尾上松也
歌舞伎俳優の尾上松也(40)がTBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)に出演。地元・銀座への思いを明かす場面があった。
「ナイツ」土屋伸之から“銀座育ち”について振られた松也は「そういうことになっちゃってますね」とさらり。「(生まれは違うところの)病院だけど、完全に育ち、実家は銀座っていう」と話した。
アシスタントの出水麻衣アナウンサーは「どこで遊ぶんですか?」と質問。松也は「子供の頃は遊ぶところがなくて、正直嫌いでしたね、やっぱり。買い物行くにも高級デパートしかないし。(公園も)あるっちゃあるんですけど、ちっちゃくて、もちろん道路の横なんで、ボール遊びとかしちゃダメですし。友だちのところに行くと世田谷公園とか大きい公園があって、みんなで遊んだりできるのに、自分のところは何にもない。子供の頃はもうめちゃくちゃ不便でしたね」と大都会生まれの苦悩を吐露。
「(近所に友だちも)いないです。離れてるし、うち来てもらっても外で遊んだりできないから。嫌でしたね」とした。
「ただ、いわゆる歩行者天国は楽しかったですけどね、家族で行くのは」とも。「毎週のお祭りみたいな感じで。今立ってないですけど、昔は座るスペースとかも結構あって、パラソルとかも立っていて。日曜になると、ばあちゃん連れ出して、おもちゃ買ってもらったりとか」としつつ「銀座にも一応ゲーセンはあったんで、お父さんに連れてってもらったりはしてましたけど、とにかく子供がふらっと1人で行ける、遊べるようなところはなかったんでね。子供の頃は好きじゃなかったですね」と話した。
だが「今となってはとても感謝してますね、銀座に。だからもう大好きですし、今は。歌舞伎座もありますから」とし、「どんな世界的な風景、素晴らしい風景を見るよりも、銀座の風景が一番落ち着きます。癒される。本当に地元なんで、めっちゃ落ち着くんですよ。もう安心感しかないです、銀座にいると。歌舞伎座も故郷の風景の一部って感じ。あの辺の一体、本当に癒されるし、安心するんですよね」とした。
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