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テイラー・スウィフトは“Look What You Made Me Do”の新ヴァージョンがドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』の最新話で使われている。

シーズン6の第9話のオープニングでエリザベス・モス演じるジューン・オズボーンは司令官たちに対する反乱を起こす。そこで2017年発表のアルバム『レピュテーション』からのシングルだった“Look What You Made Me Do”を再レコーディングした音源が使われている。

テイラー・スウィフトは2020年からかつて在籍したビッグ・マシーン・レコーズとスクーター・ブラウンとの確執により過去6作品の再レコーディングを行っている。マスター音源を所有することを目的とした再レコーディング音源は「テイラーズ・ヴァージョン」と呼ばれており、通算6作目の『レピュテーション』はビッグ・マシーン・レコーズからリリースされた最後のアルバムとなっている。

当該シーンはこちらから。

“Look What You Made Me Do”を使用したことについてエグゼクティヴ・プロデューサーも務めるエリザベス・モスは米『ビルボード』誌に次のように語っている。「この番組にテイラーの曲を使いたいと長年思っていました。そして、やっと彼女の曲に完璧な場面を見つけました。これ以上に完璧な場面も曲もないと思いますので、待たされたことを嬉しく思います」

エリザベス・モスは次のように続けている。「テイラーは個人的に大きなインスピレーションとなってきました。私自身スウィフティーですが、イヴォンヌ・ストラホフスキーをはじめ、スウィフティーズであるキャスト全員を代表して、番組の最終話付近で彼女の音楽を使うことができて光栄です」

「編集を担当するウェンディには『最後の2話でテイラー・スウィフトの曲が合う場面を見つけたい』と言っていました。第9話のオープニングで音楽の合う場面を見つけられればと思っていたのですが、この場面にこの曲を選んでくれたのは、すべてウェンディのおかげです」

『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』のシーズン6は最後のシーズンになると見られていて、4月8日から配信が始まり、5月27日に配信される第10話で締めくくられる予定となっている。

一方、テイラー・スウィフトはジャスティン・バルドーニとブレイク・ライヴリーの法廷闘争が続く中でジャスティン・バルドーニの弁護士から召喚状が出されたことが明らかになっている。

法廷闘争はジャスティン・バルドーニが監督・共演した2024年の映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』の撮影に関連して、セクシャル・ハラスメント、名誉毀損、悪意ある報復行為があったという訴えから始まったものとなっている。

テイラー・スウィフトの代理人はこの召喚状に対して距離を取る対応を発表している。「テイラー・スウィフトは映画のセットに足を踏み入れたことはありませんし、キャストやクリエイティヴの方向性について一切関わっていません。映画の音楽も手掛けていませんし、編集を観たり、映画について発言したこともありません。公開日までテイラー・スウィフトは映画を観ていませんし、2023年と2024年には史上最大のツアーで世界中を旅していました」

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