2025年6月23日

iPhoneアプリから投稿

『ドラクエ1』から『ドラクエ2』への進化のように、正統な進化を遂げた作品だと感じた。
映像はさらに美しくなり、登場キャラクターも増え、世界観も広がっている。
エンドロールで流れる制作過程の映像も前作よりスケールアップしていた。

今回はタイムループものになっていたが、ストップモーションアニメは制作に手間がかかることを考えると、同じ場面を繰り返すこの構造は制作量を抑える上で有効な手段だと感じた。
しかし、タイムループ設定が加わったことで、元々特殊だった物語がさらに複雑になってしまった印象。
登場人物たちの目的が分かりにくくなり、混乱する場面が何度かあった。
前作のシンプルな構成の方が、より狂気を感じられた。

日本映画であるにもかかわらず、字幕版と吹替版の両方があり、どちらを観るべきか迷った。
字幕版(通称ゴニョゴニョ版)で鑑賞したが、意図的に日本語のように聞こえる場面が多々あった(YOASOBIの英語版に見られるような仕掛けと似ている)。
少しなら微笑ましかったのだが、途中から多用され始めたため、劇場では笑いが起きていたものの、個人的には安易な笑いを狙っているように感じ、次第に不快になってしまった。

下ネタが多かった点もかなり気になった。
イジリー岡田のネタが好きな方には楽しめるのかもしれないが、私はそうではないため、物語が進むにつれてそういった描写が増えていき、うんざりが勝ってしまった。

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