今回は『&CAMBODIA』というカンボジア産の乾燥胡椒、生胡椒の塩漬けを販売しているAKO株式会社の速水孝吉さんにお話を伺います。
今年の1月にも生胡椒の塩漬けを紹介していただきましたが、今回はおすすめの新商品が発売されたそうです。
まずは『&CAMBODIA』の紹介から。こちらは、2019年ごろからスタートしたカンボジア発の食品ブランド。
きっかけは、創業者ご夫婦がシェムリアップという町に住んでいた経験。現地で出会った魅力を日本にも届けたい!という想いから生まれました。中でも看板商品は“生胡椒の塩漬け”。胡椒の畑で採れたばかりの実を、シンプルに塩だけで漬けたものです。早摘みの若い実を使った「早摘み」や、収穫初日の実だけを使った「一番漬け」など、バリエーションも豊富。最近はカシューナッツやオリーブオイルも仲間入りして、どんどん進化中です!
6月4日には、新商品mp「生胡椒の塩漬け〜燻製オイル仕立て〜」が登場しました!看板商品の“生胡椒の塩漬け”に、オイルを合わせたいというアイデアは実は2年前からあったそう。でも、ごま油やオリーブオイルでは胡椒の風味が負けてしまい、なかなかピンとくるものがなかったのだとか。そんな中、広島の人気燻製店「燻製シマヘイ」さんの“燻製グレープシードオイル”と出会い、これが大正解!クセがなくてさらっとした舌ざわり、生胡椒の粒感を引き立てる絶妙なバランス。出会ってすぐに「これはいける!」と商品化が決まったそうです。香りも味も楽しめる、まさに新しいおいしさの形です。
「燻製シマヘイ」の島田さんは、サラリーマン時代から自宅で燻製を研究していたという、まさに“燻製の職人”。桜チップの質や燻し時間まで徹底分析するこだわりぶりで、今回のグレープシードオイルも島田さん流のベストな燻し方で仕上げられています。ごま油やオリーブオイルでは出せなかった“しっくり感”を、この燻製オイルが見事に実現。クセがなくて、ふわっと立つ香りが生胡椒の風味を引き立て、食感も香りも文句なしの仕上がりに。シンプルなのに、奥深いおいしさです。
「生胡椒の塩漬け〜燻製オイル仕立て〜」、実は“追い胡椒”スタイルで食べるのがイチオシなんです!たとえば、Ritzクラッカー×クリームチーズ、ローストビーフ、チーズをのせた厚揚げなど、どれも相性バッチリ。食材を一口食べた後に、この生胡椒をパクッと追いがけすると、燻製の香りとプチっとした食感がふわっと広がって、まるで口の中で新しい料理が完成するような感覚に。お料理と胡椒がそれぞれ主張しながらも、しっかり調和してくれるんです。気軽に“ひと手間”で、ちょっと特別な味わいが楽しめますよ。

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