけれどそれ以降とからは ほとんど連絡がなかったシの桃кто祝い が過ぎれば1度くらいだろうと思っていた 私も夫も首を長くして待っていたけれど 時間だけが過ぎていったそんなある日夫が 一度赤ちゃんの顔を見たいと言い出して ようやく私たちは招かれることになった 尋ねたその家には安野さお母親がいた ずっと一緒に暮らすつもりなのか小さな 部屋の1つが彼女専用の部屋になっていた ドレッサーもベッドも備えつけられていて どう見ても一時的な滞在ではなかったそれ に比べて私たちはこの家を購入してあげた というのに訪れるのは初めてだったでも それよりも心がざついたのは別のことだっ たシを抱っこしようとして手を洗って 近づいたらさおがそれを静止した今ミルク の時間なのでそういうやさお母がすっと 赤ちゃんを抱いて立ち上がった私の手は中 に浮いたまま取り残されて気まずさだけが 残ったその後も赤ちゃんに触れさせて もらえる機会はなかったミルクの時間だ からおムつを変えるから寝かしつけるから 何かと理由をつけてまるで近づかせない ような空気すらあった胸の奥に妙な違和感 が広がっていった歓迎されていないそんな 感覚だった嫁が私たち夫婦を心よく思って いないことは以前からなんとなく感じてい たけれどここまで他人行義にされるとは 思わなかった太隣を見ると一緒に来ていた 心理も複雑な表情を浮かべていたさおが 疲れたような顔をしていたので私は 立ち上がりたくなったもう帰った方がいい のかもしれないそんな気持ちだったでも私 が言い出す前にとやの口から先に言葉が出 たそろそろお引き取りいただいた方がいい かとうんそうねもう帰るわよ心理は明らか に不嫌そうだったけれど私は笑って 受け流したそして帰る前にとやを呼び出し てそっとカードを差し出したこれ何栄養の あるものでも買ってさおりに食べさせて あげなさい外に出るのも大変でしょう たまには美味しいものでも食べに連れてっ てあげてえ本当にありがとうとやの顔が 一気に明るくなって私をぎゅっと抱き閉め てきた今度シを連れて遊びに行くよそう 楽しみにしてるわ私はそう言って家に帰っ たけれどカードを渡したのを見ていた心理 が私に釘を刺すように言ったなんであんな のにカードなんか渡すのよいいじゃないの 頑張ってるんだからわあ本当甘いんだから 心理は呆きれたように下打ちした私は しばらくしたらカードも帰ってくるだろう と思っていたでもそのカードはずっと戻っ てこなかったそれどころかさお母親がまだ いるという理由で再び招かれることも なかったシは私たちにとって初めての孫で とても愛しい存在だっただからさお母親が 帰るまで我慢しようと思っていたでも何が 月経っても彼女は帰らなかったその間も私 のカードは毎月20万から30万円ほど 使われていた送られてくる明彩を見ると 生活費として使われているようだった 赤ちゃんを育てるにはお金がかかるものだ し私は何も言わなかっただけど私がどれ だけ木を配っても歩み寄ってもそれは一方 通行だったたまに会えばそこには見えない 壁があったさおまるでこれ以上近づかない でと体全体で訴えているようだった後の1 年間さお1度も寄制しなかった生がある 程度大きくなってからも来るのはとやと 子供だけだったさおの顔はほとんど見る ことができなかったそして生が一切を過ぎ たある日さおりも一緒に連れてやってきた これ一緒に並べてもらえるごめんなさい 障害てお正月の朝尋ねてきたと一家でも とやもさおもリビングのソファで子供を 眺めているだけだったシはすでに1人で 動き回れるようになっていて部屋を よちよちと歩き回っていた私たち高橋では 昔から正月にはみんなで料理の準備をして 後付けも一緒にしていたもちろん料理その ものは私が担当していたけれどだから正月 だからと言って特に揉め事があるわけでは なかったもちろんさおや義りの息子には何 も手伝わせなかったけれどまさかと屋まで があんな風になるとは思っていなかった とやパパがこれ運ぶから食器洗いお願い そういった夫の声にずっと不想に座ってい たさおがすかさずと屋の腕を掴んだどこ 行くの食器あらかとじゃあ私1人でここに 座ってろってことその一言でとやはまた腰 を下ろしたその光景に私も夫も思わず顔を しめそうになったが必死に笑顔を保った そして来てから2時間も経たないうちに もう帰りたい人言い出す織りに押される ようにして彼らは早々に帰っていった かつてのような温かく賑やかな正月の 雰囲気はもう感じられなかった子供たちが 来るなら本来は嬉しいはずなのにこちらが 気をやって座っているだけで疲れてしまう むしろ早く帰ってくれた方が気が楽だった 私たちは同じ市内に住んでいるのにとや 一家と会うのは1年2に3回あるかないか その貴重な日ですらあんな風にいやいや来 ているような態度を隠そうともしないは 本当に可愛いのに可愛がる機会すら与え られないその様子を見た心理まで呆れ顔 だったいや私も嫁だけどあれはちょっと ひどいんじゃない他人でもないのにどうし てあそこまで壁を作るの私も理由が分から なかった別にといりをしたわけでもないし そのくせママのカードはまだ使ってるん でしょ心理の言葉に私は頷いた毎月の カード迷彩はまだ支払いが続いているでも とやとさおの態度はますます非常識になっ ていったえ海外旅行しかも急に会社はどう するの出発の15日前に急に旅行に行くと 言い出したと屋に夫が驚くとだって父さん の会社でしょなんて返してきたわさお母 さんもこれまで大変だったから少しくらい 報われないとね確かに育児は大変だろうで もとやのその無責任さには呆れるしか なかった会社を5日も休むというのに 悪びれる様子もないそれでも夫は耐えた さお母親への感謝の気持ちで黙って見送っ た帰ってきたらちゃんと話をしようそう 思っていたけれど旅行から帰ってきて間も なくまた驚くべき話を聞かされたある週末 夫に連絡してきたとが給料をあげて欲しい と言ってきたのだまたうんさお母さんに 給料払わなきゃいけないからってえしの 世話してもらってるからそうで30万円に して欲しいんだってえ今までも20万円 ずつ払ってたんでしょ私は呆れてしまった 旅行でお礼したはずがすでに1年以上給料 として毎月払っていたというそれをやの 給料から出していたというより私のカード で補填していたとしか思えなかった私が 手伝うと言った時はあんなに嫌がっていた のにもちろん楽に暮らせるように支援して きたのは事実でもこれはちょっと度が過ぎ ているさお家にいて働いてもいないなのに 母親を読んで月30万円も払って子育てを 頼むなんて何を考えているのかそのくせ 私たちにはまるで空気のように扱って嫁と しての勤務めは全く果たそうとしない私も 夫もバカじゃない給料はもうこれ以上上げ られないサイドかかってきた電話に夫が そう言うとは不満を現にした1馬力じゃ 厳しいよ家も飼ってあげたし結婚費用も 出したカードも渡したなのにまだ足りない のそう心の中で思ったあれこれ与えすぎた のが逆に毒になったのかもしれないでも 心理にも同じように支援したけれど心理や 夫の一郎さんはそんな態度は1度も見せ なかっただからとやも同じだと思って色々 与えてしまったのだけれどどうやら彼らに とってその支援はありがたいものではなく 当然の権利になっていたようだった今の 支援すら減らすこともあり得るわよそう心 の中で呟いた責任感もなくただ甘えている だけそんな働き方をしているのだから前回 のことがあって夫もすでに心を固めていた まさか本当にそこまでされるとは思ってい なかったようでとやの顔には戸惑いが 浮かんだそしてまた正月にやってきた時も 彼は同じことを言い出したその話はもう 終わったんじゃないうちの家計も考えて くださいよ社員じゃなくて息子ですよ わがままを言えば給料が上がると思って いるのかもしれないそれに隣に座っていた さおりもまた不満を抑えきれないような顔 をしていた普段から不きそうな表情が今は さらに険しくなっていたこれでよく親子 なんて言えるものだまさかそんなお金の ことでや の言葉に私は思わず乾いた笑いが漏れた もしお金のことだけならあんなに支援など しなかった家を勝ってあげるなんてこと 絶対になかったはずだ結局あなたたちは親 の恩恵だけ受けたいに子として嫁としての 責任は一切果たしたくないってことね嫁と しての責任さおが不快そうに眉を潜めとも 食ってかかってきたまるで私が姑ト目とし て彼女をいじめているような物いだった 今時そんな嫁の役名なんて誰も気にしませ んよ正月だってみんな旅行に行くじゃない ですかその言葉にさおも大きく頷いたそう じゃあこれから正月に来なくていいわする と2人の表情が明るくなったのがはっきり と見て取れた私は初めからさおや一郎さん に何かしてもらいたいなんて思ってい なかったただ人並みに最低限の関わり くらいはあるものだと信じていただけだ けどここまでバカにされる筋合いはない私 はスマホを取り出しカード会社に電話を かけたその場でカードを噴質として利用 停止にしたのだもうそのカードは使えない からえカード止めたんですかええ何度も 返してって言ったのに返してくれなかった じゃないでも最近は何も言われなかった からお小遣いだと思ってそうだったら今 まで使った分で十分でしょでもそれは あんまりじゃないですか義母にも生活費を 渡さなきゃいけないのにどうやって払えば 来月から30万円って決まってるんですよ 赤ちゃんのせはちゃんと母親がいるのに なんでわざわざ祖母に30万円も払うの 楽したいならそれなりの代償は必要よ ただし自分のお金でねとやの顔が怖さおり も口をポカンと開けたままだった今まで どんなことでも受け入れてくれると思って いた私が突然態度を変えたことが信じられ ない様子だったでも隣で夫がさらに 追い打ちをかけるように行ったそれから あの家も出ていけえいえそうだこれまでが あまりにも楽すぎて自分たちが何を与え られてきたか全く分かっていないようだ いやカードはともかく家までって俺の家だ ぞ俺の名義なんだから俺の勝手だろ家を 買う時に夫の名義にしておいたのが今と なっては正解だった目の前で1億円の家が 消えていくその事実にとやはやっと焦り 始めた自分たちの身のたにあったもっと 小さな家に引っ越せばいい買うにしろ 借りるにしろそれもお前たちの稼ぎでな とやの給料でそれらを全て賄うのは不可能 だろう家を買うなんて到底無理な話だとや もさおも顔が真っさになっていたお金の ことで責めるのは違うってじゃあ今のが まさにモハってやつじゃないお母さんでも 僕は息子ですよ子供だからってすぐに路島 に迷わせるなんてことはしないわ孫もいる し会社もしばらくは勤めていいわよでも今 のうちに転職活動を始めなさい3ヶ月だけ 猶予を上げるわその言葉にやっととやは ことの重大さに気づいたようだった夫の腕 を掴みながら懇願するような表情で言った たった10万円料を上げてくれって言った だけなのにどうしてここまでされるんです か10万円それが何お前の名前か地面掘っ たら出てくるとでも思ってるのかバカも 休み休みに言え義母に子供を見てもらっ てるからお礼をだから30万でも40万で も好きに払えば自分のお金でねそれにね さおりさんのお母さんには孫号をもう存分 抱かせてあげてって言うのよこっちは会い たくても会えないんだからって会えないっ て何よ私これからはもっと連れてきます からそういうさおりに私はもう気力も失せ ていたもういいわよ着なくても結構小義 さんサおりが抗義とも言えないような講義 を口にしたけれどもう私も夫もすっかり心 が離れていた親を都合のいい財布か何かと でも思ってるのか君たちが来ない方がうち はよっぽど穏やかだよそうよ来ないでって 言った途端顔が明るくなったじゃないだ からあなたたちの望む通りにしてあげる嫁 の家なんてうんざりだって言うんでしょう だったら私たちはあなたたちの人生から 消えてあげるわそんなつもりじゃさおが 今更取り作ろうように言ったけれどもう 聞きたくなかったこれまで黙っていたのは 言いたいことがなかったからじゃない時が 経てば変わるとそう信じていただけだった 娘のように仲良くなるのは難しいと分かっ ていたしそれ以上は望んでいなかったでも 礼儀も感謝もない図々しいだけの息子夫婦 にもうお金を出す理由なんてない今まで 教授してきたものがどれほど恵まれたこと だったのか思い知らせてやりたい裕福に 暮らしてきたことに感謝もせずをただの ATMのように見ているその姿がもう我慢 ならなかったこんな息子や嫁なら会わずに 生きる方がずっと心が楽だ私は1年にから 3回会えればそれで十分だったでもそれ すら息子の欲深さが壊してしまった今では 年に数回どころか赤の他人よりも遠い関係 になってしまったでも後悔はしていない もしこの先10年20年と金を出し続けて いたら老後になってからどれだけ後悔した かと思うと今ここで線を引いたことが正解 だと確信している娘は後から話を聞いて 呆れたように下打ちしたせっかくの服を 自分で蹴ったようなもんだね弟のことを 気の言っていただけど後悔してもう遅い カードは止めたし夫はついに息子を家から 追い出したそして来月には会社もやめ させる予定だとやとさお涙ながらに懇願し てきたけれど少なくとも今は決定を覆す気 は全くないあなたは今チャンネル父の背中 と母の歌の物語をお聞きいただいています このお話を通じて感じたことやご自身の 思いそして温かい励ましのメッセージが ありましたら是非コメント欄にてお聞かせ くださいあなたのいいねやチャンネル登録 は私たちがこれからも心に響く物語を 届けるための大きな励みになります今日と いう日があなたにとって温かく優しさに 満ちた1日となりますようにそれではまた 次の物語でお会いしましょう [音楽]

高橋恵子さん、62歳。
この動画は、息子・智也とその妻・沙織との間に続く、張り詰めた関係を描く。
1億円の家を買い与え、結婚式の費用を全額負担し、ご祝儀まで渡した――すべては“家族のため”だった。
だが、二人は感謝どころか、助けを当然と受け取り、さらに要求を重ねていく。
恵子さんは、どんな決断を下すのか。

☀️こちらは「父の背中と母の歌」チャンネルです。
高齢者にまつわる、心が締めつけられるような切なく悲しい物語をお届けしています。
様々な実話をもとに再構成し、丁寧に朗読しています。

📌動画の中に登場する人物や場所には、個人情報保護のため仮名を使用しています。
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🌸忘れられない記憶を、あなたと一緒に作っていきましょう。

14件のコメント

  1. マンション、ご祝儀、給料アップ!!凄いな〜 何故カードを渡しちゃうの?? やり過ぎ 様子を見ながら少しずつで良かったのに、、、母親の行動もおかしい!! 理解出来ない 早くカードを取り戻せよ‼️
    嫁は何で露骨に酷い態度なのか?? 
    金持ちだからって甘やかしし過ぎ。気づくのが遅すぎる!!

  2. 「“親なんだから出して当然”——
    その一言が、どれだけ両親の心を傷つけたか分かってる?」
    与えることに疲れても、
    “見返り”が欲しいわけじゃなかった。ただ“感謝”だけでよかった。

  3. 息子に甘過ぎる!
    息子の嫁も嫁母も非常識。十分過ぎる支援を受けながら、感謝もせず、嫌な態度をとり続ける嫁は本当に酷い人間ですネ!

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