ブレイク・ライブリー、ライアン・レイノルズBlake Lively and Ryan Reynolds seen in Greenwich Village on April 29 2025 in New York City.

Photo: Aeon/GC Images

映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』(2024)の撮影中に起きたトラブルをめぐり、泥沼裁判を繰り広げていたブレイク・ライブリーとジャスティン・バルドーニ。このたび、バルドーニと彼の制作会社ウェイフェアラーによる訴えが棄却され、ライブリーの弁護士が勝利宣言した。

「本日の判断は、ブレイク・ライブリーと、ジャスティン・バルドーニとウェイフェラー側が報復訴訟に巻き込んだライアン・レイノルズらにとって完全勝利であり、身の潔白を完全に証明された」と『PEOPLE』にコメント。今後の裁判で、損害賠償に加え、弁護士費用や懲罰的損害賠償を求めていく方針だと明らかにした。

ジャスティン・バルドーニ、ブレイク・ライブリー『ふたりで終わらせる』IT ENDS WITH US  Justin Baldoni Blake Lively 2024.

『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』(2024)

Photo: ©Sony Pictures/Courtesy Everett Collection

この訴訟は、昨年末にライブリーが同作の製作・監督・共演者であるバルドーニをセクハラと中傷キャンペーンで提訴したことに端を発する。バルドーニはライブリーの訴えを否認し、彼女が映画の主導権を握るために策を講じたとして恐喝と名誉棄損、プライバシーの侵害などで損害賠償4億ドル(約578億円)を求めて反訴。さらに中傷キャンペーンを報じた『ニューヨーク・タイムズ』紙を相手取り、名誉棄損で2億5000万ドル(約362億円)を求めて提訴した。

ニューヨーク南部連邦地方裁判所のルイス・J・リマン判事は6月9日(以下、現地時間)、名誉棄損の責任を問うための必要要件を満たす主張をしなかったとして、バルドーニの訴えを棄却した。黙示的契約違反と契約不法妨害の訴えについては、6月26日までに修正訴状を提出すれば、訴訟を続けることができるとした。

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