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ブラッド・ピットは、人生の紆余曲折を乗り越えるには「どんな間違いを犯そうとも、そこから学んで前進するだけ。それが次の成功につながる」と語る。F1の全面バックアップを得て制作された映画『F1/エフワン』の日本公開を6月27日に控える彼が、メキシコシティで行われた同作のプレミアで『Entertainment Tonight』のレポーターに明かした。
昨年末、8年にも及ぶ法廷闘争の末、アンジェリーナ・ジョリーとの離婚が成立したブラッドは、2022年からイネス・デ・ラモンと交際。昨年7月には、『F1/エフワン』の撮影を行ったイギリス・グランプリにカップルで来場した。ブラッドがサーキットに恋人と手をつないで現れ、話題となった。
今年5月、ブラッドはUS版『GQ』夏号のインタビューで、離婚劇やイネスとの交際に触れ、「僕の私生活はいつもニュースになる。30年間ずっとそうだ。いや、僕の私生活のあるバージョンと言ってもいいかもしれない」とコメント。私生活が話題になることを煩わしく思うこともあると認めたうえで、「僕の人生はまずまず落ち着いている。友人や愛する人たちが周囲にいて、自分が何者であるかもわかっているから、温かく安心できる。だから(私生活のニュースは)うるさく飛び回るハエみたいなものだ」と語っていた。
それから数カ月、今回のプレミアでこのコメントについて問われたブラッドは、こう続けている。「僕の年齢になると自分が愛し、愛を返してくれる人たちが周囲にいることが、どれほど大切かわかるようになる。友人と家族、大切なのはそれだけだ。それがあってこそ、何かを生み出すことができる。シンプルな方程式だと思う」