【東京国立博物館】佐々木蔵之介さんと巡る!東博コレクション展【かわいい埴輪ににっこり編】

全部大理石なんですね。そうですね。すごい 考古担当の研究員の山本と申します。どうぞよろしくお願いいたします よろしくお願いいたします。お世話になります バトンタッチで、はい分かりました 佐々木さん、こちらの本館なんですけれども、東博コレクションの中でも特に日本美術について展示をしている展示施設っていうことになります そしてこの、こちらの部屋なんですけれども、まずその導入としてですね 日本美術の流れを順番に見ていく導入として、縄文時代・弥生時代そして古墳時代の美術についてご紹介をする 名品がありますので、早速どうぞ。はい おお、ちょっとあの教科書で見てたんですけど大きいですね そうです、すごく大きいんですけれども、こちらは銅鐸ですね 弥生時代のお祭りに使うベルなんですけれども 最初は実際に鳴らせるぐらいの小さなものだったんですけれども 次第にですね時代が新しくなるにしたがいまして、こういうどんどん大きくなっていきましてですね 鳴らせなくなって、聞く銅鐸から見る銅鐸へ、っていうことをよく研究者は言うんですけれども これ、銅鐸は置いてても鳴るんですか そうですね、あの。
吊ってたんですか、最初 でもこの大きさになったら吊れないですよね。
吊れないですね 基本的には吊ってですね。中に舌という棒のような金をですね、金属の棒を垂らしまして、それを振って鳴らしてたんですけれども もうこの大きさになるとですね 1番大きいものは大体130cmぐらいで40kgを超えてくるようなものっていうのが出てきますので さすがに釣って鳴らすっていうことはできなかったんじゃないかと なるほどなるほど。じゃあもう見るものになってきたということですね 今、この真緑になってますけれども、実は元々の姿っていうのは違ったんですね。これは錆びた姿ですので 実際にはこう青銅ですから、ブロンズですので そうですね、10円玉みたいな、はい。ああ。金ピカに光り輝いていたような時は そういうイメージで見ていただけるとですね これを中心にして弥生時代の村でお祭りをしていたっていう風に考えていただけると へえ。
もうこの印象だったですけど、そうなんですね じゃあ次の、作品見に行きましょう。
はい あ。こちら、はい 埴輪ですね。この方はですね「太刀を佩く男子」という名前にしているんですけれども 武人さんの埴輪ですね 見ていただくと腰に2本ですね 刀を差してるというのが見ていただけると思うんですけれども この腕にはいわゆる籠手っていう防具ですとか、あと見ていただきたいのがですね、白い筋がこう ああはい、ストライプが。ストライプが入ってるのがご覧いただけると思うんですけれども 元々これが、随分省略して分かりづらくなってるんですけれど、鎧を着ていたそういう表現だろうと考えられるんですけれども そしてですね、実はこの埴輪にですね、実は色が塗られていたっていうこともですね 最近注目されるようになってきてまして いやこの鎧ですけれど、頭、上もストライプになってますもんね そうですね。ですので被り物をしていますね はい、それが分かるわけですね 武人だけど、被り物もしてネックレスみたいなのもしてますね ああ、そうですね、この 可愛いらしいのが、目がこういっぽんで口がこうなってるから 当時あの男女問わず、こういう耳飾りですとか首飾りですとかして、着飾っていたっていうのがこういう埴輪を見ると分かるわけですね この埴輪は大きい方ですか。
ああ、そうですね この埴輪は大体平均的な方でして。下がですね、筒になってるんですけれども。いわゆる全身を作ってないですね 身分の高い方ですと、足までしっかり作ってというのがありまして そういうものでしたら、例えばあの国宝の武人の埴輪がありますけども あれで大体130cmぐらいですね。それぐらい大きいものっていうのはあるんですけど、平均的なものはこれぐらいだと思っていただければ大丈夫だと思います

東京国立博物館は、2025年4月1日より、総合文化展(平常展)の名称を「東博コレクション展」に変更。俳優の佐々木蔵之介さんが東博コレクション展のスペシャルサポーターに就任しました!

■東京国立博物館ウェブサイト 「東博コレクション展」ページ
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2698

「かわいい埴輪ににっこり編」では、佐々木蔵之介さんを東京国立博物館 考古担当の山本亮研究員がナビゲート。本館1室の銅鐸や、佐々木さんが思わず「かわいらしい…」とつぶやいた埴輪について解説します。

#東京国立博物館 #東博コレクション展 #TokyoNationalMuseum

2件のコメント

  1. I'm glad to watch this video. But, I can understand just a bit. Could you make English or Korean subtitles? Cos' I want to feel and know Japanese culture and history more correctly. have a good day.

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