流れ者に捧げる詩 なぎらけんいち

[拍手] [音楽] 細めのパラつく寒い夜に誰にも見取られず 1人ぼっちでグッバイなんて息なことを 呟いて死んじまいたいと言ってたやつが深 にも真夏の円天下銀座終わり交差点ど 真ん中大勢の人が見てる中腹が減っ たって死んじまった 相棒よまたあの世で一緒に旅に出よう 寂しい 谷そ寂しい誰もそばにはいないんだよ お前1人おいら1人 誰もそばにはいないんだよ 深川の現場のコらよく飲んだっけな朝から 焼酎煽って10時休み昼休み3時休みなん たらもう結構ベロベロになっていたっけ そのまま足場へ上がっておいナ場が入れる な足場がおお今日は風が強いからな風 なんか全然吹いてなかった 足場が揺れてるんじゃなくて足が揺れてる んだった 仕事が終わればまた朝まで焼酎さ 一晩中飲み明かしてあの頃らでも今みたい に2日酔いなんかしなかったよ 酒が覚める時がなかったから 三鷹の現場の頃らよく喧嘩したっけお前が 相手の足をがっちり掴むと俺はポケット からとかち出して相手の頭をカチンっと 引った またガ体のいい強そうな野郎がくれば 開き直って2人で土下座して泣いたっけ [音楽] あの頃ら全身が武器だった 新宿の現場の時は飲むことも忘れて女女と 夜の街へ出て行ったっけ [音楽] 首晩中女の子のお尻を追っかけましてお前 あの子な俺あの子なんて勝手に決めちゃっ てでも朝になると腕ん中にはお前は スヌーピーのぬいぐるみ俺はパンダの ぬいぐるみ相手ほどに寝ていたっ [音楽] けのコら爆地打ちって言われたっけな爆地 打ちってあってその辺の真剣な爆地とは 違うよ パチンコ屋で玉拾ってみたり 100円ぐらい吸ったって何とも思しない 200円するともう切なくて切なく て一晩中布団かぶって泣いていたっけ それから離れ離れになっちまっておいら こんなことやってるしお前はと風の頼りに 聞いたら相変わらず流れてるって言ってた 何年か経って親広島へいた時楽屋一生日 持って来てくれたっけまだ流れてんのかい って聞いたらうん相変わらずだよ来月は 東京行るからさまた一緒に飲もうよって 言ってたけども それも今じゃ寂しい話になっちまった のパラつく寒い夜に誰にも見取られず 1人ぼっちでグっぱいなんて息なことを 呟いて死んじまいたいと言ってたや が不にも真夏の円天下銀座交差点ど 真ん中大勢の人が見てる中 腹が減ったって死んじまったん だ相棒よまたあの世で一緒 に旅に出 [音楽] お先に失礼ちょいと失礼空の果てで待っ てるよ お前1人おいら1人また一緒に旅に出よう 寂しい谷をそさ寂しい誰もそばにはいない んだよ お前1人おいら1人誰もそばに はいないんだよ どうもありがとう [音楽]

なぎらけんいち

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