公開日:2025年6月20日

岡本太郎×特撮で話題を呼んだNHK Eテレ番組が長編映画化。岡本太郎の言葉と作品をモチーフに、“万博消滅の危機”を描く

『大長編 タローマン 万博大爆発』ポスターヴィジュアル ©︎ 2025『大長編 タローマン 万博大爆発』製作委員会

映画『大長編 タローマン 万博大爆発』の予告編が公開された。

8月22日から全国公開される本作は、「1970年代に放送された特撮ヒーロー番組」という体裁で作られ、2022年にNHK Eテレの深夜枠で放送された『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』を長編映画化したもの。岡本太郎の言葉と作品をモチーフとする『TAROMAN』は、「岡本太郎」×「特撮」の組み合わせが話題を呼び、1話5分での放送から、続編や関連書籍なども制作。2023年の第49回放送文化基金賞では、藤井亮が脚本・演出賞を受賞した。

映画の舞台は、1970年、そして「1970年代頃に想像されていた未来像」としての2025年=昭和100年。万博開催に日本が沸き立つ1970年に、万博を消滅させるため、2025年の未来から恐ろしい奇獣が襲来する。CBG(地球ぼうえい軍)は万博を守るべく、タローマンとともに未来へ向かう、というあらすじだ。キャストには、『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』に出演していた山口一郎(サカナクション)も名を連ねる。

『大長編 タローマン 万博大爆発』予告編

このたび公開された予告編では、初登場となる未来から来た機械人類の戦士「エラン」の姿に加え、地底に潜むいのりの巨人「地底の太陽」、莫大なエネルギーを持ち封印されている「明日の神話」、紳士的な振る舞いで、良いところに現れては水を差す「水差し男爵」、泥から作られた「縄文人」といった、岡本作品をモチーフとした“奇獣”のキャラクターたちが登場。あわせて公開されたポスターにもキャラクターが集合している。

『大長編 タローマン 万博大爆発』

2025年8月22日から全国ロードショー
監督・脚本:藤井亮
出演:タローマン、太陽の塔、地底の太陽、水差し男爵、縄文人 明日の神話 /解説:山口一郎(サカナクション)
配給:アスミック・エース
公式サイト:https://taroman-movie.asmik-ace.co.jp

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