5歳のときにオーディション合格
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アニメのキャラクターが持つスピリットを見事に実写で再現させたマイア・ケアロハは2016年、ハワイ島カイルア・コナに生まれた。ハワイ先住民の血を引く彼女はフラダンスに親しみ、地元の文化と自然の中でのびのびと育った。
俳優を志すきっかけとなったのは、2021年に配信されたドラマ『天才少女ドギー・カメアロハ』。ハワイが舞台の同作を見て演技に興味を持ち、母親のサポートを受けて2022年、地元で「ミニ・ミス・コナコーヒー」コンテストに出場し、わずか5歳にして優勝を果たした。そこから5週間後、実写版『リロ&スティッチ』のオーディションを知って挑戦を決意。15回にわたる厳しい選考を経て、800人を超える候補者の中からリロ役に大抜擢された。
選ばれた理由は、「フラを愛するハワイ出身の少女」という設定そのままの生い立ちさと、業界に染まっていない純真無垢なエネルギー。加えて演技における天性の才能も際立っていたからだという。合格の知らせを聞いた瞬間、「生まれて初めて言葉を失って泣きました」と『Entertainment Tonight』のインタビューで明かしている。本人いわく、自分とリロの共通点は「クラフト(工作)が好きなところ」。おもちゃにはあまり興味がないが、手作りや創造的な遊びが大好きだそうだ。
スティッチとの“共演”は?
『リロ&スティッチ』は6月6日より日本公開中。
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