『SUITS/スーツ』で9シーズンにわたり華やかな弁護士ドラマの世界を彩ったドナ役のサラ・ラファティが、今度はまったく異なる役柄に挑戦している。Netflixオリジナルシリーズ『マイライフ with ウォルターボーイズ』で多くの子どもたちをまとめる母親キャサリン役を演じるサラは、「母親が大衆メディアでどのように描かれるかについて非常に注意深くなっている」と明かしている。

『SUITS/スーツ』スピンオフでハーヴィーとドナの“その後”が明らかに!

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『マイライフ with ウォルターボーイズ』母親役で見せる新境地

『マイライフ with ウォルターボーイズ』は、家族を交通事故で亡くした15歳の少女ジャッキーが、突如としてニューヨークからコロラドへ移り住む物語。サラ演じるキャサリンは、ジャッキーの母親の親友であり、深い悲しみに暮れるジャッキーを自身の大家族に温かく迎え入れる役どころである。

「このドラマは、たくさんの親子が一緒に観ているファミリー向けの番組です」と、サラはロサンゼルスで開催された、米Flow Space主催のウィメンズ・ヘルス・サミットで説明。複数の世代が注目しているからこそ、「女性を貶めるようなあらゆる決まりきった描写から離れるよう、私はかなり注意深く見守っています」と力強く語っている。

撮影現場で起きた印象的なエピソード

撮影中に監督の何気ない一言が気になった日のことを振り返っている。「ある日、監督がとても忙しくて、撮影をどんどん進めなければならなかったんです。そのとき監督が”ママには怖がって、パパには楽しく反応して”って言ったんです。私は”それはやめましょう”って思いました」

サラはさらに、Netflixドラマの制作中、「あらゆることを同時にこなす母親たちをどう描くかについて、現場で本当に素晴らしい議論ができている」と明かしている。

『SUITS/スーツ』での華やかでスタイリッシュな世界から一転、今回のキャラクターについてサラはこう語る。「今このキャラクターに私が持ち込みたいと思う大切な要素は、彼女が母親であり、獣医であり、養子や実子などたくさんの子どもたちを抱えていて、物事がごちゃごちゃで、時には失敗もするということです」

「失敗したときこそ、修復のチャンスがあるんです」とサラは付け加えた。この言葉には、完璧な母親像への反発と、リアルな人間らしさへの憧憬が込められている。

こうしたリアリティのある描写が、必ずしも制作側の求めるものではないこともサラは認めている。「でも、ほんの一瞬でも“本物らしさ”を見つけて、母親たちを悪く描かないようにしたい――。それが私のモチベーションになっています」と、自身の信念を語った。

サラが出演するNetflixオリジナルシリーズ『マイライフ with ウォルターボーイズ』シーズン1は独占配信中。シーズン2配信を前にすでにシーズン3への更新が決定済み。(海外ドラマNAVI)

参考元:TV Line

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