第37回東京国際映画祭のレッドカーペットイベントに登場した亀梨和也さん(撮影=2024年10月、時事通信フォト)
「お前」呼びに芸能界からも拒否感
最近は敬遠されがちな「お前」という言葉。芸能界にも拒否感を持っている人が少なくありません。2025年4月2日(水)の「上田と女が吠える夜」では、フィギュアスケーターの村上佳菜子さんが「お前と呼ばれることに抵抗がある」と語り、藤田ニコルさんも「お前って言わないで! 名前があります! 私は名前があります!」と主張していました。その一方で、「お前」呼びを使ってしまう芸能人たちもまだまだ存在するようです。
まさかの亀梨和也さんも? 芸能人たちの「お前」呼びエピソード
元KAT-TUNの亀梨和也さんのYouTubeチャンネルには、2023年にSnow Manの目黒蓮さんがゲストで出演。料理をしたり、恋愛トークをしたりと楽しく過ごしていました。しかし視聴者からは、目黒さんを「お前」と呼んでいることへの指摘の声が。
亀梨さんは動画を自分でも見直したようで、のちにアップした「コメント返し」の動画で「俺もこれね、気になった」「気を付けていきたいと思います」と素直に反省していました。
一方で、芸人たちにとっては「お前」呼びしてしまう理由もあるよう。YouTubeチャンネル「太田上田【公式】」内では、2022年にくりぃむしちゅーの上田晋也さんが「ツッコミとしてどうしても“お前”がないとダメな時ってあるじゃない」と語っていました。
「あなた」はツッコミの言葉としてふさわしくないとのことで、「ツッコミの言葉として勘弁してほしいわ」とぼやく上田さん。しかしながらプライベートでは気を遣っているようで、2024年の「上田と女がDEEPに吠える夜」では、以前まで「お前」呼びしていた妻に対し「これはダメだなと思ったから、なるべく言わないようにしている」とも告白していました。
また、相手のキャラクターも呼び方に影響してしまうようです。2024年10月放送のラジオ「あさこ・佳代子の大人なラジオ女子会」に出演したのは女優の佐藤仁美さん。「人のこと“お前”とか“てめえ”とか(言うの)本当に失礼じゃないですか」とした上で、「でもおおかわらくんにだけはどうしても我慢できなくて」とお笑いトリオ「鬼ヶ島」のおおかわらさんにだけは「お前」呼びしてしまうと話しました。
この意見に、オアシズ・大久保佳代子さんも同意。3人はプライベートでも仲が良いようで、おおかわらさんも「“お前”とか“てめえ”とか言われるの、大久保さんと仁美姉さんと実の母親だけなんですよ」と語り笑いを誘いました。
相手との関係性や場面によっては、親しみを感じられることもある「お前」呼び。とはいえ不快に感じる人も多いので、使う際には最大限の注意が必要ですね。
(LASISA編集部)