フジテレビ系ドラマ「ロンダリング」に出演する(左から)菅井友香、藤原丈一郎、大谷亮平
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なにわ男子の藤原丈一郎(29)が連続ドラマ初主演を務める。7月スタートのフジテレビ系ドラマ「ロンダリング」で、死者の声が聞こえる特殊能力を生かして事故物件を浄化する役。「ホラー的な怖さより、人と人とのつながりや温かさが表現されたドラマ。ぜひ楽しみにしていてください」とアピールした。関西テレビ(カンテレ)が制作。毎週木曜深夜に放送される。
連ドラにグループなどで主演したことはあるが、単独主演は初めて。記念すべき作品は、縁の深いカンテレ制作となった。ジュニア時代には、なにわ男子とAぇ!groupの冠番組「なにわからAぇ!風吹かせます!」が放送されるなど、同局の番組に多く出演してきた。さらに「実は(大阪市北区扇町にある)カンテレの裏の病院で生まれたので、一番カンテレに近いアイドルなんですよ」という生粋の“カンテレ男”だ。
主人公が事故物件に問題なく住めることを証明して、物件のイメージを“浄化”するアルバイトを始めたことをきっかけに、非業の死を遂げた人々の人生に寄り添い、奮闘していくオリジナルストーリー。大阪が舞台で、藤原のせりふは関西弁。普段は関西弁でのマシンガントークが持ち味の一つだが「改めて、関西弁って言いやすいけど文字にすると覚えづらいなと思いました」と苦笑いした。
撮影も大阪で行われており「こんなに長期で、しかもドラマでというのは初めてだったので、どこか不思議な感覚です」と笑いつつ「大阪でドラマを担えることが、やっぱり凄くうれしいです」と喜んだ。
共演は菅井友香(29)と大谷亮平(44)。元櫻坂46キャプテンの菅井は、カンテレの競馬中継番組「競馬BEAT」でMCを務めており、こちらも局との縁が深い。さらに大谷は、実は大阪府吹田市出身。“関西パワー”で作品を盛り上げていく。(糸賀 日向子)
≪大谷も「偶然」母校“再会”≫菅井は主人公がアルバイトする不動産会社の社員役。場所などの霊にまつわる危険度を“色”で判別できる役どころだが、菅井は霊感が全くない。「“お化け探知機”を持ち歩いていた時期があるくらい(霊に)興味があるので、演じていて凄く楽しいです」と話した。大谷は不動産会社の社長役。大阪での撮影に新鮮さを感じており「偶然、撮影で母校の前を通り過ぎた。高校生だった自分が何十年後にここでドラマを撮っているなんて…いまだに信じられないです」と感慨に浸った。
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