永野芽郁
NHKが21日、東京・渋谷の同局で定例メディア総局長会見を行い、一部で俳優の田中圭(40)との不倫疑惑が報じられた女優の永野芽郁(25)が来年放送のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」を降板したことについてコメントした。
NHKは所属事務所から18日に出演辞退の申し出があったとし「NHKとして検討した結果、「NHKとして検討した結果、この申し出を受け入れることと決定しました」と説明。同作は豊臣秀吉の弟、秀長が主人公。永野は秀長の初恋相手を演じる予定だった。関係者によると、この影響でクランクインが6月上旬から中旬以降にずれ込んだ。
永野をめぐっては、週刊文春が先月24日に不倫疑惑を報道。永野を起用したCM動画や画像をネット上で展開していた企業は騒動前に9社あったが、17日までにすべて取り下げた。不倫疑惑を一貫して否定しているが、騒動は収束していない。スポニチ本紙の取材では、NHKでも数日前に配役についての協議が行われていた。「犯罪行為をしたわけでも不倫を認めたわけでもない」と出演OKとする意見が出た一方で、女性スタッフからは「特に女性の視聴者が不快に思う可能性がある」と懸念する声も上がっていた。
ドラマ関係者は「NHKの顔である作品で、さらに事務所の先輩である仲野さんの主演作に迷惑をかけるということを考慮したのではないでしょうか」と推測した。過去の大河ドラマでは、斉藤由貴(58)が不倫報道の影響で、18年放送の「西郷どん」を降板したことがある。
代役は女優の白石聖(せい、26)が務めることが分かっている。
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