「親は都合のいいATMじゃない」——すべてを与え尽くした両親に“感謝ゼロ”の息子夫婦が受けた当然の報い【60代以上の方へ】

ふざけないでよたった10万円よその くらいでこんな扱い受ける筋合いどこにあ るっていうの怒鳴りたい気持ちを抑えて私 は言った給料を少し上げて欲しいだけだっ たのにその瞬間さお母が鋭く言い放った 10万円あんたの名前地面掘ったら出て くると思ってるのバカも休み休みなさいよ その暴言に血の毛が引いた小ぎ母さん さおりさんは子育てまでしてるんです給料 を払うのは当然です払いたければ勝手に やんなさいよ自分の金でね孫ごあえて 嬉しいでしょう世の中会いたくても会え ない人だっているのにわ会いたくないわよ あんなの連れてきなくて結構お義さん さすがにそれは何がさすがにだお前らが来 ない方がうちは平和なんだよ来るなって 言ったらおぎ母さんにけてたじゃないか そうよ嫁が嫌ならこっちが消えてやれば いいんでしょそれで文句ないんでしょ限界 だった私の中で何かが音を立てて崩れた そんな話をしているのは私高橋け子62歳 これは私と息子とそしてその妻さおとの 物語です結婚の時一戦も持たずに来た さおり自金どころか子供を連れてやってき たそれでも私は何も気にしなかった私の 息子が選んだ相手なのだから2人で幸せに 暮らしてくれるならそれで十分だったし 生活が楽になるようにと経済的な支援もお しまなかったでも2人で幸せに暮らすこと が私たち夫婦をないが白にして会うこと すら面倒だと思っていい理由になるとは 思わなかった家族としての最低限の 付き合いもしたくないさおりそしてそんな さおりに似てきたとやそれでも経済的支援 は今まで以上に求めてくる図々しいにも ほどがある極めは私たちが渡したお金で孫 の世話をしているさお母に給料として 支払っていたという事実もうあの2人の ために手を差し伸べる理由なんてどこにも なかった私に求めているのはもはやお金 だけなんだとそう思えてならなかった支援 を止めたらその扱ましい顔がどんな風に 変わるのか目に浮かぶようだった私たちに は娘が1人息子が1人いる夫の事業が成功 し私たち家族はかなり豊かに暮らしてきた 娘も息子も不自由なく育て望むだけの教育 を受けさせることができたお金があるから と言って必ずしも幸せとは限らないけれど 少なくともお金のせいで不幸になることは なかった私も夫も家族第一の人間だった から我が家は本当に仲のいい家族だった とやも娘も大きく外れることなく育ち2人 とも名門大学を卒業した私はその幸福が これからもずっと続くと信じて疑わなかっ たいい知らせができなくてごめん謝らなく ていいのよそんなに焦ることはないわとや は俯いた顔をしていた大学を卒業してから かなり立つのにまだ就職が決まらなかった 娘は卒業と同時に入社したからとやが就職 でこんなに悩むとは思ってもいなかった それも国内有数の大学を出ているのにで あるそうよ母さんの言う通り焦ることは ないでもごめん真面目に頑張っていれば きっと報われるから今智屋は1人暮らしを しているその生活費は私たちが支援してい た就職するまではそうしてあげるつもり だったでも面接で落ち続けるたびに彼の 自信はどんどん失われていったそんな屋を 私たちは励まし続けたけれど嬉しい知らせ は一向に来なかったとやと話したんだけど 最近ちょっと参ってるみたいある日娘との 電話でそんな話を聞いた就職のことうん そうだよね今は本当に難しいからでもね し太君って覚えてる高校の時の友達うん と屋と仲良かった子よねその子がこの前 大手企業に最終合格したんだってとやの 1番の親友が大企業に就職したと聞いて彼 は相当なショックを受けたらしい就職って そんなに難しいのね30を過ぎても決まら ない人だっているって聞くしそう思うと ますます胸がざつくのだったなんとなく 頑張ればいつか報われるって思っていた けど現実はそうじゃないのかもしれない そう思い知らされる出来事だったその不安 が現実になったかのようにとやはしばらく の間胃に反して無職のまま過ごすことに なったそれを見かねた夫がとやにこう言っ たのだったうちの会社で働いてみないか娘 はすでに別の会社に就職していたし夫婦 揃って過業を継がせる気はなかったから 息子と一緒に働くなんて想定もしてい なかったけれどこのまま放っておくことも できなかったとやは数日考えた末やって みると答えたほど精神的にも追い詰められ ていたのだろう予定外の展開ではあったが 夫の会社に入ってからの友屋は目に見えて 明るくなった給料が十分にもらえている からかそれとも職業があるという安心感か いずれにしても私たち夫婦としても結果的 には良かったと思えるようになったそんな ある日娘の結婚が先に決まった結婚に際し ては費用も全て販し都内のマンションを 購入して新婚生活を始めた向こうは娘と 同じ会社に務める同僚だったとても親しみ やすいタイプではなかったが礼儀正しく 落ち着いた人柄に私たち夫婦も交換を抱い ていた娘が無事に結婚したのでとやのうち と安心していた矢崎だった結婚したい人が います突然の連絡に私は正直耳を疑った 全くそんなすぶりはなかったのに急に結婚 すると言い出すなんて誰と気づけば私は 思わずバカみたいな質問をしていた 付き合って半年くらいになりますでも言葉 を選ぶような口調の後に彼の口から出たの は私たちを驚かせる言葉だった妊娠したん ですまだ1度も会ったことのない女性と 半年らずの交際で結婚に至る理由は 授かり込んだったどんな人なのか全く知ら ない状態だったがとやから聞いた話に私は ますます不安を感じていった相手は30歳 で仕事はしていないというああまだ就職 活動中なのとやも長く就職浪人していたし 娘の時も30を過ぎても就職できない人は たくさんいると聞いていたから彼女も同じ ような教遇なのかと思っていたいえそう じゃなくてカフェでバイトしてるだけです アルバイトだけで生活していて正社員に なるつもりもないようだった30歳にも なって定食につかずアルバイトで過ごすと いうのは私の常識から外れていた子供が できてなくても結婚は考えてたんだとやは 子供のためだけに結婚するわけじゃないと 主張したただ少し時期が早まっただけだと 私も夫も戸惑いはあったけれど反対はし なかったお腹の中の命を考えれば今更 引き止めることなどできないそれにいずれ 家庭を支えていくのは息子だと考えれば 相手が無職でも大きな問題ではなかった 結婚の準備が進む中で彼女の実家からは 結婚費用は出せないと言われたじゃあ家は パパとママが買ってくれるのうん ありがとうさお母さんもすごく感謝してた よ突然のことであちらもさかし大変だろう と思ったでもうちは経済的に余裕があった しサポートすることに何の迷いもなかった とやも働き始めて数年に過ぎなかったし さおりの実家からの援助もないだから私は 高外にあるマンションを一見購入してあげ た金額にすれば1億円近くの物件だった 結婚費用も全て私が負担した組織が終わっ た後私たち夫婦当てに届いたご衆議も相当 な金額だった特に夫が事業をやっている こともあり親戚一童とは比べ物にならない 額が集まったそれすらも夫は結婚祝いとし てあげようと言って全部渡してしまった ここまでしてあげたのだから2人はもう何 の不自由もなく暮らしていけるだろうそう 思っていた娘は結婚してもう数年が経つ けれどまだ子供はいなかったからさおりの お腹の中にいる赤ちゃんが私たち夫婦に とって初めての孫になるだからこそ新しい 家族が増えることに少しは時めきを感じて もいただけど友屋はどうも心配が多いよう だった子供が生まれるって考えると不安に なりますたらきでもないしそういうとに夫 は給料を上げてやろうと言った1力でも 十分に生活できる額だった私たち夫婦はや が安定した生活を気づけるよう経済的にも 精神的にも全面的に支えてきたけれどそれ でも友屋との距離が少しずつ遠くなって いくような気がしていたごめん今回は行け そうにないんださおりの体調が悪くてえ 大丈夫なのちょっと休ませた方がいい みたいで僕もそばにいたいんだ結婚初めて のお正月だっただけど嫁の体調を気遣って 2人とも寄制しないという連絡に私は さおりのことが心配になった体調が良く ないのならゆっくり休ませなさいうん 母さんも無理しないようにって言ってくれ たよじゃあよろしく伝えてねそれだけ伝え て電話を切ったそしてお正月の朝になって もこちらからの電話はなかったあなた1度 電話してみたら隊調大丈夫かしらそうだな 昼過ぎには心理が来る予定だったけれど それを待ちながら私は初めてさおりに電話 をかけてみたたい大丈夫はいお腹が痛いの いえ大丈夫ですそれなら良かったわ せっかくだから美味しいものでも食べてね はいそこで会話が途切れた 気まずい沈黙私は独り言のようにくか言葉を続けたけれど話を辞めたじゃあるね嫁とはなかなか距離が縮まらないのだと改めて思ったそれ以来私はおにはなるべく連絡を控えるようにした体調を気遣う言葉はやをしることにした [音楽] そして妊婦に良いとされる食材や サプリメントがあれば宅配で送るようにし ていたそんなある日私の誕生日がやってき たさお出産前だったが彼女は私を食事に 招くことはなかったもちろん向こうのケ太 も来なかった娘と息子だけが来てさやかな 食事会を開いたさんも来たがってたけど 心理にそう言われて私は手を横に振った いいのよけ太さん忙しいの分かってるから 今度お盆の時にでもくればいいわ向こや嫁 に木を使う部分もあったけれどたまには娘 と息子だけで静かに過ごしたいと思ったの も本音だったや嫁が気まずく感じるように 私たち夫婦も決して気楽ではなかったから だ私は吉美香の行事には毎回顔出してるの に心理は月に2回も義美に顔を出している と言って愚痴をこぼした私は嫁や向こうに あまり干渉しないようにしているがそれも 娘の存在が大きかった彼女が結婚生活で 苦労しているのを見ていたから私たちは そうならないように努力していた食事中 ケ太から電話がかかってきたお誕生日お めでとうございますプレゼントは心理に たけておきましたそう言ってくれたでも さおからは何の連絡もなかったそして間も なくして私たちにとって初めての孫が誕生 した最近さおが夜も眠れなくて大変みたい なんだサゴケア施設を出たばかりでさおが 子育てで苦労しているようだったまだ 1500日も経っていなかったので私も まだ1度も孫には会いに行けていなかった さお気の毒に思えて皇提案してみた私が 行って手伝おうか近くに住んでいたから 昼間だけでも赤ちゃんを見てあげられるの にえ母さんがだけどとやの反応は かぐわしくなかった前に1度聞いたことが あるんだけどねさおがあまり望んでない みたいなんだすでに断られた提案だったの かもしれない辛いって言ってたから香おり の実家は遠くてすぐに助けに来られるよう な距離ではなかったから手伝えるのは私 だけのはずだったそれならヘルパーさんを 野党のかしら多分母さんが来るんじゃない かなえ本当にうんしばらくこっちで一緒に 住むつもりみたいまさかの言葉に私は思わ ず絶ックしたでも私はすぐに頷いたそうよ ねやっぱり実のお母さんの方が気が楽だ ものねそれから間もなくしてさお母親が 状況してきたと聞いたけれどそれ以降と からはほとんど連絡がなかった小の桃いが 過ぎれば1度くらい暗い招間えてくれる だろうと思っていた私も夫も首を長くして 待っていたけれど時間だけが過ぎていった そんなある日夫が1度赤ちゃんの顔を見 たいと言い出してようやく私たちは招か れることになった尋ねたその家には安野 さお母親がいたずっと一緒に暮らすつもり なのか小さな部屋の1つが彼女専用の部屋 になっていたドレッサーもベッドも 備えつけられていてどう見ても一時的な 滞在ではなかったそれに比べて私たちは この家を購入してあげたというのに訪れる のは初めてだったでもそれよりも心が ざついたのは別のことだった小を抱っこ しようとして手を洗って近づいたらさおが それを静止した今ミルクの時間なのでそう いうやさお母がすっと赤ちゃんを抱いて 立ち上がった私の手は中に浮いたまま 取り残されて気まずさだけが残ったその後 も赤ちゃんに触れさせてもらえる機会は なかったミルクの時間だからおムつを 変えるから寝かしつけるから何かと理由を つけてまるで近づかせないような空気すら あった胸の奥に妙な違和感が広がっていっ た歓迎されていないそんな感覚だった嫁が 私たち夫婦を心よく思っていないことは 以前からなんとなく感じていたけれどここ まで他人にされるとは思わなかったを見る と一緒に来ていた心理も複雑な表情を 浮かべていたさおが疲れたような顔をして いたので私は立ち上がりたくなったもう 帰った方がいいのかもしれないそんな 気持ちだったでも私が言い出す前にとやの 口から先に言葉が出たそろそろお引き取り いただいた方がいいかとうんそうねもう 帰るわよ心理は明らかに不機嫌そうだった けれど私は笑って受け流したそして帰る前 にとやを呼び出してそっとカードを 差し出したこれ何栄養のあるものでも買っ てさおりに食べさせてあげなさい外に出る のも大変でしょうたまには美味しいもので も食べに連れてってあげてえ本当に ありがとうとやの顔が一気に明るくなって 私をぎゅっと抱きしめてきた今度シを連れ て遊びに行くよそう楽しみにしてるわ私は そう言って家に帰ったけれどカードを渡し たのを見ていた心理が私に釘を刺すように 言ったなんであんなのにカードなんか渡す のよいいじゃないの頑張ってるんだから わあ本当甘いんだから心理は呆きれたよう に下打ちした私はしばらくしたらカードも 帰ってくるだろうと思っていたでもその カードはずっと戻ってこなかったそれ どころかさお母親がまだいるという理由で 再び招かれることもなかったは私たちに とって初めての孫でとても愛しい存在だっ ただからさお母親が帰るまで我慢しようと 思っていたでも何が月経っても彼女は帰ら なかったその間も私のカードは毎月20万 から30万円ほど使われていた送られて くる迷彩を見ると生活費として使われて いるようだった赤ちゃんを育てるにはお金 がかかるものだし私は何も言わなかっただ けど私がどれだけ木を配っても歩み寄って もそれは一方通行だったたまに会えばそこ には見えない壁があったさおまるでこれ 以上近づかないでと体全体で訴えている ようだった出産後の1年間さお1度も寄制 しなかったがある程度大きくなってからも 来るのはとやと子供だけだったさお顔は ほとんど見ることができなかったそして 生姜1歳を過ぎたある日さおりも一緒に 連れてやってきたこれ一緒に並べて もらえるごめんなさい障害てお正月の朝 尋ねてきたとや一家でもとやもさおも リビングのソファで子供を眺めているだけ だったシはすでに1人で動き回れるように なっていて部屋中をよちよちと歩き回って いた私たち高橋では昔から正月にはみんな で料理の準備をして後方片付けも一緒にし ていたもちろん料理そのものは私が担当し ていたけれどだから正月だからと言って 特に揉め事があるわけではなかった もちろんさおや義りの息子には何も手伝わ せなかったけれどまさかと屋までがあんな 風になるとは思っていなかったとやパパが これ運ぶから食器洗いお願いそういった夫 の声にずっと不幻想に座っていたさおが すかさずと屋の腕を掴んだどこ行くの食器 あら王かとじゃあ私1人でここに座っ てろってことその一言でとやはまた腰を 下ろしたその光景に私も夫も思わず顔を しめそうになったが必死に笑顔を保った そして来てからに時間も経たないうちに もう帰りたいと言い出すさおりに押される ようにして彼らは早々に帰っていった かつてのような温かく賑やかな正月の 雰囲気はもう感じられなかった子供たちが 来るなら本来は嬉しいはずなのにこちらが 木をやって座っているだけで疲れてしまう むしろ早く帰ってくれた方が気が楽だった 私たちは同じ市内に住んでいるのにとや 一家と会うのは1年2に3回歩かないか その貴重な日ですらあんな風にいやいや来 ているような態度を隠そうともしないシは 本当に可愛いのに可愛がる機会すら与え られないその様子を見た心理まで呆れ顔 だったいや私も嫁だけどあれはちょっと ひどいんじゃない他人でもないのにどうし てあそこまで壁を作るの私も理由が分から なかった別にとついりをしたわけでもない しそのくせママのカードはまだ使ってるん でしょ心理の言葉に私は頷いた毎月の カード迷彩はまだ支払いが続いているでも とやとさおの態度はますます非常識になっ ていったえ海外旅行しかも急に会社はどう するの出発の15日前に急に旅行に行くと 言い出したと屋に夫が驚くとだって父さん の会社でしょなんて返してきたわあさお母 さんもこれまで大変だったから少し くらいわれないとね確かに育児は大変 だろうでもとやのその無責任さには 呆きれるしかなかった会社をいつかも休む というのに悪びれる様子もないそれでも夫 は耐えたさお母親への感謝の気持ちで黙っ て見送った帰ってきたらちゃんと話を しようそう思っていたけれど旅行から帰っ てきて間もなくまた驚くべき話を聞かされ たある週末夫に連絡してきたとが給料を あげて欲しいと言ってきたのだまたうん さお母さんに給料払わなきゃいけない からってえしの世話してもらってるから そうで30万円にして欲しいんだってえ今 までも20万円ずつ払ってたんでしょ私は 呆れてしまった旅行でお礼したはずが すでに1年以上給料として毎月払っていた というそれを友屋の給料から出していたと いうより私のカードで補転していたとしか 思えなかった私が手伝うと言った時は あんなに嫌がっていたのにもちろん楽に 暮らせるように支援してきたのは事実でも これはちょっと度が過ぎているタおりは家 にいて働いてもいないなのに母親を読んで 月30万円も払って子育てを頼むなんて何 を考えているのかそのくせ私たちには まるで空気のように扱って嫁としての 勤務めは全く果たそうとしない私も夫も バカじゃない給料はもうこれ以上上げられ ないサイドかかってきた電話に夫がそう 言うとは不満を荒わにした馬力じゃ厳しい よ家も買ってあげたし結婚費用も出した カードも渡したなのにまだ足りないのそう 心の中で思ったあれこれ与えすぎたのが逆 に毒になったのかもしれないでも心理にも 同じように支援したけれど心理や夫の一郎 さんはそんな態度は1度も見せなかっただ からとやも同じだと思って色々与えて しまったのだけれどどうやら彼らにとって その支援はありがたいものではなく当然の 権利になっていたようだった今の支援すら 減らすこともあり得るわよ心の中で呟いた 責任感もなくただ甘えているだけそんな 働き方をしているのだから前回のことが あって夫もすでに心を固めていたまさか 本当にそこまでされるとは思っていなかっ たようでとやの顔には戸惑いが浮かんだ そしてまた正月にやってきた時も彼は同じ ことを言い出したこの話はもう終わったん じゃないうちの家計も考えてくださいよ 社員じゃなくて息子ですよわがままを言え ば給料が上がると思っているのかもしれ ないそれに隣に座っていたさおもまた不満 を抑えきれないような顔をしていた普段 から不きそうな表情が今はさらに険しく なっていたこれでよく親子なんて言える ものだまさかそんなお金のことでとやの 言葉に私は思わず乾いた笑いが漏れたもし お金のことだけならあんなに支援などし なかった家を飼ってあげるなんてこと絶対 になかったはずだ結局あなたたちは親の 恩恵だけ受けたいに子として嫁としての 責任は一切果たしたくないってことね嫁と しての責任さおが不快そうに眉を潜めとも 食ってかかってきたまるで私が姑ト目とし て彼女をいじめているような物いだった 今時そんな嫁の役目なんて誰も気にしませ んよ正月だってみんな旅行に行くじゃない ですかその言葉にさおも大きく頷いたそう じゃあこれから正月に来なくていいわする と2人の表情が明るくなったのがはっきり と見て取れた私は初めからさおや一郎さん に何かしてもらいたいなんて思ってい なかったただ人並みに最低限の関わり くらいはあるものだと信じていただけだ けどここまでバカにされる筋合いはない私 はスマホを取り出しカード会社に電話を かけたその場でカードを噴質として利用 停止にしたのだもうそのカードは使えない からえカード止めたんですかええ何度も 返してって言ったのに返してくれなかった じゃないでも最近は何も言われなかった からお小遣いだと思って だったら今まで使った分で十分でしょでも それはあんまりじゃないですか義母にも 生活費を渡さなきゃいけないのにどうやっ て払えば来月から30万円って決まってる んですよ赤ちゃんのせはちゃんと母親が いるのになんでわざわざ祖母に30万円も 払うの楽したいならそれなりの代償は必要 よただし自分のお金でねとやの顔が怖 さおりも口をポカンと開けたままだった今 までどんなことでも受け入れてくれると 思っていた私が突然態度を変えたことが 信じられない様子だったでも隣で夫が さらに追い打ちをかけるように行ったそれ からあの家も出て行けえいえそうだこれ までがあまりにも楽すぎて自分たちが何を 与えられてきたか全く分かっていないよう だいやカードはともかく家までって俺の家 だぞ俺の名義なんだから俺の勝手だろ家を 買う時に夫の名義にしておいたのが今と なっては正解だった目の前で1億円の家が 消えていくその事実にとやはやっと焦り 始めた自分たちの身のたにあったもっと 小さな家に引っ越せばいい買うにしろ 借りるにしろそれもお前たちの稼ぎでな とやの給料でそれらを全て賄うのは不可能 だろう家を買うなんて到底無理な話だとや もさおも顔が真っさになっていたお金の ことで攻めるのは違うってじゃあ今のが まさにモラハってやつじゃないお母さんで も僕は息子ですよ子供だからってすぐに 路島に迷わせるなんてことはしないわ孫も いるし会社もしばらくは勤めていいわよで も今のうちに転職活動を始めなさい3ヶ月 だけ猶予を上げるわその言葉にやっととや はことの重大さに気づいたようだった夫の 腕を掴みながら懇願するような表情で言っ たたった10万円料を上げてくれって言っ ただけなのにどうしてここまでされるん ですか10万円それが何お前の名前か地面 掘ったら出てくるとでも思ってるのかバカ も休み休みに言え義母に子供を見てもらっ てるからお礼よだから30万でも40万で も好きに払えば自分のお金でねそれにね さおりさんのお母さんには孫号をもう存分 抱かせてあげてって言うのよこっちは会い たくても会えないんだからって会えないっ て何よ私これからはもっと連れてきます からそういうさおりに私はもう気力もう 失せていたもういいわよ着なくても結構 さんさお講義とも言えないような講義を口 にしたけれどもう私も夫もすっかり心が 離れていた親を都合のいい財布か何かとで も思ってるのか君たちが来ない方がうちは よっぽど穏やかだよそうよ来ないでって 言った途端顔が明るくなったじゃないだ からあなたたちの望む通りにしてあげる嫁 の家なんてうんざりだって言うんでしょ だったら私たちはあなたたちの人生から 消えてあげるわそんなつもりじゃさおが 今更取り作ろうように言ったけれどもう 聞きたくなかったこれまで黙っていたのは 言いたいことがなかったからじゃない時が 経てば変わるとそう信じていただけだった 娘のように仲良くなるのは難しいと分かっ ていたしそれ以上は望んでいなかったでも 礼儀も感謝もない図々しいだけの息子夫婦 にも金を出す理由なんてない今まで教授し てきたものがどれほど恵まれたことだった のか思い知らせてやりたい幸福に暮らして きたことに感謝もせず親をただのATMの ように見ているその姿がもう我慢なら なかったこんな息子や嫁なら会わずに 生きる方がずっと心が楽だ私は1年2から 3回会えればそれで十分だったでもそれ すら息子の欲深さが壊してしまった今では 年に数回どころか赤の他人よりも遠い関係 になってしまったでも後悔はしていない もしこの先10年20年と金を出し続けて いたら老後になってからどれだけ後悔した かと思うと今ここで線を引いたことが正解 だと確信している娘は後から話を聞いて 呆れたように下打ちしたせっかくの服を 自分で蹴ったようなもんだね弟のことを 気の言っていただけど後悔してももう遅い カードは止めたし夫はついに息子を家から 追い出したそして来月には会社もやめ させる予定だとやとさお涙ながらに懇願し てきたけれど少なくとも今は決定を覆返す 気は全くないあなたは今チャンネル絵の 背中と母の歌の物語をお聞きいただいてい ますこのお話を通じて感じたことやご自身 の思いそして温かい励ましのメッセージが ありましたら是非コメント欄にてお聞かせ くださいあなたのいいねやチャンネル登録 は私たちがこれからも心に響く物語を 届けるための大きな励みになります今日と いう日があなたにとって温かく優しさに 満ちた1日となりますようにそれではまた 次の物語でお会いしましょう [音楽]

高橋恵子さん、62歳。
この動画は、息子・智也とその妻・沙織との間に続く、張り詰めた関係を描く。
1億円の家を買い与え、結婚式の費用を全額負担し、ご祝儀まで渡した――すべては“家族のため”だった。
だが、二人は感謝どころか、助けを当然と受け取り、さらに要求を重ねていく。
恵子さんは、どんな決断を下すのか。

🌸ようこそ【ロマンス劇場】へ。
ここでは、家族という小さな社会で起きた、
忘れられない一瞬や、誰にも言えなかった思いを描いています。
祖母のまなざし、息子の背中、
そして、静かに壊れていく絆の音。

💌 日々の記憶や実話に基づき、 一つひとつ丁寧に朗読しています。
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